たもつを連れて
東北旅2日目です。
ホテルを出て、海へと向かいます。

この日も海は穏やか。
昨年たもつと一緒に訪れた公園で写真撮影です。


楽しそうな後ろ姿。


いつもは海を怖がる坊ちゃんが、
この時は砂浜を楽しそうに歩いていました。
波音がとても静かで安心だったのでしょう。
人間だけでの散策って、なんだかやっぱり味気ない。
写真撮影を終えると、
私たちは早々に海沿いの公園を後にしました。
ここからは宮城県内を南下します。
目的地までは内陸の道を行くと早いのですが、
折角だからと海沿いの道を選択。
……とはいえ、まあまあ海抜のある山の中も通ります。
そんな中……、
! ! ! ! !
え! ウソ!
左手から不意に姿を現したのは、
なんとニホンカモシカ。
え! え? ウソ。本物だよね?
とても大きくとても美しいそのカモシカさんは、
右、左と左右に首を振り、
車の往来を確認しているようにも見えました。
口を開け目を見開き目で追う私たちの姿に気付いたのか、
カモシカさんもまたこちらに目を向けるのが車内からも分かりました。
「今、目が合ったよね?」
「うん、目が合った!」
それは本当に美しく澄んだ瞳で、
見詰められた私たちは心まで洗われるような気持ちに。
尊い! なんて尊いのーっ!!!
同時に、彼らの領域に容易く踏み込んではいけない、
そんな思いにもなりました。
その後はタヌキの親子にも遭遇しました。
海からもほど近いこの国道沿いの山の中、
多くの命が育まれていることに感動しました。
この国道は多くのアップダウンが繰り返される道で、
下りに差し掛かる度「ここが津波の到達地点」という看板を
目にすることとなります。
その先には小さな港と小さな集落、
震災の時のことを思うと、私たちもつい無口になってしまいます。
北上川の河口からそう遠くないところに、
その小学校の跡地はありました。
「石巻市震災遺構 大川小学校」です。
大川震災伝承館にもお邪魔し、
小学校の歴史や震災の記録なども勉強させて頂きました。
かつての校庭を歩いていると、
大切な家族を喪うことの辛さを思ってしまいまた涙。
合掌をして、震災遺構を後にしました。
これから向かうは、自衛隊松島基地です。
目的は勿論、ブルーインパルスの飛行訓練を見学する為!
訓練開始は13時30分、
あー、ちょっと間に合わないかもー。
……と思っていたら、
わーっ! と、飛んでるー!!!
目の前の上空を滑空するは、3機のブルーインパルス。
間に合わなかったーっ!
……と、その瞬間、
キーンと耳を劈く轟音を響かせ、
走行する私たちの車の真上を
ブルーインパルスが滑空していったのです。
ば、爆撃されるーっ!
……んな訳ないんですけどね、もうそんな迫力!
基地に近付くと、畑の中の道に車を停める人多数。
私たちも車を停め、空を仰ぎました。
今回電線とか写っちゃってますけどね、
綺麗に捉えることができる撮影スポットがちゃんとあります。
次回は……(次回あるんかい)
是非ともベスポジを抑えて臨みたい。

駐機してるだけでもカッコイイ。
さて、ここからちょっと急ぎますよ。
実はもう1ヶ所寄りたいところがあるのです。
到着が遅い時間になっちゃうかな、
急な訪問で迷惑掛けることになるよねぇと、
あれこれ迷ったのですが……。
取り敢えず、行っちゃえーっ!ということで。
はい、来ちゃいました、山形県へ。
会いたかったのは、

