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私としたことが

       週末、風邪をひきました。


   
   喉の奥がヒリヒリして、鼻の奥がカピカピして、


  思い出したように垂れてくる鼻水は、


鼻の奥を潤すどころか鼻孔から流れ出ることを止めず……。



 既に1週間以上我が家に滞在し続けている風邪菌が、


  干からびた様子の夫の身体にいよいよ嫌気でも差したのか、


  ついにこの週末私の身体に移り住んだ模様でして。



   朝、目覚めると喉の奥が焼け付いたように痛く、


 夕、晩のおかずにと火を入れ始めていた豚肉に胸焼けを覚え、


     散歩に出ても足取り重く、


  腰を下ろしてはたもつを日向ぼっこに付き合わせる始末。  




     12-11-04_852.jpg
 


          すご~くいいお天気だったんですけどね 

        パッとしない週末だったんですよね 




 日頃は台所に立たない我が夫ですが(……というより私が立ち入らせない)


   こんな時はいつも以上に張り切りだし、


  洗い物を済ませてくれた台所回りは、


   私が立つ日常よりも寧ろピカピカに 


  「あぁ、いつもやってくれて構わないのよ~ 


        ……なんて思いつつ、


反面、日頃の手抜きを責められているようでなんだか落ち着かない 


人ってホント、我が儘な生き物なんですね(← 私だけかっ 




  遠い昔、私は、ひどく虚弱な子供でありました。


 小学生の頃、各学期ごとに1週間単位で病気欠席するのがお決まりで……。

   
   母が学校へ病欠の連絡を入れると、


「○○さんは風邪でお休みです。

    班ごとに順番で授業のノート取ってあげましょうね」


      とのお達しが先生から出されるようで。


  ○○さん、予定通りであれば1週間休む筈……、


    先生も既にそう承知していたんでしょうね。



 (月)風邪の初期症状が出始める

 (火)発熱し始める

 (水)解熱剤が必要なくらい高熱に

 (木)熱が下がり始める

 (金)ほぼ平熱に

 (土)登校できるくらい元気に

  「身体を慣らすまでは登校禁止」という母の考えのもと欠席

 (日)暴れられるくらい元気に

  「調子の乗るとぶり返すから」という母の忠告のもと自宅待機



  とにかく、まあ、過保護だったんでしょうね。


 咳が止まろうが熱が下がろうが、


  そう簡単に家から出してもらえなかったのを覚えています。



 実は、熱を出すといつも高熱で、


   私の辞書に「微熱」という言葉がなかったのは事実です。


 私の子供の頃は電子体温計なんてシャレたものはなかったので、


  どこの家庭も水銀体温計を使っていたと思うのですが、


その水銀体温計のメモリを振り切る勢いで、

 
           体温が上昇しちゃう訳ですよ。


 水銀体温計、最高値が確か42℃だったかと思います。


……で、いったん発熱するとその最高値に軽く達してしまうのです。


 「42℃超えるとどうなるぅ?」


   「これ以上いったら、先っぽが爆発しちゃうぅ?」

(えっと、水銀が先まで達すると破裂しちゃうと思っていた…… 


「これ以上いくとバカになっちゃうよね?」

 (高熱が続くと脳に影響があると恐れていた…… 


  バカな質問を繰り返す娘を宥め寝かしつけるのに、


   母はさぞ厄介な思いをしたのだろうと想像できます。



   
 ……で、高熱でフラッフラの筈なのに、なぜか食欲だけは衰えないんですよ。


   「ご飯、何なら食べられる?」と訊く母に、


 「ラーメン 


   「ラーメンなんかダメだよ」と母。


 「じゃあ、カレーがいい 


          


