ビシッとお座り
昨日は坊ちゃんの健康診断へ。
我が家の坊ちゃんが受ける健診は年に2回。
大々的な健康診断はお誕生月割引のある10月に、
簡単な血液検査は4月か5月のフィラリア検査時に、
お願いをしています。
お昼前に坊主を病院へ連れて行き、
お迎えに行くのは午後3時過ぎ。
ゆっくりできるぞ~♪と思いきや、
これが案外何にもできない。
毛むくじゃらがいない部屋、
掃除機かけ放題!の筈なのに、何にもやる気が起きないし……。
ちょっぴり早めに坊主のお迎えへ。
……で、歓喜の渦の中、3時間ぶりに坊ちゃんと再会!
……のその前に、先生から説明が。
まずは血液検査の結果から。
・ HGB(ヘモグロビン)とHCT(ヘマトクリット)は基準値内。
これまでは基準値以下を示すことが多く、
「多少貧血気味かも」と言われることがあったのだけど、
これについてはひと安心。
・ TP(総タンパク)は基準値(6.0~8.0)のところ8.2。
これまでの経緯から、まだ気にするレベルではないかな。
・ 問題は毎度のことながら、ALP(アルカリフォスファターゼ)
基準値は47.0~254.0、検査結果は819.0。
いやいや、どーゆーこと!?
まあね、5月の検査結果が524.0。
昨年10月の結果が476.0。
ここのところ、ジワリジワリと上昇してきてますよ。
2年前の結果は珍しく基準値内に治まっていて、
大喜びしたところだったのにな。
この数値に関しては、
レントゲン撮影の結果を含め先生と相談することに。
その他の項目に関しては全て基準値内に治まった。
血液検査の結果については概ね良好。
血圧は多少高め?だけれど、それも心配するレベルには非ず。
……で、レントゲン検査の結果。
気管の太さ良し、心臓の大きさ良し、
心臓に繋がる血管も綺麗に写っている。
内臓全般大きさも良く腫れも見られず、問題なし。
1つ気になるところは、腰椎辺り。
これ、昨年の検査でも言われたのだけれど、
「ちょっと詰まってきてるかなぁ」ということで、
「上下の激しい運動や階段の上り下りを控える」等の注意が必要。
ここで更に肝臓のお話に。
ALPの数値が基準値をオーバーしているということで、
肝臓の状態が気になるところなのですが、
レントゲン写真を見た限り
「大きさに問題なし・腫れもなし」ということで、
じゃあ、あとは何をすれば良いの……かな?
私「食べ物とかに問題ありますか? 脂の摂り過ぎとか……」
先生「脂質が多過ぎれば、
Alb(アルブミン)やTG(中性脂肪)の数値に出るんですよね」
坊主のご飯はドライフード(ダームディフェンス)とササミのみ。
え? じゃあ、ササミの脂は問題なし?
あ、中性脂肪とか綺麗に基準値内だし、
そういう問題じゃあないのか……。
先生「お腹とかは問題ないですか?」
私「あ、下痢?とかですか? そういうのはないです」
…………先生考え中…………。
私「ステロイドとか、今はほとんど飲んでないんですけどねぇ」
先生「詳しく診るとなると、エコーになるんですけど」
私「え? じゃあ、今やってもらう……とか?」
先生「空腹時じゃないとダメなんですけどね」
あぁ、今のたもつは絶賛空腹中だよね、
健康診断の為に、長時間断食中だし。
私「じゃあ、今やってもらっちゃうとか? 何も食べてないし」
先生「でも、たもつも今日は充分頑張ったし……」
先生の雰囲気から、緊急性はないんだなとここで判断。
下痢などをしていないというのも、
検査を特に急がない理由のようでした。
エコー検査は空腹時ならいつでもオッケー、
朝食を摂らず朝散歩ついでに病院へ行けばいつでも受けられるね。
……ということで、今回もやはり問題になったのは、
ALP(アルカリフォスファターゼ)
服薬量と食事の成分、もう少し見直しが必要かな。
健診の日は消化器内を綺麗にしておかなければならず、
「食事を取っていいのは早朝まで」ということで、
この日の朝食は朝の5時半に。
普段の坊ちゃんならこんな時間に何かを口に運ぶことなんて
考えられないのだけれど(だいたい寝てるし)、
なぜかこの日は朝からモグモグバクバク。
え? 暫く食べられないって、野性の本能で察知したのか?
その後また布団に戻り、8時台にお散歩へ。
9時過ぎに帰宅したら、早速「メシくれー」状態に。
いやいや、普段そんなに積極的に食べたがらないでしょ?