風花ちゃん。
これ、2年前に押し掛けた時の写真です。
あぁ、この時も突撃訪問でした。すみません。
……で、

お宅にお邪魔した時のたもつ。
顔が……コワイ(笑)
風花ちゃんのママtibikarinnさんとは、
もう長~いお付き合い。
……とはいえ、
そもそもはブログをリンクし合ったことから始まったご縁で、
初めてお会いしたのは2017年のオフ会のこと。
それでも、風花ちゃんの先輩ワンコ花梨さんがたもつの1歳下、
生まれたのは同じ10月、
私たちがブログを始めた時期もほぼ同じということで、
なんとなく共通点も多く。
ブログを通してお互いの人生を共有しているような気持ちにもなり
(え? 大袈裟?)
会うとなんだか安心してしまうのです。
待ち合わせたのは公園。
「ぜひ家に上がって~」と言ってくださったのですが、
コロナ禍に押し掛けるだけでも迷惑なことなので、
「どうしても外で」と無理を聞いて頂きました。
久々に会った風花ちゃんは、

すんごく大人になってる(笑)
……で、

若干迷惑そう(笑)
ごめんよ、風花。
知らないオジサンとオバサンがニヤニヤしながら近付いてきて
さぞかし怖かったことだろう。
後から思ったのですが、
マスク着用顔って表情が見えなくてやっぱり怖いですよね。
風ちゃんは人間より犬の方が好き♪
そんなところへ救世主が!

姿を現した黒柴を伏せで待ち構える風ちゃん。
この後黒柴さんと暫し戯れ、
尻尾もギュンっと上がった風ちゃん。
少しリラックスできたのか、
私たちにも余裕の笑顔を見せてくれました。
あー、ここから写真を撮り始めればヨカッター。
突撃の訪問にも関わらず、
tibikarinnさんからは素敵なお土産まで。
彼女の手料理、本当に美味しいんですよね。
それも下拵えなど手間の掛かるものばかり頂いてしまい、
ホントすみません。
幸せ~♪と、毎日美味しく頂いています。
山形を発つ頃にはすっかり日も暮れ……。

後部座席にたもつを連れたお泊り旅。
そこに毛むくじゃらはいないのだけど、
本当に一緒に旅をしている気分になったのは不思議です。
こんなふうに連れ回すことも、もうないんだろうな。
たもつを連れた思い出深い旅となりました。
ホテルを出て、海へと向かいます。

この日も海は穏やか。
昨年たもつと一緒に訪れた公園で写真撮影です。


楽しそうな後ろ姿。


いつもは海を怖がる坊ちゃんが、
この時は砂浜を楽しそうに歩いていました。
波音がとても静かで安心だったのでしょう。
人間だけでの散策って、なんだかやっぱり味気ない。
写真撮影を終えると、
私たちは早々に海沿いの公園を後にしました。
ここからは宮城県内を南下します。
目的地までは内陸の道を行くと早いのですが、
折角だからと海沿いの道を選択。
……とはいえ、まあまあ海抜のある山の中も通ります。
そんな中……、
! ! ! ! !
え! ウソ!
左手から不意に姿を現したのは、
なんとニホンカモシカ。
え! え? ウソ。本物だよね?
とても大きくとても美しいそのカモシカさんは、
右、左と左右に首を振り、
車の往来を確認しているようにも見えました。
口を開け目を見開き目で追う私たちの姿に気付いたのか、
カモシカさんもまたこちらに目を向けるのが車内からも分かりました。
「今、目が合ったよね?」
「うん、目が合った!」
それは本当に美しく澄んだ瞳で、
見詰められた私たちは心まで洗われるような気持ちに。
尊い! なんて尊いのーっ!!!
同時に、彼らの領域に容易く踏み込んではいけない、
そんな思いにもなりました。
その後はタヌキの親子にも遭遇しました。
海からもほど近いこの国道沿いの山の中、
多くの命が育まれていることに感動しました。
この国道は多くのアップダウンが繰り返される道で、
下りに差し掛かる度「ここが津波の到達地点」という看板を
目にすることとなります。
その先には小さな港と小さな集落、
震災の時のことを思うと、私たちもつい無口になってしまいます。
北上川の河口からそう遠くないところに、
その小学校の跡地はありました。
「石巻市震災遺構 大川小学校」です。
大川震災伝承館にもお邪魔し、
小学校の歴史や震災の記録なども勉強させて頂きました。
かつての校庭を歩いていると、
大切な家族を喪うことの辛さを思ってしまいまた涙。
合掌をして、震災遺構を後にしました。
これから向かうは、自衛隊松島基地です。
目的は勿論、ブルーインパルスの飛行訓練を見学する為!
訓練開始は13時30分、
あー、ちょっと間に合わないかもー。
……と思っていたら、
わーっ! と、飛んでるー!!!
目の前の上空を滑空するは、3機のブルーインパルス。
間に合わなかったーっ!
……と、その瞬間、
キーンと耳を劈く轟音を響かせ、
走行する私たちの車の真上を
ブルーインパルスが滑空していったのです。
ば、爆撃されるーっ!
……んな訳ないんですけどね、もうそんな迫力!
基地に近付くと、畑の中の道に車を停める人多数。
私たちも車を停め、空を仰ぎました。
今回電線とか写っちゃってますけどね、
綺麗に捉えることができる撮影スポットがちゃんとあります。
次回は……(次回あるんかい)
是非ともベスポジを抑えて臨みたい。

