パンとチーズ
長らくブログ放置してしまいました。

たもつも家族も元気に過ごしておりました……が、
昨日またしても、坊主が夜間救急へ。
理由は……、さっさとお話しちゃいますね、
これが3度目となる「前庭疾患」です。
空模様もパッとしなかった4連休、
たもつ家は遠出もせずまったりと過ごしておりました。
その4連休も終了という水曜日の未明のことです。
……ん? なんか、違和感……。
意識がぼんやりとしている中、
くちゃくちゃという咀嚼音にも似た音。
おまけに……、異臭。
!? !? !?
あー、失禁しとる!!!
私の頭の上、布団はオシッコでぐっしょり。
慌てて明りを点けてみると、
そこには盛大に散らばった吐しゃ物と、
口の周りを吐しゃ物と泡立った涎で汚し、
息遣いも荒く目を回している坊主の姿が。
「目が振れてる(眼振)、前庭疾患だわ」
「どうする? 病院行く?」
時刻は午前3時半、この日は連休明けの出勤日。
どうする? 病院行く? 仕事は……、休めない。
前庭疾患を発症するのは3回目。
これまでよりも、症状は軽いように見える。
どうする?
掛かりつけ医が診察を開始する午前9時まで
あと5時間以上ある。
少し迷いましたが、夜間救急へ駆け込むことに。
以前2回お世話になっている病院へ電話をしてみると、
休みということで他の系列病院を紹介されました。
ちょっと遠いけど……、取り敢えず行ってみよう。
坊主はと言うと……、
少し、落ち着いたかな?
眼振は以前の2回ほど激しいものではなく、
斜頸は少しあるものの、
布団の上でのたうち回るようなことはない。
バスタオルで身体を覆い抱え上げようとするも、
力の抜けた11キロは扱うのにも難儀します。
私の腕の中で大きく身体を仰け反らせると、
天地逆転したことにパニックになった坊主は、
危うく腕の中から落ちそうに。
今度はしっかりと抱え上げると、
坊主の頭を私の胸に押し当てるようにして、
病院へと急ぎました。
幸い道路は空いていました。
まあ、午前4時前ですからね。
私の腕の中にいる坊主は、
首をほぼ直角に曲げ、白く濁り始めているその目で、
私のことをじっと見つめていました。
大丈夫、大丈夫だからね。
1回目の時も2回目の時も大丈夫だった。
だから今回も、絶対大丈夫。
病院に到着する頃、
坊主には既に回復の兆しが見られ、
頭を自力で起こすことができていたし、
頭の振れなども見られなかったように思います。
診察台に乗せてみると、
少々危なっかしい感じではありましたが、
自力で立つことができました。
先生曰く「まだちょっと目が振れてますかねぇ」とのことでしたが、
斜頸もほとんど分からない程度で、
これは、これまでで最も軽症かもという感じです。
初めて前庭疾患を発症した時は、
「立てるようになるまで数日掛かる」とも言われたので、
(数時間後には河原をお散歩できていましたが)
今回は治療が必要ないかも?……という状態に、
飼い主も少々戸惑いを覚えてしまいます。
先生からの提案は、
・ 院内で処置(脳圧降下剤の点滴)なら所要時間は30分ほど
・ 自宅で処置(脳圧降下剤を経口摂取)なら即帰宅
……というものだったので、
吐き気止めの注射だけ打って頂き、帰宅することに。
診察室を出る頃には、眼振も治まっていたようで、
待合室では頭を上げ、周囲をキョロキョロ見渡す余裕まで。
病院を出てから駐車場まで少し歩くのですが、
夫に抱えられた坊主の顔は……、
口角を上げ、なんだか楽しそう♪
……って、おいっ!
帰宅したのは、午前5時半。
恐る恐る坊主を床に降ろしてみると、
もうスタスタと歩き始めているではないですか。
嬉しいよ、嬉しいんだけどね……。
うん。回復が早いのは、嬉しいことだよ。
広げっ放しの布団に目を遣ると、
豪快にぶちまけられた吐しゃ物と、
盛大に広がったオシッコの染み。
坊主を見遣ると、
おいっ! 少しはジッとしておれんのかっ!
坊主はあっちへフラフラこっちへフラフラ。
決して足元がふら付いている訳ではありません。
ただ、あっちの部屋フラフラこっちの部屋フラフラで、
ちっとも落ち着いていないのです。
いいからジッとしててくれないかな。
目眩でもして引っくり返られても困るから!
こうして、夫は睡眠時間3時間ほどで会社へ。
坊主は早々に「お腹空いたー」とメシを要求。
ん? 前庭疾患特有の食欲減退はないのかな?
大好きなササミを出してみましたが、
口に含んだもののペッと吐き出し、「これじゃない」と。
仕方がないのでパンを進呈してみると、
こちらはムシャムシャ。
我が家は坊主の為に幼児向けのパンを常備しています。
消化器の弱い坊主には空腹時にはタンパク質よりパンなので。
それでもササミくらいは口にしてほしいので、
前菜代わりにクリームチーズを進呈してみると、
こちらも躊躇うことなくパクリ。
その日の午前中は、ササミには口を付けず。
「おいらはパンとチーズさえあればいいの!」と言う始末。
フランス人かよっ!
