またまた夜間救急へ
みなさまから頂いたコメントへの
返信が遅れており申し訳ありません。
記憶が薄れる前に記録しておきたいので、
ブログ更新を優先することをご容赦ください。
我が家の坊ちゃん、
土曜深夜またまた夜間救急のお世話になりました……。
それは午後11時を過ぎた頃のこと。
台所に立つ私の姿を確認した坊主、
ササミでも貰うつもりだったのか
ふらっと顔を覗かせたところまでは良かったのですが……。
私が弄っているのがササミでないと分かるとサッサとUターン。
ん!?!?!?
なんか、ふら付いてる?
足下覚束ない感じだぞ!
ちょっ! 歩き方変!
転倒を防ぐ為両手を添える私の気持ちなどお構いなく、
坊主はヨロヨロ数メートルを歩き夫の元へ。
「座ってごらん」夫が手を添え座らせようとするのですが、
自身の身体が思うようにならない様子の坊主、
へにゃへにゃとその場へへたり込んでしまいました。
これ、前庭疾患かも!
※ 今年3月、坊主には前庭疾患の症状が出ています。
夜明け前の失禁
高齢の柴犬に多い……
すぐさま部屋の明るさを強め、夫は目の動きを確認。
眼振が見受けられたので、動画撮影。
これ、(前回同様)前庭疾患っぽいよね。
前回に比べ症状ははるかに軽いように見えますが、
前回も診て頂いた夜間診療をしている病院へ急ぐことにしました。
準備をしていると、坊主は失禁。
以前にも見ているせいか、
私たちが慌てることはありませんでした。
前回は私の布団にやっちまいましたからね。
フローリングに失禁したくらい、なんてことないです。
バスタオルに包んだ坊主を抱え上げると、
身体から力が抜けてしまっている分、
重さが2倍にも3倍にも感じられます。
ダメだ、たもつを落っことしちゃいそう。
立体駐車場屋上階に夫が車を取りに行っている間、
坊主を抱えたまま私はしゃがみ込んでしまっていました。
本当に、笑いが出てくるくらい重たいんです、
身体に力の入っていない10キロって。
車に乗り込む際念の為トイレシートを敷きましたが、
先程出し切ってしまったのか
その後坊主が失禁することはありませんでした。
病院へ到着し、ことの経緯を説明。
私たちの中では「前回より症状は軽い」という
変な自信があったようにも思います。
前回は酷くのたうち回った(立とうとするも立てなかった)が、
今回はある程度身体を起こせていた。
前回は自身の頭を起こしていることすらできなかったが、
目が回っているとは言え頭の振れは少なかった。
前回同様失禁はしたが、嘔吐はない(前回は病院で嘔吐)
診察台に乗せてみると、
支える手が必要ではあるが自分で立つことができた。
前回は点滴等の処置後先生からの説明がありましたが、
今回は「脳圧を下げる点滴を病院で打っていくか」
或いは「薬を処方するので自宅で処置をするか」
その選択を迫られました。
迫ると言っても、先生からそんな圧があった訳ではありません。
ただ、「処置せず帰る」という選択は私たちの中にはなかったので、
(必ずしも自宅で最適な処置ができるとは限らないので)
時間が掛かっても構わないので院内での点滴をお願いしました。
……ということで、

こんなポータブルな医療機器を使い、

坊ちゃん点滴中。
我が子の前庭疾患を経験された方は分かるかと思いますが、
これ、かなり軽症の部類です。
抱えられているとは言え、
坊主は自らの頭を起こすことができています。

斜頸もなく、頭の振れもありません。
眼振もこの頃にはほぼ治まってきていました。
前回は点滴等の処置後に坊主と再会したのですが、
まだ壁を背に身体を横たえていた状態で、
頭を起こすことすら儘ならなかったので、
処置中にこうして身体に力が入るまで快復したのは、
ミラクル!と言わざるを得ません。
病院での処置が終了、
自宅でも治療の継続をということで、
以下のお薬が出ました。

