変化するアレルゲン 3/3追記あり

今日の河原です。
今回も坊主のお腹の記録なので、
長くて退屈です……。
先日大腸炎を患ってしまい、
お薬でどうにかなってはいるものの、
改めて食の見直しを迫られている坊ちゃんです。
大腸炎の原因は様々です。
1年前のこの時季にも発症していることから、
「これは季節的なもの?」と
呑気に考える自分がいなかった訳ではありません。
それでも今回スッキリ完治といかないところを見ると、
やはり食事に(も)原因があると考えた方が良さそうです。
大腸炎の原因(の1つ)がアレルギーであるならば、
そのアレルゲンを取り除かなければなりません。
ちなみに、アレルゲンを摂取してしまった場合、
・ すぐに下痢・嘔吐などの反応が出る(即時性)
・ 長期に亘り摂取したことでジワジワと反応が出る(遅延性)
……と、症状の出方にも違いがあったりします。
反応が早ければ即「NG食材」と判断できるのですが、
ジワジワと反応が出る場合は、判断が難しいです。
今現在、主に摂っているのは、
・ ダームディフェンス(皮膚ケアの為のフード)
・ ササミ(フードのみでは食べ渋る・外ではフードを食べない)
時たま摂っているのは、
・ クリームチーズ(薬やサプリを飲ませる時)
・ パン(空腹時に食べ渋りがある際、胃酸の戻りを抑える為)
・ ゆで卵(最近食べるように)
こうして見てみると、
彩り豊かな食卓とは言い難い感じですね。
大腸炎の原因がアレルギーと想定し、
まず疑ってみたのが「ダームディフェンス」
原材料に「米」が含まれています。
2008年のアレルギー検査では「陽性」です。
これを除去する為、

先日久しぶりにご飯を手作りしました。
ササミ・キャベツ・ニンジン・サツマイモを一緒に煮て、
ゆで卵をトッピング。
急遽作ったので必須オイルなどは入っていません。
スンスンするものの、

トッピングのゆで卵を食べた後は、見向きもせず。
ササミを取り出し鼻先に差し出すも、
匂いが気に入らないのかプイっとされてしまいました。
なんということだーっ!
数年前は完全手作り食で過ごしていた坊ちゃん。
入っている野菜も躊躇うことなく口にしていたのに。
え? 年取って、我が儘になった?
口に合わないもの、無理して食べることないって?
お腹の弱い子に良いとされる手作りご飯を改めて勉強し、
食材の購入リストまで作ってあったのに……。
えっと……、すぐに心が折れちゃうタイプなので、
ご飯の手作りは一旦中止です。
次に疑ってみたのが「ササミ」
鶏肉に関しては、IgE検査・リンパ球検査共に「陰性」でした。
ただ、これは飼い主の感覚に過ぎないのですが、
ササミばかり食べて過ごした日は、
どうも耳の中が腫れやすい……ような気がしているのです。
坊主は出先でフードを食べてくれない為、
遠出をした際口にするのはササミに偏ってしまいがち。
そしてそんな日に限り、
帰宅後耳の中を痒がっている?素振りを見せるのです。
先生に話してみたら
「アレルギーを疑ってみても良いかも」と言われました。
鶏肉は陰性、他の肉類に比べてもその数値が低いことから
安心して与え続けていましたが、
長期間摂取したことでアレルゲンとなった可能性も否定できません。
「ならば豚肉も取り入れてみては?」と先生。
「アレルゲンか否か判断するには
1ヶ月ほど摂取し様子を見るのが好ましいのですが……。
1週交替で鶏肉と豚肉とを与えてみても良いかも」とのことでした。
アレルギー症状を出難くする方法として、
フードローテーションという手法があります。
同じものを食べ続けているとアレルゲンの許容量を超え
発症しやすくなると言われているので、
数種類のフードを交替で利用するというものです。
取り敢えず、脂の少ない豚ヒレ肉を購入。
先程出してみましたが、食いつきは良いです。
この日は何度もオカワリしました。
ササミに比べたら脂っけがあるものね。
身体に合うかどうかは、暫く様子を見なければなりませんが。
……と、試行錯誤している中、前進?したことが1つ。
「大麦」を含むフード「腸内バイオーム」を食べると
お腹が緩くなることが判明したのは先週半ばのこと。
フードを止めお腹も復調!と思っていたところ、
再びお腹が緩くなる事態が発生しました。
なんで?
あ、さっきパンを食べさせたんだった……。
これまでパンを食べてお腹が緩くなることはなかったのですが、
2016年のリンパ球検査で「陰性」と出た「小麦」が、
今はアレルゲンと化しているのかもしれません。
「大麦」に反応しているくらいだから
「小麦」で反応してもおかしくない。
これはいよいよ、グルテンNGなのかもしれません。
※ グルテン:
穀物(主に麦など)を製粉して得られるタンパク質のこと
グレインは穀物そのもののこと
その後パンを一切与えないようにしてみると、
サラゾピリン(下痢止めも入っている)を服用せずとも、
お腹の調子は絶好調、
お手本のようなウ○チをしてくれるようになりました。
胃酸で食道や胃を傷めないようにと、
食欲のない朝はパンを与えることが多かったのですが、
これが坊主の不調を生んでいたと思うともう……(泣)
今現在「米」に関しても判断が付き難いところですが、
一応米粉パンも検索しておきました。
米粉パン、
どこのスーパーにも置いてくれる時代がくると良いんだけど。
軟便が治りそうで治らない……という時、先生からあった話が、
「腫瘍を疑う場合、
全身麻酔をかけずに内視鏡で診ることはできます」というもの。
え? なにそれ? 坊主を羽交い絞めにして?
不謹慎だけど、想像して笑ってしまった。
まあ、部分麻酔はかけるんでしょうけどね。
パンを止めてみて、取り敢えずは復調を見た坊主のお腹。
食事って大事、そして難しい。
……ということで、2020年2月末時点での坊主の食事。
・ ダームディフェンス(皮膚ケアの為)
・ ササミ ※痒みの出方を確認しながら
↑ アレルギー症状が出た為中止(3/3追記)
・ クリームチーズ(服薬の為)
・ 無糖ヨーグルト(プロバイオティクス摂取の為)
・ ビオフェルミン錠剤(腸内環境の為)
・ アンチノール(シニアケアの為)
いつも気分よく過ごしてもらえるように、
飼い主も進化し続けなきゃなりませんね。

居眠りしてたところを不意討ち、
変な顔が撮れました(笑)
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