ごめんよ~、今日は食べちゃいけないんだよ~。
困ったな、病院に連れて行くのはお昼前だし、
ご飯をあげずに過ごすのにも限界があるわ。
なるべく坊主と目を合せないように……、
普段それほど積極的にやらない家事を、
ここぞとばかりにいかにも忙しそうにこなしていきますよ。
それでも坊ちゃん、
この日に限りなぜかご飯皿を置く台の前から動こうとしない。
……で、シビレを切らし、その台をバシッと叩く。
いや、コワイから(汗)
あーダメだ。目を合わせちゃダメだ。
忙しい~、忙しい~、おかーさんはとっても忙しいよ~。
あー、背中に視線を感じるわ。
ものすごーくキビシイ視線が、
背中の贅肉突き破って心臓にまで達してるわ。
こういう時、ワンコっていやに辛抱強いんですよねぇ。
……で、最初はちょっとコワイ顔して
「かーちゃん、メシ!」って訴えていたんですけどね、
その表情がだんだんと切ないものに変わっていくんですよ。
うわー、どーしたらいい?
この状態、耐えられんわ。
そのうち坊主もくたびれてきたんでしょうね。
ご飯皿の台の前で、ちょっと脚を崩していたんですよ。
それが、私がその横をスッと通り過ぎる瞬間に、
ビシッ!と、
これ以上ないくらい綺麗な体勢でお座りをし直したんですよ。
いやいや、キミのお座りに不満がある訳ではないのだよ。
キミは良い子だよ。とーっても良い子。
お座りなんかして見せなくても、
おかーさんだってご飯をちゃんとあげたいよ。
あーもう無理! 泣けてきちゃう。
ちょっぴり早めに家を出て、病院へと向かいました。
空腹で歩けなかったら途中から抱っこだな、
そう覚悟して出掛けましたが、
空腹のお陰で身軽なのか
坊ちゃんいつも以上にサクサク歩いて病院へ。
お迎えに行った時は……、
先生の説明を受けている時は静かだったのですが、
ケージの並ぶ部屋に近づいた私の気配を感じ取ったのか、
突然「キューン」とか「アンっ!」とか泣き叫び、
ケージをバンバンと叩き、
さすがの私も無視をできない状況に。
「せんせー、他の子に迷惑なので出しちゃって良いですか?」
病院大好き、先生も看護師さんも大好き、
それでもやっぱり不安だったんだねぇ。
坊主のことが、ますます愛おしく感じられる一日となりました。

疲れました……。
我が家の坊ちゃんが受ける健診は年に2回。
大々的な健康診断はお誕生月割引のある10月に、
簡単な血液検査は4月か5月のフィラリア検査時に、
お願いをしています。
お昼前に坊主を病院へ連れて行き、
お迎えに行くのは午後3時過ぎ。
ゆっくりできるぞ~♪と思いきや、
これが案外何にもできない。
毛むくじゃらがいない部屋、
掃除機かけ放題!の筈なのに、何にもやる気が起きないし……。
ちょっぴり早めに坊主のお迎えへ。
……で、歓喜の渦の中、3時間ぶりに坊ちゃんと再会!
……のその前に、先生から説明が。
まずは血液検査の結果から。
・ HGB(ヘモグロビン)とHCT(ヘマトクリット)は基準値内。
これまでは基準値以下を示すことが多く、
「多少貧血気味かも」と言われることがあったのだけど、
これについてはひと安心。
・ TP(総タンパク)は基準値(6.0~8.0)のところ8.2。
これまでの経緯から、まだ気にするレベルではないかな。
・ 問題は毎度のことながら、ALP(アルカリフォスファターゼ)
基準値は47.0~254.0、検査結果は819.0。
いやいや、どーゆーこと!?
まあね、5月の検査結果が524.0。
昨年10月の結果が476.0。
ここのところ、ジワリジワリと上昇してきてますよ。
2年前の結果は珍しく基準値内に治まっていて、
大喜びしたところだったのにな。
この数値に関しては、
レントゲン撮影の結果を含め先生と相談することに。
その他の項目に関しては全て基準値内に治まった。
血液検査の結果については概ね良好。
血圧は多少高め?だけれど、それも心配するレベルには非ず。
……で、レントゲン検査の結果。
気管の太さ良し、心臓の大きさ良し、
心臓に繋がる血管も綺麗に写っている。
内臓全般大きさも良く腫れも見られず、問題なし。
1つ気になるところは、腰椎辺り。
これ、昨年の検査でも言われたのだけれど、
「ちょっと詰まってきてるかなぁ」ということで、
「上下の激しい運動や階段の上り下りを控える」等の注意が必要。
ここで更に肝臓のお話に。
ALPの数値が基準値をオーバーしているということで、
肝臓の状態が気になるところなのですが、
レントゲン写真を見た限り
「大きさに問題なし・腫れもなし」ということで、
じゃあ、あとは何をすれば良いの……かな?
