酸素室で復活
本日またまた大慌てで病院へ。
坊ちゃんに前庭疾患の症状が見られたからです。
夫が異変に気付いたのが午前8時過ぎ。
慌てて見に行くと、
私の布団の上で小刻みに震えている坊主の姿が。
「目が振れてる? ちょっと分かりにくいなぁ」
幸い失禁はなく、嘔吐する気配もありません。
ただ、両前足を小刻みに震わせています。
今から行くなら、掛かりつけ医のところかな。
「(すぐ出られるよう)準備しちゃいなさい」
夫に促され慌ただしく身繕いをしていると……、
? ? ?
たもつは何事もなかったかのように、
ブラブラ歩き回っているではありませんか。
え!?
思わず顔を見合わせる夫と私。
なんでもなかった? 勘違いかー。
たもつは台所へ行くと顔を上げ、
「お腹空いたけど」という仕草。
なんでもなかったじゃん、ビックリしたよー。
さっそくパンを進呈してみると、口にせず。
それではと温めたササミを進呈するも、これまた拒絶。
チーズをひと口、ミルクをひと舐めしたものの、
それ以上は口にしてくれません。
それでも、お散歩は普通に行けそうだな。
そう思って準備をしていたら……。
! ! !
坊主が、ふらふらしているーっ!
覚束ない足取りであっちへふらふらこっちへふらふら。
脚に力が入らない様子で、
最後は崩れ落ちるようにへたり込んでしまいました。
慌てた夫が抱きかかえましたが、
身体に力が入っていないのが遠目にも分かります。
ちょうど9時を回り診療時間にもなっていたので病院に電話。
最初は「(自宅で)様子を見ましょうか」との回答だったのですが、
いや、でも……、
身体に力が入らなくて、足腰グダグダになってるし!
……ということで、
すぐに診て頂けることになりました。
たもつには過去3回前庭疾患の症状が出ているのですが、
いずれも夜間救急のお世話になっており、
翌朝掛かりつけ医に診て頂く頃には驚くほど回復していることから、
先生も一旦様子見と判断したのだと思われます。
それでも、バギーに乗せる頃には全身から力が抜けてしまっていて、
飼い主としてはやはり早急に処置をしてもらいたい。
病院に着くと、坊主はまず酸素室に入れられました。
足腰に力が入らずへたり込んだような状態でしたが、
幸い頭を上げることはできています。
相変わらず失禁も嘔吐もないし、軽症で済むかもしれないな。
酸素室は、室温22.5℃前後、酸素濃度30%ほどに
保たれていました。
酸素が、必要だったのかー。
過去夜間救急で診た頂いた際には経験のない処置でした。
酸素室の前で様子を窺っていると、
徐々にですがたもつに変化が表れているのが分かりました。
左右に振れていた頭は動きを止め、
暫くすると酸素室の外の様子を窺うような素振りも。
少し落ち着いたところで、お薬を注入。
・ ラクテックを皮下点滴
電解質と水分の補給で、体液の補充になります。
・ セレニアを注射
マロピタントを有効成分とした制吐剤です。
最初は体勢を変えるのも危なっかしかったのですが、
そのうち脚をふら付かせることなく
身体の位置を変えることができるようになりました。
酸素室に入りある程度回復したことから、先生に質問。
「症状が出た時、酸素ボンベを使うのはどうですか?」
先生曰く「それでは時間が短すぎるんですよね」と。
そっか、酸素濃度30%の部屋に、
たもつはもう何分くらい入っているんだろ?
アスリートが酸素カプセルで回復を図るというのはよく聞くけれど、
たもつもそのお世話になるとはねぇ。
ただ、人間も入ってみたくなりました、酸素室。
帰りも勿論バギーに乗車してもらったのですが、
病院を出たところで、
坊ちゃん早速バギーから飛び降りようとする始末。
こりゃまた、驚異の回復力だな。
とにかく降りたくて仕方がないという様子だったので、
交通量の少なくなった辺りで降車。
きちんと立てるかな、
ふら付いたらちゃんと支えることができるかしら。
……って、え!?
バギーを降りた坊主は、
先程までの騒ぎがまるでウソのようなスピードで
ガンガン歩き出したではありませんか。
え、ホントに?
しかし、酸素ってスゴイですね。
回復していく様をまざまざと見せつけられて、
私も酸素カプセルが欲しくなりました(笑)
帰宅から1時間も経たないうちに、
「散歩へ行きたい♪」との要求。
制吐剤も打っているし、お腹でも緩くなったかしら?
慌てて河原へ出るも、
フツーのお散歩を楽しんでいる坊ちゃん。
あ、病院行っておトイレだけ済ませて帰ってきちゃったから、
改めておかーさんとのお散歩を楽しみたかったのかな?
制吐剤が効いたようで、その後は食欲も回復。
暫くウロウロしていましたが、ようやく寝てくれました。

お散歩は日に3回(もしくはそれ以上)
調子に乗ると3~4時間も外で過ごしている坊ちゃん。
それでもまだ持て余しているご様子で、
散歩から帰るや否や私をボール遊びへと誘う坊ちゃん。
勿論、仕事から帰宅すれば、
夫もボール遊びに付き合わされています。
元気いっぱい……なのだけれど、
前庭疾患だけはどうしても防ぎようがないみたいです。

