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酔っ払い運転はやめてね

    数日前のこと。

   夕散歩を楽しむ坊ちゃん。

      橋の上で友達ワンコを発見。




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       3年前の写真。




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 はるちゃんのママにオヤツをせがむ卑しい坊主。







       「お~い、はるちゃ~ん♪」

    車道を挟んでの遭遇だったから、

      信号のところまで行って合流だよ♪

  サクサク速足になる坊主。

はるちゃんもソワソワしながら信号待ちしてる、可愛い~ 

     ……とその時のこと。




    バッターン!!!





      …………え?

 見ると、はるちゃんのママが顔色を変え

         急ぎ足で信号を渡ってきてる。

   ……で、ようやく気が付いた。

     振り返るとそこには、

 自転車ごと引っくり返っちゃってるオバアチャンの姿。

    え? あ? さっきのバッターン!って?

   「ちょっ、大丈夫ですかっ!?」(← 声が裏返ってる)


  はるちゃんのママがオバアチャンを抱き起こし、

      私が自転車を引き起こし。

 しかし、ママチャリってどうしてあんなに重たいんだろ。

   「大丈夫ですか? 頭打ってない?」

  「救急車呼ぶ? 救急車呼びましょうかっ?」

  こっちはもう、ちょっとしたパニック状態。

    背後で引っくり返ってたもんだから、

  実際私はその瞬間を見ていない。

    頭打ってたらどうしよ……。

  どこか骨折でもしてたらどうしよ……。

    その時だった。

 「おばあちゃん、お酒飲んでるでしょ?」

気付いたのは、彼女を抱き起こしたはるちゃんのママ。

    「す、すいません。すいません」

 他人の手を煩わせたことへの謝罪の気持ちからなのか、

   酒酔い運転を指摘されたことへの気まずさからなのか、

 バアチャン、ひたすら「すいません」を繰り返してる。

  「どこまで帰るの? 家、この近く?」という質問にも、

      「はい、すいません。すいません」

  転倒した衝撃から正しい判断ができないのか、

    一刻も早くその場を立ち去りたいだけなのか、

 バアチャン自転車のハンドルに手をやろうとするんだけど、

    いや、危なっかしくて独りで帰せないよ。

  「自転車引いて家まで一緒に行ってあげるから」

    たもつをはるちゃんのママに任せ、

  バアチャンと並んで歩き出そうとしたんだけど、

    バアチャン結局私の手からハンドルを奪い取り、

 ……って言うか、そもそもバアチャンの私物な訳だけど、

   「すいません、すいません」言いながら、

  呆然と見送る私たちを置き、

     その場を立ち去ってしまった訳で……。

 「お酒飲んで自転車乗っちゃダメよ。

    危ないから、(自転車)押しながら行ってね」

   はるちゃんのママからそう諭されたにも関わらず、

バアチャン私たちの視線から外れるギリギリの辺りまで行くと、

  再び愛車に跨り坂道をザザーっと下って行ってしまった。

    「ダメだ、ありゃ」

   はるちゃんのママがそう呟く。

     高齢者の自転車乗り、

ただでさえ危なっかしいというのに、その上酔っ払い運転!?

        考えられないよっ! 

   だって、はるちゃんのママ曰く、

 「それにしても、たもちゃん危なかったね。

ちょっとズレてたら、

   たもちゃんの上に倒れてたかもしれないもんね」って。

        本当に、そうだった。

 信号待ちするはるちゃんとママを、

   たもつと私は横断歩道のこちらで待っていた。

  橋の上の狭い歩道の上でのこと、

他人様の邪魔にならないようにと、

 ガードレールに貼り付くようにたもつと私は立っていた。

    バアチャンが転倒したのはその背後。

倒れたバアチャンの頭部は

  私の踵ギリギリのところまで迫って来てた。

     ……ってことはだよ、

  ちょっとズレてたら、たもつも私も転倒自転車の巻き添えに。

     キャー!!!

   いやホント、ギリッギリで難を逃れたんだなって、

       暫くしてから理解した。


  最初は、オバアチャンを助けなきゃ!という衝動から、

自分の中の小さな善人をフルパワーで稼働させた筈なのに、

      彼女が立ち去った後は、

 二次災害にでも遭ったようなビミョーな気分を味わうことに。


   年を取れば足腰は弱るし運動神経も鈍る。

  自転車乗らないでとは言わないけれど、

           酔っ払い運転だけは絶対ダメだよ。

    大変な目に遭うのは本人だけじゃない。

もしかしたら、周りも巻き込む大惨事になるかもしれないんだから。


   ホントにね、

散歩をしていて完璧に安全な場所なんてないんだなぁって思う。

    いつでも背中に目付けて歩かなきゃ!