イソバイド(イソソルビド) 脳圧降下剤です。
坊主の体重は約11キロなので、
1回11ml X 朝晩2回 の服用。
これ、かなり不味い薬のようで飲ませるのが難儀です。
前回は院内で先生が服薬させてくれたのですが、
あまりの不味さに顔をのけ反らせ、
その勢いで立ち上がることができたくらい(笑)
シリンジに11mlを取りましたが、
1度に坊主の口に入れられたのは6mlほど。
あまりの不味さに身体をよろけさせ、
夫は「逆効果なんじゃないか」と零したけれど、
その後徐々にですが状態は改善されています。
2度目のトライは蒸しパンやバームクーヘンに浸して。
そんなもので誤魔化されるかしら?と思ったけれど、
坊ちゃん案外躊躇うことなくパクリ。
それでも糖分摂り過ぎになるわーってことで、
この回も6mlほどの服用で終了してしまいました。
その後病院に確認したところ、
「処方が1回11mlなので、
最低でもその半量(6ml)以上は服用させてください」
とのことでした。
少なすぎると効果が出ないということです。
もう1つ処方されたのが、

セレニア(マロピタント) 制吐剤です。
開封し半量を与えるのですが、
劣化を防ぐ為開封していません。
土曜の夕方以降の服用を指示されており、
「吐き気がなくても飲ませてください」と言われていたのですが、
実はまだ飲ませていないのです、先生ごめんなさい。
前回は院内での処置のみで快復を見た坊主。
今回は院内処置の他数日分の薬が処方されたのですが、
坊主は薬に弱いこともあり
指示通り全て服薬させるべきか悩ましいところなので、
この後掛かりつけ医のところへ行き相談する予定です。
前庭疾患の原因については
高齢の柴犬に多い……で書いたので今回は省略します。
原因の1つに脳腫瘍などもあるので、
先生のご意見をお訊きしたところ……。
「脳の検査となるとMRIになるので全身麻酔が必要。
年齢的に全身麻酔は悩ましいところ。
仮に腫瘍が見つかり外科手術が可能な場所であったとしても
やはり全身麻酔となるので慎重になるところ。
外科手術が難しければ、服薬での治療になる可能性も」
……ということでした。
前回症状が出た時にも掛かりつけ医と同様の話をしているので、
脳の疾患については
あれこれ考えても仕方がないような気がしてきました。
昨日はまだヨタヨタ歩きの坊ちゃんでしたが、
今朝の散歩では、
私がハーネスを手にするのを見ると逃げ回り(←いつものお約束)
午前6時過ぎ、まあまあ歩けています。
繰り返す前庭疾患について、
先生とよく話してこようと思っています。
返信が遅れており申し訳ありません。
記憶が薄れる前に記録しておきたいので、
ブログ更新を優先することをご容赦ください。
我が家の坊ちゃん、
土曜深夜またまた夜間救急のお世話になりました……。
それは午後11時を過ぎた頃のこと。
台所に立つ私の姿を確認した坊主、
ササミでも貰うつもりだったのか
ふらっと顔を覗かせたところまでは良かったのですが……。
私が弄っているのがササミでないと分かるとサッサとUターン。
ん!?!?!?
なんか、ふら付いてる?
足下覚束ない感じだぞ!
ちょっ! 歩き方変!
転倒を防ぐ為両手を添える私の気持ちなどお構いなく、
坊主はヨロヨロ数メートルを歩き夫の元へ。
「座ってごらん」夫が手を添え座らせようとするのですが、
自身の身体が思うようにならない様子の坊主、
へにゃへにゃとその場へへたり込んでしまいました。
これ、前庭疾患かも!
※ 今年3月、坊主には前庭疾患の症状が出ています。
夜明け前の失禁
高齢の柴犬に多い……
すぐさま部屋の明るさを強め、夫は目の動きを確認。
眼振が見受けられたので、動画撮影。
これ、(前回同様)前庭疾患っぽいよね。
前回に比べ症状ははるかに軽いように見えますが、
前回も診て頂いた夜間診療をしている病院へ急ぐことにしました。
準備をしていると、坊主は失禁。
以前にも見ているせいか、
私たちが慌てることはありませんでした。
前回は私の布団にやっちまいましたからね。
フローリングに失禁したくらい、なんてことないです。
バスタオルに包んだ坊主を抱え上げると、
身体から力が抜けてしまっている分、
重さが2倍にも3倍にも感じられます。
ダメだ、たもつを落っことしちゃいそう。
立体駐車場屋上階に夫が車を取りに行っている間、
坊主を抱えたまま私はしゃがみ込んでしまっていました。
本当に、笑いが出てくるくらい重たいんです、
身体に力の入っていない10キロって。
車に乗り込む際念の為トイレシートを敷きましたが、
先程出し切ってしまったのか
その後坊主が失禁することはありませんでした。
病院へ到着し、ことの経緯を説明。
私たちの中では「前回より症状は軽い」という
変な自信があったようにも思います。
前回は酷くのたうち回った(立とうとするも立てなかった)が、
今回はある程度身体を起こせていた。
前回は自身の頭を起こしていることすらできなかったが、
目が回っているとは言え頭の振れは少なかった。
前回同様失禁はしたが、嘔吐はない(前回は病院で嘔吐)
診察台に乗せてみると、
支える手が必要ではあるが自分で立つことができた。
前回は点滴等の処置後先生からの説明がありましたが、
今回は「脳圧を下げる点滴を病院で打っていくか」
或いは「薬を処方するので自宅で処置をするか」
その選択を迫られました。
迫ると言っても、先生からそんな圧があった訳ではありません。
ただ、「処置せず帰る」という選択は私たちの中にはなかったので、
(必ずしも自宅で最適な処置ができるとは限らないので)
時間が掛かっても構わないので院内での点滴をお願いしました。
……ということで、

