ウォーミングアップの旅
水曜日、たもつを連れ久しぶりにお出掛け。
夫が3日連続の有休を取っていたので、
以前より「少し遠くへ♪」という話をしていたのですが、
先週たもつが引っくり返ってしまったこともあり、
今回はウォーミングアップのつもりで近場へ。

富士山もくっきり。
新倉山浅間公園に来ています。

400段近くある階段を上るのが
定番のアプローチだと思うのですが、
それはたもつに負担が掛かるということで、
私たちは階段を一切使わず上れるコースを。
舗装された道路と、
途中からは土のハイキングコースを選ぶこともできます。
私たちが制するのも聞かず、
たもつは途中土の階段を上っていってしまいましたが。
まあ、階段上れるなら調子が良いということにしよう。

途中階段踊り場で写真撮影も可能です。

撮影を面倒がってる坊ちゃん。

口が開いちゃってるのは、
上り道を頑張ったから。
ゼーハー言ってたけど、大丈夫かな(汗)

眼下の木はすべて桜です。
花の季節には、
観光客がどっと押し寄せると思います。
実は3年前にも訪れているのですが、
その時も桜とは無縁の季節。
まあ、花の時季には駐車場に入るのにも
大渋滞になってしまうと思いますが。

日本人観光客の姿が多かったように思います。
それから、中国語があまり聞こえてこなかった分、
英語を話す方々の姿が目立ったかな。

まずまず歩けたかなと思います。
夫曰く「下りの方が脚に負担が掛かる」ということで、
ところどころ抱っこで下りてきましたが。
次の目的地へと向かう前に、
残念な気持ちになる出来事と、
嬉しい気持ちになる出来事がありました。
浅間公園で見事な眺望を楽しみ、
山を下りようとしていた時のことでした。
「ワンちゃん、今ウンチしたでしょ?」
聞こえてきたのは女性の声。
ん!? 近くにワンコさんがいるのかな?
「うちじゃないです」
女性に向かいそう返答したのは、我が夫。
え? なんで?
どうもその女性、
「たもつが排泄したにも関わらず、
私たちが放置して行き過ぎようとしている」
そう訴えているようなのです。
いやいや、「ウンチ(なんか)してないです」と私たち。
「え、だって。ワンちゃんこうやってしてたでしょ」
女性はそう言うと、自らの尻を突き出し
腰をクネクネとくねらせて見せたのです。
え!? 何それ?
あー、たもつが3本脚で立ち掻き掻きしてたから?
「あー、痒くて掻いてただけです」と私。
「ウンチなんかしてないから」と夫。
それでもまだ何か言いたげに、
ブツブツと呟いている女性。
この人、ワンコ飼いの人なのかな。
ワンコ飼いって、
マナーを守れないワンコ飼いを苦々しく思っているところあるし。
でも、それなら排泄の体勢を見間違えることなんかない筈。
女性は納得のいかない様子でしたが、
連れの女性に促されこちらを振り返りつつも先へ。
そしてその先で女性はまだ、
地面に落ちている何か?を確認しています。
いやだから、たもつはウンチなんかしてないから。
ん? ウソでしょ?
石畳の上には、大きめの石ころ。
まさか、あれをウンチだと思い込んだ?
……で、それを放置したと私たちに難癖をつけた?
それがウンチではないと知ると女性は肩をすくめ、
小走りで連れの女性の後を追って行ってしまいました。
ねぇ「勘違いでした、ごめんなさい」って
言うところなんじゃないの?
怒りもありましたが、それよりもひどく傷付けられた
そんな思いの方が大きかったです。
この後、次の目的地へと車を走らせている時のことでした。
信号のない横断歩道が見えてくると、
そこにはランドセルを背負った男の子が2人。
その手前で夫が車を停車させると、
彼らはペコリと会釈をしランドセルを揺らしながら渡っていきます。
なんて良い子たちなの!
そして、横断歩道を渡り終えた彼ら、
こちらを振り返ると2人揃って再びお辞儀をしてくれたのです。
もー、心が洗われるー。
ついさっき難癖をつけられたことなんか吹っ飛ぶくらい、
とても嬉しく爽やかな気持ちになる出来事でした。
この日はとても陽射しが強く、
車内の気温も上がってきてしまっていたので、
この後は少し涼しい場所を目指すことにしました。

田貫湖です。
ここも、数年前に訪れています。

コロナの影響で人混みを避け
アウトドアを楽しむ人が増えていますね。
こちらのキャンプ場にも
多くの家族連れの姿がありました。

ここでは17歳のワンコさんと出会いました。
しっかり自分の足で立ち、
覚束ない足取りながら散歩を楽しんでいる姿に、
ジーンときてしまいました。

たもつもあんなふうに頑張れるといいな。
たもつをあまり疲れさせたくなかったので、
そろそろ東京へ戻りましょう。
帰り道、少しだけ西へと足を延ばし、

海を臨める場所へ。

薩埵峠より望む富士山。
ここまでのナビをGoogleマップに頼ったのですが、
これが難所続きのルートを案内してきてくれて(笑)
辿り着くの無理ー!かと思いました。


病み上がりのたもつを連れ出すのは
少々乱暴かなとも思いましたが、
ウォーミングアップ代わりの今回のお出掛けから、
元気に戻ってくることができホッとしています。
実は、いつもの河原に戻ってからが、
一番盛り上がっていたようにも思いますが(笑)
今後は様子を見ながら少しずつ、
以前のような弾丸ツアーができるようになれば
嬉しいなと思っています。
今は……、外出を自粛!ですね。
たもつも落ち着いたので、
またみなさんのところへもお邪魔させて頂きますね♪
夫が3日連続の有休を取っていたので、
以前より「少し遠くへ♪」という話をしていたのですが、
先週たもつが引っくり返ってしまったこともあり、
今回はウォーミングアップのつもりで近場へ。