   みなさんも、お気を付けくださいませね。








      16-07-10_1915.jpg


     散歩に出るたび、泣き濡れている。

   たもちゃん、ホラー映画みたいなんだけど(汗)

    何かの草が、アレルゲンなんだよねぇ。

 ……って言うか、アスファルトの上しか歩かなくても、

        やっぱり泣き濡れているからねぇ。

  外に出ない訳にもいかないし、困ったもんだねぇ。





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No title

もーほんとに年寄りはv-12
人の言うこと聞かないし、体力落ちてること認めないし。
だから私の人間の年寄嫌いに拍車がかかるんだよー
それに比べて犬は年取っても可愛いねーv-286
たもつも母もチャリンコの下敷きにならなくて良かったね。

怖いですねぇ~

巻き添えにならなくて、ホント、ヨカッタです!!

最近は自転車の事故
(死亡事故ですよ)が多いですから・・・
自転車の危険運転、多いみたいです。

それにしても・・・
車じゃなくても、飲酒での運転、
危険ですよね。

こちらでは
高齢者が冬のツルツル道路で
自転車の乗っていて、
ほーんとヒヤヒヤしますよ。

まわりが迷惑。

年を召しますと、
脳の中のどこかも老化して
自己中になっちゃうのかもしれませんね。

No title

背中に目は本当にそうですね、って実は私もラジオ聴きながら散歩で
冬場など車が来たのもわからず危ない目に何度か・・・・
でも、酒飲み運転の自転車は危ないですよね、
都会の方はどうかわかりませんが田舎の方は年配者(老人)の方歩くより自転車の方が便利、足腰が弱くて歩けないけど自転車なら大丈夫
そんな感じで自転車を乗っているようなんですが 車を運転する方は
何時、ふらふらと道路に出て来るかとひやひやものですよ!
ぶつかれば車が悪いですものね!でもたもつ先生 何事もなくてよかったです、
たもちゃん、何が合わないんだろうね、何かの草なんだろうけど
人間は何のアレルギーだとわかるけど、ワンコは無理なのかな?

だめだなぁアリャ
また同じことする人間だね
私らばあちゃんに呪われてんだよ~
ばあちゃん要注意人物だよ
ほんと、たもちゃんの上に倒れなくて良かったよ~っ(あ、たもつ先生もね)
後ろの酔っぱらいばあちゃん危険ーっ
熊本の、それも田舎のばあちゃんはミッションの軽トラに乗ってるよ
体が小さいから、横から見ると首から上しか見えないんだよーホラーと言うか、笑えるんよるね~っ
じいちゃんカブはノーヘルだし教育にはもってこいの無法地帯よ
我が身・・・イヤ、我が子守るのは自分だけね



おねだりたもちゃんかわいいなぁ!
頭も足も特に体のラインがおじちゃんたまらんですわ~っ



ポン太翡翠ままさま

酔っ払って自転車乗るなんてさ、我が儘なオジーチャンのすることかと思ってたら(←偏見だけど)、今回のは華奢で大人しそうなオバアチャン。
もし小さな子がすれ違ってたりしてたら大事故になってたと思うし、今考えても本当にコワイ i-282
年取ると、意固地になっちゃうんだよね~。ダメって言われれば言われるほど、自分の好き勝手に行動するようになるもんね。
好きに生きて好きに転べば良いけどさ、他人を巻き込むような事故だけは勘弁してほしいよ。
ワンコは歳を重ねるほどに愛おしくなっていくね i-176
ポン太も翡翠も外に出たら車だけじゃなく自転車にも気を付けてね。

