定期的……じゃなくてイイ
坊主のお腹問題がようやく解決を見たというのに、
昨日はまたまたトラブルが発生。
午後、前庭疾患を発症しました。
ほぼ3ヶ月ぶりのことです。
初めて発症したのが2020年の3月末、
その後6月末、9月末、そして12月(月初・月末)……と、
坊主の前庭疾患はほぼ3ヶ月ごとにやってくるのです。
定期購読か!
3月、6月、9月と続いた時
「こんなに綺麗な周期でやってくるって何?」という話になり、
頭では考えないようにしていたけれど、
12月にも発症しもう愕然としてしまったんですよね。
このところお腹の調子もよく朝から食欲モリモリ、
「たもちゃん、もう充分食べたよね?」と
オカワリを要求し柱をガリガリする坊主を
窘めるほどだったのですが……。
午後3時過ぎ、
ベッドから立ち上がってからの動きがオカシイ。
ん? 脚が痺れちゃったのかな?
いやいや、ちょっとふら付いてるでしょ?
転倒して頭でも打ったら大変です。
「たもつ、ちょっと待って!」
取り押さえようとする私の手を、
坊主は軽くすり抜けていきます。
こういう時に限り、なぜか逃げ足が速い不思議。
恐らくですが……、
目が回る → 真っ直ぐに歩けない → 軽いパニック状態
→ 興奮が治まらずがむしゃらに動き回る
……という感じになるようで(毎回です)
とにかく捕獲し安全な場所で落ち着かせるのが大変なのです。
ひとまず取り押さえ抱き上げましたが、
興奮し身体を捩らせるので落下させてしまいそうです。
座布団の上に降ろし、
拘束しない程度に軽く身体を支えながら声を掛け続けると、
少し落ち着きを取り戻したのか、
無理に逃げ回ろうとすることはなくなりました。
大切なのは、飼い主自身が興奮しないこと。
冷静に落ち着いたトーンで声を掛け続けることが重要です。
右目を見ると、激しい眼振が確認できました。
これ、どう見ても縦揺れだよね。
※ 縦揺れの眼振は「脳腫瘍」を疑うことが多いと言われています。
脚を少々バタつかせていましたが、
それも次第に治まっていきました。
嘔吐も失禁もなく、症状は軽い様子です。
どうしよう、このまま症状が治まれば、病院へ行くこともないか。
それとも、診療時間内だから、先生に診てもらう?
病院へ電話してみると「連れてこられますか?」と言って頂けたので、
坊主をバギーに放り込み慌てて準備。
こういう時、バギーに飛び出し防止ネットがあるのは助かりますね。
手が足りなくても、取り敢えずバギーから落下するのは防げるし、
飼い主も慌てず行動に移すことができます。
病院へと向かう頃には、坊主は頭を上げ、
バギーの中でしっかりとお座りができる状態になっていました。
到着すると看護師さんがすぐに様子を確認してくれ、
「うん、ちょっとお口をクチュクチュしてるね」と。
これも、前庭疾患の症状の1つです。
※ てんかんでも(発症前に)このような症状が
見られることがあります。
先生に経緯を説明し、歩行の様子を見て頂きました。
若干のふら付きは見られるものの症状は軽いので、
投薬などはせず様子を見ましょうということに。
まあね、回復が早かったので想像していた通りなんですけどね。
短時間ですが、酸素室に入れてもらいました。
前回そのお陰で驚くほど回復が早かったのです。
先生から見ると、
必要ない程度の軽症……だったのかもしれませんが。
繰り返し発症する前庭疾患、
先生曰く「柴ちゃんだから、仕方ないところあるんですよねぇ」と。
たもつ自身も飼い主も、
この状況に慣れてきてはいるんです。
それでもやはり、
回復の助けになる処置をどうしても望んでしまいます。
これくらいの軽症だったら、
「家でジッとしていれば良いんだよ」
飼い慣れた人からは恐らく、そう釘を刺されることでしょう。
「この程度なら(病院へ)連れてくる必要がないという線引きが、
イマイチ分からない」
そう先生に伝えると、
・ 口から泡を吹いている
・ 意識を失っている
・ 四肢を突っ張ったままの状態が長い
・ 転倒して頭などを打った
……等々がある場合はすぐに連れてきてくださいとのことでした。
意識を失った状態が長く続くと脳に障害が出る場合もあるので、
そういう時は躊躇わず連れてきてくださいと。
まあ、今回のような状態なら、
「自宅で様子見」が正しいでしょうね(そうは言われなかったけど)
その後夫に報告すると
「そっか、低気圧も近付いてきているしね」との答え。
確かに過去の発症時も同じような状況だったので、
これはもう防ぎようがないのかもしれません。
ただ、回を追うごとに症状が軽くなってきているし、
本人も飼い主も場数を踏んできているので(有り難くないけど)
発症しても冷静でいられるようにはなりました。
願うべきは、「とにかく外では発症しないでほしい!」ということ。
力の抜けきった10キロって、本当に重いんですよ。
途中何度もしゃがみ込み体勢を立て直し、
帰宅する頃にはもう心臓バクバク汗ダラダラ。
腕から滑り落ちそうになる坊主を抱えながら歩くあの恐怖、
もう二度と味わいたくない!というのが本音です。
幸い今回も回復が早かったのですが、
本人若干の不安を感じていたようで、
私が居間を出るとドアの前で待つように。
大丈夫、どこへも行かないよ。

ありきたりな日常がただただ有り難いです。
昨日はまたまたトラブルが発生。
午後、前庭疾患を発症しました。
ほぼ3ヶ月ぶりのことです。
初めて発症したのが2020年の3月末、
その後6月末、9月末、そして12月(月初・月末)……と、
坊主の前庭疾患はほぼ3ヶ月ごとにやってくるのです。
定期購読か!