午前9時過ぎ、お散歩に出てみました。
ふら付くことなく、歩くことができました。
この後掛かりつけ医にも診て頂きましたが、
前庭疾患の予防になるかも?というお話もしてきたので、
次回書きます。
長らくみなさんのところへもお邪魔できず、すみません。
コロナ疲れ……と言いますか、
コロナ関連の記事を目にすると、
「都民は日本中から叱られ続けている」ような感覚になり、
なんだか病んでしまいます。
前庭疾患のことを続けて記録する予定なので、
今回はコメント欄閉じますね。

たもつも家族も元気に過ごしておりました……が、
昨日またしても、坊主が夜間救急へ。
理由は……、さっさとお話しちゃいますね、
これが3度目となる「前庭疾患」です。
空模様もパッとしなかった4連休、
たもつ家は遠出もせずまったりと過ごしておりました。
その4連休も終了という水曜日の未明のことです。
……ん? なんか、違和感……。
意識がぼんやりとしている中、
くちゃくちゃという咀嚼音にも似た音。
おまけに……、異臭。
!? !? !?
あー、失禁しとる!!!
私の頭の上、布団はオシッコでぐっしょり。
慌てて明りを点けてみると、
そこには盛大に散らばった吐しゃ物と、
口の周りを吐しゃ物と泡立った涎で汚し、
息遣いも荒く目を回している坊主の姿が。
「目が振れてる(眼振)、前庭疾患だわ」
「どうする? 病院行く?」
時刻は午前3時半、この日は連休明けの出勤日。
どうする? 病院行く? 仕事は……、休めない。
前庭疾患を発症するのは3回目。
これまでよりも、症状は軽いように見える。
どうする?
掛かりつけ医が診察を開始する午前9時まで
あと5時間以上ある。
少し迷いましたが、夜間救急へ駆け込むことに。
以前2回お世話になっている病院へ電話をしてみると、
休みということで他の系列病院を紹介されました。
ちょっと遠いけど……、取り敢えず行ってみよう。
坊主はと言うと……、
少し、落ち着いたかな?
眼振は以前の2回ほど激しいものではなく、
斜頸は少しあるものの、
布団の上でのたうち回るようなことはない。
バスタオルで身体を覆い抱え上げようとするも、
力の抜けた11キロは扱うのにも難儀します。
私の腕の中で大きく身体を仰け反らせると、
天地逆転したことにパニックになった坊主は、
危うく腕の中から落ちそうに。
今度はしっかりと抱え上げると、
坊主の頭を私の胸に押し当てるようにして、
病院へと急ぎました。
幸い道路は空いていました。
まあ、午前4時前ですからね。
私の腕の中にいる坊主は、
首をほぼ直角に曲げ、白く濁り始めているその目で、
私のことをじっと見つめていました。
大丈夫、大丈夫だからね。
1回目の時も2回目の時も大丈夫だった。
だから今回も、絶対大丈夫。
病院に到着する頃、
坊主には既に回復の兆しが見られ、
頭を自力で起こすことができていたし、
頭の振れなども見られなかったように思います。
診察台に乗せてみると、
少々危なっかしい感じではありましたが、
自力で立つことができました。
先生曰く「まだちょっと目が振れてますかねぇ」とのことでしたが、
斜頸もほとんど分からない程度で、
これは、これまでで最も軽症かもという感じです。
初めて前庭疾患を発症した時は、
「立てるようになるまで数日掛かる」とも言われたので、
(数時間後には河原をお散歩できていましたが)
今回は治療が必要ないかも?……という状態に、
飼い主も少々戸惑いを覚えてしまいます。
先生からの提案は、
・ 院内で処置(脳圧降下剤の点滴)なら所要時間は30分ほど
・ 自宅で処置(脳圧降下剤を経口摂取)なら即帰宅
……というものだったので、
吐き気止めの注射だけ打って頂き、帰宅することに。
診察室を出る頃には、眼振も治まっていたようで、
待合室では頭を上げ、周囲をキョロキョロ見渡す余裕まで。
病院を出てから駐車場まで少し歩くのですが、
夫に抱えられた坊主の顔は……、
口角を上げ、なんだか楽しそう♪
……って、おいっ!
帰宅したのは、午前5時半。
恐る恐る坊主を床に降ろしてみると、
もうスタスタと歩き始めているではないですか。
嬉しいよ、嬉しいんだけどね……。
うん。回復が早いのは、嬉しいことだよ。
広げっ放しの布団に目を遣ると、
豪快にぶちまけられた吐しゃ物と、
盛大に広がったオシッコの染み。
坊主を見遣ると、
おいっ! 少しはジッとしておれんのかっ!
坊主はあっちへフラフラこっちへフラフラ。
決して足元がふら付いている訳ではありません。
ただ、あっちの部屋フラフラこっちの部屋フラフラで、
ちっとも落ち着いていないのです。
いいからジッとしててくれないかな。
目眩でもして引っくり返られても困るから!
こうして、夫は睡眠時間3時間ほどで会社へ。
坊主は早々に「お腹空いたー」とメシを要求。
ん? 前庭疾患特有の食欲減退はないのかな?
大好きなササミを出してみましたが、
口に含んだもののペッと吐き出し、「これじゃない」と。
仕方がないのでパンを進呈してみると、
こちらはムシャムシャ。
我が家は坊主の為に幼児向けのパンを常備しています。
消化器の弱い坊主には空腹時にはタンパク質よりパンなので。
それでもササミくらいは口にしてほしいので、
前菜代わりにクリームチーズを進呈してみると、
こちらも躊躇うことなくパクリ。
その日の午前中は、ササミには口を付けず。
「おいらはパンとチーズさえあればいいの!」と言う始末。
フランス人かよっ!
午前9時過ぎ、お散歩に出てみました。
ふら付くことなく、歩くことができました。
この後掛かりつけ医にも診て頂きましたが、
前庭疾患の予防になるかも?というお話もしてきたので、
次回書きます。
長らくみなさんのところへもお邪魔できず、すみません。
コロナ疲れ……と言いますか、
コロナ関連の記事を目にすると、
「都民は日本中から叱られ続けている」ような感覚になり、
なんだか病んでしまいます。
前庭疾患のことを続けて記録する予定なので、
今回はコメント欄閉じますね。
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