神経をピリピリさせず、できるだけ穏やかに、
見守り続けるつもりです。
坊ちゃんに前庭疾患の症状が見られたからです。
夫が異変に気付いたのが午前8時過ぎ。
慌てて見に行くと、
私の布団の上で小刻みに震えている坊主の姿が。
「目が振れてる? ちょっと分かりにくいなぁ」
幸い失禁はなく、嘔吐する気配もありません。
ただ、両前足を小刻みに震わせています。
今から行くなら、掛かりつけ医のところかな。
「(すぐ出られるよう)準備しちゃいなさい」
夫に促され慌ただしく身繕いをしていると……、
? ? ?
たもつは何事もなかったかのように、
ブラブラ歩き回っているではありませんか。
え!?
思わず顔を見合わせる夫と私。
なんでもなかった? 勘違いかー。
たもつは台所へ行くと顔を上げ、
「お腹空いたけど」という仕草。
なんでもなかったじゃん、ビックリしたよー。
さっそくパンを進呈してみると、口にせず。
それではと温めたササミを進呈するも、これまた拒絶。
チーズをひと口、ミルクをひと舐めしたものの、
それ以上は口にしてくれません。
それでも、お散歩は普通に行けそうだな。
そう思って準備をしていたら……。
! ! !
坊主が、ふらふらしているーっ!
覚束ない足取りであっちへふらふらこっちへふらふら。
脚に力が入らない様子で、
最後は崩れ落ちるようにへたり込んでしまいました。
慌てた夫が抱きかかえましたが、
身体に力が入っていないのが遠目にも分かります。
ちょうど9時を回り診療時間にもなっていたので病院に電話。
最初は「(自宅で)様子を見ましょうか」との回答だったのですが、
いや、でも……、
身体に力が入らなくて、足腰グダグダになってるし!
……ということで、
すぐに診て頂けることになりました。
たもつには過去3回前庭疾患の症状が出ているのですが、
いずれも夜間救急のお世話になっており、
翌朝掛かりつけ医に診て頂く頃には驚くほど回復していることから、
先生も一旦様子見と判断したのだと思われます。
それでも、バギーに乗せる頃には全身から力が抜けてしまっていて、
飼い主としてはやはり早急に処置をしてもらいたい。
病院に着くと、坊主はまず酸素室に入れられました。
足腰に力が入らずへたり込んだような状態でしたが、
幸い頭を上げることはできています。
相変わらず失禁も嘔吐もないし、軽症で済むかもしれないな。
酸素室は、室温22.5℃前後、酸素濃度30%ほどに
保たれていました。
酸素が、必要だったのかー。
過去夜間救急で診た頂いた際には経験のない処置でした。
酸素室の前で様子を窺っていると、
徐々にですがたもつに変化が表れているのが分かりました。
左右に振れていた頭は動きを止め、
暫くすると酸素室の外の様子を窺うような素振りも。
少し落ち着いたところで、お薬を注入。
・ ラクテックを皮下点滴
電解質と水分の補給で、体液の補充になります。
・ セレニアを注射
マロピタントを有効成分とした制吐剤です。
最初は体勢を変えるのも危なっかしかったのですが、
そのうち脚をふら付かせることなく
身体の位置を変えることができるようになりました。
酸素室に入りある程度回復したことから、先生に質問。
「症状が出た時、酸素ボンベを使うのはどうですか?」
先生曰く「それでは時間が短すぎるんですよね」と。
そっか、酸素濃度30%の部屋に、
たもつはもう何分くらい入っているんだろ?
アスリートが酸素カプセルで回復を図るというのはよく聞くけれど、
たもつもそのお世話になるとはねぇ。
ただ、人間も入ってみたくなりました、酸素室。
帰りも勿論バギーに乗車してもらったのですが、
病院を出たところで、
坊ちゃん早速バギーから飛び降りようとする始末。
こりゃまた、驚異の回復力だな。
とにかく降りたくて仕方がないという様子だったので、
交通量の少なくなった辺りで降車。
きちんと立てるかな、
ふら付いたらちゃんと支えることができるかしら。
……って、え!?
バギーを降りた坊主は、
先程までの騒ぎがまるでウソのようなスピードで
ガンガン歩き出したではありませんか。
え、ホントに?
しかし、酸素ってスゴイですね。
回復していく様をまざまざと見せつけられて、
私も酸素カプセルが欲しくなりました(笑)
帰宅から1時間も経たないうちに、
「散歩へ行きたい♪」との要求。
制吐剤も打っているし、お腹でも緩くなったかしら?
慌てて河原へ出るも、
フツーのお散歩を楽しんでいる坊ちゃん。
あ、病院行っておトイレだけ済ませて帰ってきちゃったから、
改めておかーさんとのお散歩を楽しみたかったのかな?
制吐剤が効いたようで、その後は食欲も回復。
暫くウロウロしていましたが、ようやく寝てくれました。

お散歩は日に3回(もしくはそれ以上)
調子に乗ると3~4時間も外で過ごしている坊ちゃん。
それでもまだ持て余しているご様子で、
散歩から帰るや否や私をボール遊びへと誘う坊ちゃん。
勿論、仕事から帰宅すれば、
夫もボール遊びに付き合わされています。
元気いっぱい……なのだけれど、
前庭疾患だけはどうしても防ぎようがないみたいです。

神経をピリピリさせず、できるだけ穏やかに、
見守り続けるつもりです。
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