富士山もくっきり。
新倉山浅間公園に来ています。

400段近くある階段を上るのが
定番のアプローチだと思うのですが、
それはたもつに負担が掛かるということで、
私たちは階段を一切使わず上れるコースを。
舗装された道路と、
途中からは土のハイキングコースを選ぶこともできます。
私たちが制するのも聞かず、
たもつは途中土の階段を上っていってしまいましたが。
まあ、階段上れるなら調子が良いということにしよう。

途中階段踊り場で写真撮影も可能です。

撮影を面倒がってる坊ちゃん。

口が開いちゃってるのは、
上り道を頑張ったから。
ゼーハー言ってたけど、大丈夫かな(汗)

眼下の木はすべて桜です。
花の季節には、
観光客がどっと押し寄せると思います。
実は3年前にも訪れているのですが、
その時も桜とは無縁の季節。
まあ、花の時季には駐車場に入るのにも
大渋滞になってしまうと思いますが。

日本人観光客の姿が多かったように思います。
それから、中国語があまり聞こえてこなかった分、
英語を話す方々の姿が目立ったかな。

まずまず歩けたかなと思います。
夫曰く「下りの方が脚に負担が掛かる」ということで、
ところどころ抱っこで下りてきましたが。
次の目的地へと向かう前に、
残念な気持ちになる出来事と、
嬉しい気持ちになる出来事がありました。
浅間公園で見事な眺望を楽しみ、
山を下りようとしていた時のことでした。
「ワンちゃん、今ウンチしたでしょ?」
聞こえてきたのは女性の声。
ん!? 近くにワンコさんがいるのかな?
「うちじゃないです」
女性に向かいそう返答したのは、我が夫。
え? なんで?
どうもその女性、
「たもつが排泄したにも関わらず、
私たちが放置して行き過ぎようとしている」
そう訴えているようなのです。
いやいや、「ウンチ(なんか)してないです」と私たち。
「え、だって。ワンちゃんこうやってしてたでしょ」
女性はそう言うと、自らの尻を突き出し
腰をクネクネとくねらせて見せたのです。
え!? 何それ?
あー、たもつが3本脚で立ち掻き掻きしてたから?
「あー、痒くて掻いてただけです」と私。
「ウンチなんかしてないから」と夫。
それでもまだ何か言いたげに、
ブツブツと呟いている女性。
この人、ワンコ飼いの人なのかな。
ワンコ飼いって、
マナーを守れないワンコ飼いを苦々しく思っているところあるし。
でも、それなら排泄の体勢を見間違えることなんかない筈。
女性は納得のいかない様子でしたが、
連れの女性に促されこちらを振り返りつつも先へ。
そしてその先で女性はまだ、
地面に落ちている何か?を確認しています。
いやだから、たもつはウンチなんかしてないから。
ん? ウソでしょ?
石畳の上には、大きめの石ころ。
まさか、あれをウンチだと思い込んだ?
……で、それを放置したと私たちに難癖をつけた?
それがウンチではないと知ると女性は肩をすくめ、
小走りで連れの女性の後を追って行ってしまいました。
ねぇ「勘違いでした、ごめんなさい」って
言うところなんじゃないの?
怒りもありましたが、それよりもひどく傷付けられた
そんな思いの方が大きかったです。
この後、次の目的地へと車を走らせている時のことでした。
信号のない横断歩道が見えてくると、
そこにはランドセルを背負った男の子が2人。
その手前で夫が車を停車させると、
彼らはペコリと会釈をしランドセルを揺らしながら渡っていきます。
なんて良い子たちなの!
そして、横断歩道を渡り終えた彼ら、
こちらを振り返ると2人揃って再びお辞儀をしてくれたのです。
もー、心が洗われるー。
ついさっき難癖をつけられたことなんか吹っ飛ぶくらい、
とても嬉しく爽やかな気持ちになる出来事でした。
この日はとても陽射しが強く、
車内の気温も上がってきてしまっていたので、
この後は少し涼しい場所を目指すことにしました。

田貫湖です。
ここも、数年前に訪れています。

コロナの影響で人混みを避け
アウトドアを楽しむ人が増えていますね。
こちらのキャンプ場にも
多くの家族連れの姿がありました。

ここでは17歳のワンコさんと出会いました。
しっかり自分の足で立ち、
覚束ない足取りながら散歩を楽しんでいる姿に、
ジーンときてしまいました。

たもつもあんなふうに頑張れるといいな。
たもつをあまり疲れさせたくなかったので、
そろそろ東京へ戻りましょう。
帰り道、少しだけ西へと足を延ばし、

海を臨める場所へ。

薩埵峠より望む富士山。
ここまでのナビをGoogleマップに頼ったのですが、
これが難所続きのルートを案内してきてくれて(笑)
辿り着くの無理ー!かと思いました。


病み上がりのたもつを連れ出すのは
少々乱暴かなとも思いましたが、
ウォーミングアップ代わりの今回のお出掛けから、
元気に戻ってくることができホッとしています。
実は、いつもの河原に戻ってからが、
一番盛り上がっていたようにも思いますが(笑)
今後は様子を見ながら少しずつ、
以前のような弾丸ツアーができるようになれば
嬉しいなと思っています。
今は……、外出を自粛!ですね。
たもつも落ち着いたので、
またみなさんのところへもお邪魔させて頂きますね♪
スポンサーサイト