   「……お粥で、いいね」


  (じゃあ、なんでリクエストなんか訊いたのさーっ 



  
    それでも……、


 発熱したときには発熱したときなりの楽しみや喜びがあるんものなんですよね 


   母が食べたいものを訊きにきてくれることは勿論、


  母がいつも以上にプリンやババロアを買い揃えてくれていたり、


   母がいつも以上に私の様子を覗きにきてくれたり……。


  火照り切った額に当てられた母の手のひんやりした感触の心地よさだったり、

 
汗ばんだ身体を拭うその前冷え切った両手をストーブで温める母の後ろ姿だったり。



  今になってみると、


 喉の奥の痛みや熱によるふら付きより、


   母親を独占できる喜びの方が勝っており、


 風邪の辛さをあまり感じていなかったことを思い出します。



   ちなみに……、

 
  風邪をひくと全ての機能が猛烈に低下してしまう姉は、


   「ゼリー食べた~い」なんて欲求に駆られることも、


「アイス買ってきて~」なんて甘ったれを訴えることも一切なく、


ただひたすら熱と吐き気に耐えている姿だけが


   私の脳裏に焼き付いています 



   この歳になるとさすがに、


「プリン食べさせて~」なんてうなされながら


      寝込むようなことはありませんが……。





   時には繭の中に身を隠し、


 明けも日暮れも知らずに眠り込んでみたいなぁという、


  細やかな欲求、覚えることあるんですよね~。









    12-11-05_1232.jpg


            母ちゃん、サボり病ですね 




  12-11-05_1231.jpg


          ふぁ~、修行が足りませんね~ 





   
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風邪は大丈夫ですか?

分かりますね~、母の独り占めって感覚。
なんか大事にされてるってホクホクしてましたね。

私はあんまり風邪をひく方じゃなかったけど
懐かしく思い出してしまいました。

無理をしないでどうぞお大事に。

No title

たもつせんせい*

記事がお休みになっているということは。。
まだ風邪と闘い中なのでしょうか?><
心配です。
いろんなこともう忘れて、とにかく休んで、栄養とって、
早くゆっくりよくなってくださいねv-22

読みながらわたしも、小さいころのこと思い出してました。
わたしは逆に、平熱も低いし熱を出すことがほとんどなくて、
熱を出して学校を休む友達なんかに、憧れてたりなんかして。。(←こら。)、
よく、体温計こすって仮病使って学校休もうとしたりしてました。
うちは、お母さんが看護婦さんで、夜勤があったりとか、なかなか家でゆっくり一緒に過ごせる時間がなくて、
だからわたしも、風邪で学校を休んで家で寝てるとき、
なにがいちばんしあわせだったかって、そう、
お母さんを独り占めできたことだったんですよね。
そのきもち、すんごくすんごく、わかります。
だから、仮病まで使おうとしたんですよね。。(笑)

たもつせんせいのそばには今は、心優しい素敵な旦那様がいてくれるわけですねi-176

またお元気になられて、お話できるのを楽しみにしています。
それまでどうか無理をされず、ゆっくりお大事にしてくださいね。

*まりこうた*

コケモモさま

何なんでしょうね、風邪ひいて辛い筈なのにちょっとしたイベント感?っていうか…… i-229
そんなこと言ったら看病してる人間に怒られちゃいそうですけど。
ずーっと虚弱だった筈なのに、結婚して強く、たもつを迎えて更に強くなりました i-278
この冬はもう寝込まないように頑張りたいな~。

無理をしないでどうぞお大事に。 ← ありがとうございます i-176

まりこうたさま

お返事遅くなりごめんなさい。
ご心配いただきありがとうございました i-176

今回の風邪は、抜けそで抜けないって感じの手強い?風邪で……。
鼻水も咳も止まってるのになんだかやる気が出ないっていうか……。
あ、これ、精神的な問題か i-201

熱を出して学校を休む友達なんかに、憧れてたりなんかして。。 ← これ、なんか分かるような気がします。松葉杖ついてきた友達のことちょっと羨ましいと思っちゃったり i-201
まりこうたさん、お母さんが看護婦さんなんですね~。
尊敬しちゃうなぁ i-189
家族に医療関係者がいると安心だけど、小さい頃はやっぱ寂しいものなのかなぁ、お母さんが夜勤とか。
お母さんを独り占め ← 私、とっても過保護に育ったんですけど、それでもお母さん独り占めって感じが嬉しかったんですよね~、すっごく欲張り i-229
まりこうたさんの仮病作戦、とってもカワイイです i-179

まりこうたさんのとこにも、またお邪魔させていただきますね i-185
プロフィール

たもこ

Author:たもこ
生後2ヵ月で我が家にやってきた柴犬たもつ。
日々進化を続けるたもつと彼に翻弄される犬素人夫婦の日常を綴ります。
旧名たもつ先生です。
たもつ ♂ 
2007年10月19日生まれ

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