駐機してるだけでもカッコイイ。
さて、ここからちょっと急ぎますよ。
実はもう1ヶ所寄りたいところがあるのです。
到着が遅い時間になっちゃうかな、
急な訪問で迷惑掛けることになるよねぇと、
あれこれ迷ったのですが……。
取り敢えず、行っちゃえーっ!ということで。
はい、来ちゃいました、山形県へ。
会いたかったのは、

風花ちゃん。
これ、2年前に押し掛けた時の写真です。
あぁ、この時も突撃訪問でした。すみません。
……で、

お宅にお邪魔した時のたもつ。
顔が……コワイ(笑)
風花ちゃんのママtibikarinnさんとは、
もう長~いお付き合い。
……とはいえ、
そもそもはブログをリンクし合ったことから始まったご縁で、
初めてお会いしたのは2017年のオフ会のこと。
それでも、風花ちゃんの先輩ワンコ花梨さんがたもつの1歳下、
生まれたのは同じ10月、
私たちがブログを始めた時期もほぼ同じということで、
なんとなく共通点も多く。
ブログを通してお互いの人生を共有しているような気持ちにもなり
(え? 大袈裟?)
会うとなんだか安心してしまうのです。
待ち合わせたのは公園。
「ぜひ家に上がって~」と言ってくださったのですが、
コロナ禍に押し掛けるだけでも迷惑なことなので、
「どうしても外で」と無理を聞いて頂きました。
久々に会った風花ちゃんは、

すんごく大人になってる(笑)
……で、

若干迷惑そう(笑)
ごめんよ、風花。
知らないオジサンとオバサンがニヤニヤしながら近付いてきて
さぞかし怖かったことだろう。
後から思ったのですが、
マスク着用顔って表情が見えなくてやっぱり怖いですよね。
風ちゃんは人間より犬の方が好き♪
そんなところへ救世主が!

姿を現した黒柴を伏せで待ち構える風ちゃん。
この後黒柴さんと暫し戯れ、
尻尾もギュンっと上がった風ちゃん。
少しリラックスできたのか、
私たちにも余裕の笑顔を見せてくれました。
あー、ここから写真を撮り始めればヨカッター。
突撃の訪問にも関わらず、
tibikarinnさんからは素敵なお土産まで。
彼女の手料理、本当に美味しいんですよね。
それも下拵えなど手間の掛かるものばかり頂いてしまい、
ホントすみません。
幸せ~♪と、毎日美味しく頂いています。
山形を発つ頃にはすっかり日も暮れ……。

後部座席にたもつを連れたお泊り旅。
そこに毛むくじゃらはいないのだけど、
本当に一緒に旅をしている気分になったのは不思議です。
こんなふうに連れ回すことも、もうないんだろうな。
たもつを連れた思い出深い旅となりました。
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