アルままさま

後になってから、ゾッとしちゃいましたよ。
人間なら倒れ込んできた自転車を場合によっては受け止めることも可能だけど、ワンコはただ押し潰されて終わりですからね。ちょっとの差でたもつの命が危なかったと思うと、なんだか道を歩くのも怖くなってきてしまいました。
自転車事故、甘く見る人が多いけど死亡事故も少なくないんですよね。最近はロードレーサーのようなスピードの出る自転車も増えたし、スマホ弄りやイヤホン着けての不注意運転も多いし、歩いてる方は冗談抜きで命懸けです。
ツルツル道路での自転車走行? 考えただけで冷や汗出ちゃう。
年を取ると体力だけじゃなく判断能力も衰えますからね。身近な人が注意してあげればいいんでしょうけど、なかなか上手くいかないでしょうねぇ。
アルマくんも、日々の散歩お気を付けくださいね。

tibikarinnさま

ラジオ聴きながらは……、危ないですよぉ~。
……って、かく言う私もイヤホン着けて散歩してた時期があるので他人様のことは言えません(汗) もの凄くストレスの溜まっていた時期で、大音量でロック聴きながら歩いてました。
当然後ろからの自転車には気付き難く、遠くから声を掛けてくれる友達にもまったく気付かず……。
今は音楽無しで歩いてます。
酔っ払い運転って、車だけじゃないんですよね。相手が自転車だと思うとこちらもつい気が緩みがち。けど、自転車ってあんなに危険なのに普通に歩道を走っているし、車以上に注意が必要なのかもと思いました。
足腰弱くても自転車ならっていう感覚、よく分かります。フラフラしてて今にも倒れそうな自転車、こちらでもよく見掛けます。
乗っちゃダメなんて言うつもりはないけど、やっぱり距離を置いた方が安全だよな~なんて思っちゃいますよね。
花梨さんも、お散歩中はお気を付けくださいね。
たもつは昔やったアレルギー検査で、アレルゲンとなり得る「木」や「草」は分かっているんです。ただ、見ただけで「あれはダメな葉っぱだー!」と特定することができないもので、諦めて普通に外を散歩させています。
ただ、こちらで出るクシャミが自然いっぱいの他県では出なかったので、これはもう空気の悪さが問題なのでは?なんてことも思っているんですよね。
身体を元から丈夫にするしかないんだろうなと思います。

きょうねぇさま

ゼーッタイまた同じことすると思うよ。「危ないから(乗らないで)押しながら行ってね」なんて優しく言われたのに、私たちから離れたらすぐに自転車跨って行っちゃったもんね。普段から酔っ払い運転してるんだろうな~、あのバアチャン。
バアチャンがミッションの軽トラ(汗) 若い頃から乗ってて運転に自信があるんだろうな~。けど、やっぱコワイよね。
ジイチャンはノーヘルでカブ? 昔っから誰にも文句言われたことないわいっ!って感じなんだろうね。
道交法とか交通マナーとかって、昔より今の方が厳しいよね。ずーっと緩い感じでやってきた人たちには、いくら言っても無駄なような気がしてきた……。
ガクちんも、無謀運転に巻き込まれないように気を付けてね。
おねだり坊主、日頃ご飯あげてないみたいに見えて恥ずかしいからやめてほしい(汗) 隣ではるちゃんは余裕の表情見せてるというのに……。

No title

私は以前、自転車に乗っていて、前をおばあちゃんが自転車に乗っていて、急に道を塞ぐような形になって倒れたのです。
急なことでこっちもぶつかって倒れかけましたが、なんとか足をついて大丈夫でした。
原因がなんかわからないのですが、お年寄りの自転車怖いです。
って、もうじきそう言われそうだけど(^_^;)
たもちゃんにぶつかってたかもしれないって思うとぞっとしますよね。
飲酒運転はダメでしょ!
交通違反ですよ。
それを通報されるのが怖かったのか、度々そういうことがあって慣れているからまた、自転車に乗っていったのかはわかりませんね。

*はなママ*さま

うわ~、コワイですねぇ。目の前で急に倒れられたら、避けようにも避けられないし。
私はご年配の自転車とは距離を置くようにしています。急に道路横切ったり、急に止まったり、ふら付いて転倒することもあるし、多重事故になりかねないですもんね。
ご本人は大丈夫!のつもりで乗ってるんだろうし、歩くより楽チン♪と思ってるんだろうから止めて!とも言えないし、見てる方はビクビクなんですけどね。どうにかならないものでしょうか……。
オバアチャンがお酒臭かったのには驚きました。本当に、死亡事故になってもおかしくないのに……。
私たちは常に周囲に目を光らせて散歩しなければなりませんね。
はなさんも、どうぞ気を付けて歩いてね。
プロフィール

たもこ

Author:たもこ
生後2ヵ月で我が家にやってきた柴犬たもつ。
日々進化を続けるたもつと彼に翻弄される犬素人夫婦の日常を綴ります。
旧名たもつ先生です。
たもつ ♂ 
2007年10月19日生まれ

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