3月、6月、9月と続いた時
「こんなに綺麗な周期でやってくるって何?」という話になり、
頭では考えないようにしていたけれど、
12月にも発症しもう愕然としてしまったんですよね。
このところお腹の調子もよく朝から食欲モリモリ、
「たもちゃん、もう充分食べたよね?」と
オカワリを要求し柱をガリガリする坊主を
窘めるほどだったのですが……。
午後3時過ぎ、
ベッドから立ち上がってからの動きがオカシイ。
ん? 脚が痺れちゃったのかな?
いやいや、ちょっとふら付いてるでしょ?
転倒して頭でも打ったら大変です。
「たもつ、ちょっと待って!」
取り押さえようとする私の手を、
坊主は軽くすり抜けていきます。
こういう時に限り、なぜか逃げ足が速い不思議。
恐らくですが……、
目が回る → 真っ直ぐに歩けない → 軽いパニック状態
→ 興奮が治まらずがむしゃらに動き回る
……という感じになるようで(毎回です)
とにかく捕獲し安全な場所で落ち着かせるのが大変なのです。
ひとまず取り押さえ抱き上げましたが、
興奮し身体を捩らせるので落下させてしまいそうです。
座布団の上に降ろし、
拘束しない程度に軽く身体を支えながら声を掛け続けると、
少し落ち着きを取り戻したのか、
無理に逃げ回ろうとすることはなくなりました。
大切なのは、飼い主自身が興奮しないこと。
冷静に落ち着いたトーンで声を掛け続けることが重要です。
右目を見ると、激しい眼振が確認できました。
これ、どう見ても縦揺れだよね。
※ 縦揺れの眼振は「脳腫瘍」を疑うことが多いと言われています。
脚を少々バタつかせていましたが、
それも次第に治まっていきました。
嘔吐も失禁もなく、症状は軽い様子です。
どうしよう、このまま症状が治まれば、病院へ行くこともないか。
それとも、診療時間内だから、先生に診てもらう?
病院へ電話してみると「連れてこられますか?」と言って頂けたので、
坊主をバギーに放り込み慌てて準備。
こういう時、バギーに飛び出し防止ネットがあるのは助かりますね。
手が足りなくても、取り敢えずバギーから落下するのは防げるし、
飼い主も慌てず行動に移すことができます。
病院へと向かう頃には、坊主は頭を上げ、
バギーの中でしっかりとお座りができる状態になっていました。
到着すると看護師さんがすぐに様子を確認してくれ、
「うん、ちょっとお口をクチュクチュしてるね」と。
これも、前庭疾患の症状の1つです。
※ てんかんでも(発症前に)このような症状が
見られることがあります。
先生に経緯を説明し、歩行の様子を見て頂きました。
若干のふら付きは見られるものの症状は軽いので、
投薬などはせず様子を見ましょうということに。
まあね、回復が早かったので想像していた通りなんですけどね。
短時間ですが、酸素室に入れてもらいました。
前回そのお陰で驚くほど回復が早かったのです。
先生から見ると、
必要ない程度の軽症……だったのかもしれませんが。
繰り返し発症する前庭疾患、
先生曰く「柴ちゃんだから、仕方ないところあるんですよねぇ」と。
たもつ自身も飼い主も、
この状況に慣れてきてはいるんです。
それでもやはり、
回復の助けになる処置をどうしても望んでしまいます。
これくらいの軽症だったら、
「家でジッとしていれば良いんだよ」
飼い慣れた人からは恐らく、そう釘を刺されることでしょう。
「この程度なら(病院へ)連れてくる必要がないという線引きが、
イマイチ分からない」
そう先生に伝えると、
・ 口から泡を吹いている
・ 意識を失っている
・ 四肢を突っ張ったままの状態が長い
・ 転倒して頭などを打った
……等々がある場合はすぐに連れてきてくださいとのことでした。
意識を失った状態が長く続くと脳に障害が出る場合もあるので、
そういう時は躊躇わず連れてきてくださいと。
まあ、今回のような状態なら、
「自宅で様子見」が正しいでしょうね(そうは言われなかったけど)
その後夫に報告すると
「そっか、低気圧も近付いてきているしね」との答え。
確かに過去の発症時も同じような状況だったので、
これはもう防ぎようがないのかもしれません。
ただ、回を追うごとに症状が軽くなってきているし、
本人も飼い主も場数を踏んできているので(有り難くないけど)
発症しても冷静でいられるようにはなりました。
願うべきは、「とにかく外では発症しないでほしい!」ということ。
力の抜けきった10キロって、本当に重いんですよ。
途中何度もしゃがみ込み体勢を立て直し、
帰宅する頃にはもう心臓バクバク汗ダラダラ。
腕から滑り落ちそうになる坊主を抱えながら歩くあの恐怖、
もう二度と味わいたくない!というのが本音です。
幸い今回も回復が早かったのですが、
本人若干の不安を感じていたようで、
私が居間を出るとドアの前で待つように。
大丈夫、どこへも行かないよ。

ありきたりな日常がただただ有り難いです。
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