私「食べ物とかに問題ありますか? 脂の摂り過ぎとか……」
先生「脂質が多過ぎれば、
Alb(アルブミン)やTG(中性脂肪)の数値に出るんですよね」
坊主のご飯はドライフード(ダームディフェンス)とササミのみ。
え? じゃあ、ササミの脂は問題なし?
あ、中性脂肪とか綺麗に基準値内だし、
そういう問題じゃあないのか……。
先生「お腹とかは問題ないですか?」
私「あ、下痢?とかですか? そういうのはないです」
…………先生考え中…………。
私「ステロイドとか、今はほとんど飲んでないんですけどねぇ」
先生「詳しく診るとなると、エコーになるんですけど」
私「え? じゃあ、今やってもらう……とか?」
先生「空腹時じゃないとダメなんですけどね」
あぁ、今のたもつは絶賛空腹中だよね、
健康診断の為に、長時間断食中だし。
私「じゃあ、今やってもらっちゃうとか? 何も食べてないし」
先生「でも、たもつも今日は充分頑張ったし……」
先生の雰囲気から、緊急性はないんだなとここで判断。
下痢などをしていないというのも、
検査を特に急がない理由のようでした。
エコー検査は空腹時ならいつでもオッケー、
朝食を摂らず朝散歩ついでに病院へ行けばいつでも受けられるね。
……ということで、今回もやはり問題になったのは、
ALP(アルカリフォスファターゼ)
服薬量と食事の成分、もう少し見直しが必要かな。
健診の日は消化器内を綺麗にしておかなければならず、
「食事を取っていいのは早朝まで」ということで、
この日の朝食は朝の5時半に。
普段の坊ちゃんならこんな時間に何かを口に運ぶことなんて
考えられないのだけれど(だいたい寝てるし)、
なぜかこの日は朝からモグモグバクバク。
え? 暫く食べられないって、野性の本能で察知したのか?
その後また布団に戻り、8時台にお散歩へ。
9時過ぎに帰宅したら、早速「メシくれー」状態に。
いやいや、普段そんなに積極的に食べたがらないでしょ?
ごめんよ~、今日は食べちゃいけないんだよ~。
困ったな、病院に連れて行くのはお昼前だし、
ご飯をあげずに過ごすのにも限界があるわ。
なるべく坊主と目を合せないように……、
普段それほど積極的にやらない家事を、
ここぞとばかりにいかにも忙しそうにこなしていきますよ。
それでも坊ちゃん、
この日に限りなぜかご飯皿を置く台の前から動こうとしない。
……で、シビレを切らし、その台をバシッと叩く。
いや、コワイから(汗)
あーダメだ。目を合わせちゃダメだ。
忙しい~、忙しい~、おかーさんはとっても忙しいよ~。
あー、背中に視線を感じるわ。
ものすごーくキビシイ視線が、
背中の贅肉突き破って心臓にまで達してるわ。
こういう時、ワンコっていやに辛抱強いんですよねぇ。
……で、最初はちょっとコワイ顔して
「かーちゃん、メシ!」って訴えていたんですけどね、
その表情がだんだんと切ないものに変わっていくんですよ。
うわー、どーしたらいい?
この状態、耐えられんわ。
そのうち坊主もくたびれてきたんでしょうね。
ご飯皿の台の前で、ちょっと脚を崩していたんですよ。
それが、私がその横をスッと通り過ぎる瞬間に、
ビシッ!と、
これ以上ないくらい綺麗な体勢でお座りをし直したんですよ。
いやいや、キミのお座りに不満がある訳ではないのだよ。
キミは良い子だよ。とーっても良い子。
お座りなんかして見せなくても、
おかーさんだってご飯をちゃんとあげたいよ。
あーもう無理! 泣けてきちゃう。
ちょっぴり早めに家を出て、病院へと向かいました。
空腹で歩けなかったら途中から抱っこだな、
そう覚悟して出掛けましたが、
空腹のお陰で身軽なのか
坊ちゃんいつも以上にサクサク歩いて病院へ。
お迎えに行った時は……、
先生の説明を受けている時は静かだったのですが、
ケージの並ぶ部屋に近づいた私の気配を感じ取ったのか、
突然「キューン」とか「アンっ!」とか泣き叫び、
ケージをバンバンと叩き、
さすがの私も無視をできない状況に。
「せんせー、他の子に迷惑なので出しちゃって良いですか?」
病院大好き、先生も看護師さんも大好き、
それでもやっぱり不安だったんだねぇ。
坊主のことが、ますます愛おしく感じられる一日となりました。

疲れました……。
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