こんなポータブルな医療機器を使い、

坊ちゃん点滴中。
我が子の前庭疾患を経験された方は分かるかと思いますが、
これ、かなり軽症の部類です。
抱えられているとは言え、
坊主は自らの頭を起こすことができています。

斜頸もなく、頭の振れもありません。
眼振もこの頃にはほぼ治まってきていました。
前回は点滴等の処置後に坊主と再会したのですが、
まだ壁を背に身体を横たえていた状態で、
頭を起こすことすら儘ならなかったので、
処置中にこうして身体に力が入るまで快復したのは、
ミラクル!と言わざるを得ません。
病院での処置が終了、
自宅でも治療の継続をということで、
以下のお薬が出ました。

イソバイド(イソソルビド) 脳圧降下剤です。
坊主の体重は約11キロなので、
1回11ml X 朝晩2回 の服用。
これ、かなり不味い薬のようで飲ませるのが難儀です。
前回は院内で先生が服薬させてくれたのですが、
あまりの不味さに顔をのけ反らせ、
その勢いで立ち上がることができたくらい(笑)
シリンジに11mlを取りましたが、
1度に坊主の口に入れられたのは6mlほど。
あまりの不味さに身体をよろけさせ、
夫は「逆効果なんじゃないか」と零したけれど、
その後徐々にですが状態は改善されています。
2度目のトライは蒸しパンやバームクーヘンに浸して。
そんなもので誤魔化されるかしら?と思ったけれど、
坊ちゃん案外躊躇うことなくパクリ。
それでも糖分摂り過ぎになるわーってことで、
この回も6mlほどの服用で終了してしまいました。
その後病院に確認したところ、
「処方が1回11mlなので、
最低でもその半量(6ml)以上は服用させてください」
とのことでした。
少なすぎると効果が出ないということです。
もう1つ処方されたのが、

セレニア(マロピタント) 制吐剤です。
開封し半量を与えるのですが、
劣化を防ぐ為開封していません。
土曜の夕方以降の服用を指示されており、
「吐き気がなくても飲ませてください」と言われていたのですが、
実はまだ飲ませていないのです、先生ごめんなさい。
前回は院内での処置のみで快復を見た坊主。
今回は院内処置の他数日分の薬が処方されたのですが、
坊主は薬に弱いこともあり
指示通り全て服薬させるべきか悩ましいところなので、
この後掛かりつけ医のところへ行き相談する予定です。
前庭疾患の原因については
高齢の柴犬に多い……で書いたので今回は省略します。
原因の1つに脳腫瘍などもあるので、
先生のご意見をお訊きしたところ……。
「脳の検査となるとMRIになるので全身麻酔が必要。
年齢的に全身麻酔は悩ましいところ。
仮に腫瘍が見つかり外科手術が可能な場所であったとしても
やはり全身麻酔となるので慎重になるところ。
外科手術が難しければ、服薬での治療になる可能性も」
……ということでした。
前回症状が出た時にも掛かりつけ医と同様の話をしているので、
脳の疾患については
あれこれ考えても仕方がないような気がしてきました。
昨日はまだヨタヨタ歩きの坊ちゃんでしたが、
今朝の散歩では、
私がハーネスを手にするのを見ると逃げ回り(←いつものお約束)
午前6時過ぎ、まあまあ歩けています。
繰り返す前庭疾患について、
先生とよく話してこようと思っています。