侯爵家の秘宝

　　　寒くなってきましたね　


　　　　長らく居座っていた風邪菌も、


もはや私の身体から吸い取るものが何一つないと気づいたようで……。


　　昨日はぶらりこちらにお出掛けしてきましたよ　

リヒテンシュタイン　華麗なる侯爵家の秘宝


　　未だ風邪菌保持者である可能性も捨てきれなかったので、　　


　　　　　昨日は勿論マスク着用です。


　　……で、マスクしてると眼鏡が曇っちゃう（ときどき眼鏡派です）


　　　昨日は眼鏡を諦め、壁の解説文にはにじり寄り、


　　華麗なる秘宝を堪能して参りました　


　　　会場は勿論撮影NGなので……


　　　　　例の如く絵ハガキを。



　　　

　　　　　　ペーテル・パウル・ルーベンス作

　　　　《　クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像　》

　　　
　　　　ルーベンスが、彼の長女を描いたものです。

　　　金色の髪が例えようのないほど艶やかで、

　　　　　まるで生きた人のようでした。



　　　　　　

　　　　　　フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー作

　　　　　　　　　　　《　磁器の花瓶の花、燭台、銀器　》

　　　　　　　　色彩が、驚くほど鮮やかでした。

　　　　　　　　　　保存状態の素晴らしさを思わせます。




　

　　　　　　　　フリードリヒ・フォン・アメリング作

　　《　マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２歳の肖像　》

　　　　　
　　　　　　　　まるで寝息が聞こえてきそうな愛らしい寝顔でした。

　　　　画の前で、みなさん溜め息を吐かれていましたね。




　　その後会場を後にした姉と私は、東京ソラマチ　へ。



　　　　遅めのお昼ご飯に、石焼ビビンバ。　


　　　


　　　
　　　韓国料理のお店なのですが、韓国のポップスがガンガン掛かりまくりで　


　　ありゃりゃ～、ここって所謂韓流ファンのみなさんが集う店だったのかしらん？　




　　　それからテラスに出て、定番すぎる写真撮影　


　　　



　　　相変わらず観光客のみなさんでごった返していて……　


　　まったりお茶でもしようと

　　　　　　100% Chocolate Cafe.　に入ったのですが、


元気すぎる女子大生？の声にかき消され会話も儘ならない有り様　

　
そうこうしているうちに５時を過ぎ、スカイツリーの点灯が始まり。



　　　


　　　　　　　　冬は点灯早いんですよね　

　　　　毎日眺めてる筈なのに、近くで見るとまた趣が違いますね。


　　　
　風邪ひいてちょっぴり気弱に、そしてすっかり引き篭もりになっていた私ですが、

　　
　　　　　美しいものに触れ、それから雑踏に揉まれ、


　　　以前の日常を取り戻せたような気がしています。





　　　　留守番の間ゆっくりお昼寝できなかったのか、


　　　


　　　　　台所に立つ私の足元でうとうとする坊主　





　　　えっと……、



　　



　　　　



　　　　　　　　　　　これが……、我が家の秘宝です