電気さまさま
先日関東地方に上陸した台風15号ですが、
首都圏近郊に大きな爪痕を残すこととなりました。

マンション前の街路樹、
根っこが浮き上がり車道へと倒れた形跡が。
道路の向こう側へと目を遣ると、そちらにも同様の倒木跡。

河原への入り口には切断された街路樹。
私たちは午前9時台に散歩へ出たのですが、
あちこちで倒木の片付け作業に追われる方々の姿を目にしました。

近所のマンションの植木、電線に引っ掛かったのかな、
パトカーまで出動していました。
9日未明、たもつエリアにもかなりの強風が吹き荒れました。
風向きのせいか窓ガラスを叩く音は
あまり大きくは感じなかったのですが、
やはり夜中に何度となく目が覚めてしまいましたね。
たもつは怯えることはなかったけれど、
なぜか調子よく私の腕枕を利用。
場所は変えるものの、
結局ひと晩中私の身体のどこかしらに貼り付いて眠っておりました。
もしかして、ちょっぴり怖かったのかな?(笑)
幸い我が家に実害はなく、
台風も無事通り過ぎてくれた~と安堵していたのですが……。
「(千葉の)ご実家大丈夫? 停電してるみたいだけど……」
そんな連絡をくれたのは埼玉に暮らす義母でした。
義父と二人、
停電エリアと実家の住所とを照らし合わせてくれたのだそうで、
義母から連絡をもらわなければ、
私は実家が停電で困っていることを、
知らぬまま過ごすところだったのです。
午前中姉に連絡を取ってはいたのですが、
それほど長引くとは思わなかったのか、
心配を掛けまいとしてくれたのか、
姉もそのことには触れないでいたんですよね。
義母から聞かされた時も、
「停電かぁ、大変だなぁ」
私自身、その時はその程度の認識でしかありませんでした。
しかし、予想に反し停電は長引き……。
幸い水道とガスは問題がなかったので
食べるには困らない様子だったのですが、
台風が行き過ぎた後の猛暑を凌ぐことができるのかが心配になり。
「車で物資を届けよう」夫はそう言ってくれたのだけど、
とにかく千葉県内どこもかしこも大渋滞の様子。
千葉市内の実家に辿り着くのも翌日になってしまうのでは?、
そのうち停電も解消されるかもしれないし。
私はまだ、実家を訪ねることを躊躇っていました。
……が、しかし、結局9日のうちの復旧はなく、
翌10日も大変蒸し暑い日を迎えていました。
水にも食べ物にも困っていない様子だけど、
暑さ対策はどうしているんだろう?
我が家から保冷剤を大量に運んだところで、
移動中に温まってフニャフニャになっちゃうだろうし、
とにかく電気がないんだから、「冷やす」ことができないよね。
実家の様子を伺いたいんだけど、
スマホのバッテリー残量も気になるし、固定電話は繋がらないしで、
もう何をどうすれば良いのかが分からない。
東京電力の停電情報の画面とにらめっこしながら、
Twitterで現地の生の声を拾い情報収集。
「千葉市○○区(実家のある区)、復旧しました」と見た直後に、
「ちょっと点いて、すぐに消えました」との呟きがあったりで、
もうパソコンの前から離れることができません。
2日目の真っ暗な夜を迎えようとしているのに、
停電エリアが減る様子もなく、
「できることは何1つないけど、
今日のうちに訪ねておいた方が良かったのかな」
そんなことを思いながら独りモヤモヤ。
そんな停電2日目の晩、
夫が会社帰りに様々なお役立ちグッズを買い揃えてきてくれました。

懐中電灯。
小さく軽いのですが、とても明るいです。
水を入れたペットボトルを置けば、
広範囲を照らすことができます。

モバイルバッテリー。
我が家でしっかり充電して行けば、
スマホ他色々使えるんじゃないかということで。
テレビがつかないので、
情報収集はスマホやパソコンになりますからね。
それから、なんと言ってもこれが便利!と思ったのが、

充電式扇風機。
コードレス連続使用約5時間。
この扇風機も我が家でしっかり充電し、
更に↑のモバイルバッテリーも使用すれば、
かなりの時間暑さを凌ぐことができそうです。
小型で軽いのですが、かなり強力な風が出ます。
電気が通ってなきゃどうしようもできないじゃん……、
そんな諦めの境地に立っていた私に反し、
仕事帰りにあれやこれや本当に必要そうなものを
入手してきてくれた夫。
復旧がなければ、これらを抱え明日にも実家を訪ねよう。
2日目の晩も、停電情報の画面とにらめっこ、
夜中の2時過ぎまで情報収集していましたが、
先が見えないのでここでダウン。
翌11日(本日)早朝、
「昨夜のうちに復旧してました」と姉から連絡が。
何時の復旧だったのかは分かりませんが、
恐らく睡眠中の復旧だったのかなと思います。
電気がないって、想像以上に不便ですね。
今回たまたま残暑の厳しい数日に当たってしまったこともあり、
電気がないと命が危険に晒されこともあるのだと実感することに。
実際、停電中に熱中症で亡くなられた方もいらっしゃいます。
今回はTwitterでの情報収集が役立ちましたが、
「○○病院はロビーを開放している」(病院は自家発電)とか、
「○○エリアは復旧した」とかいう声の中、
「千葉の大規模停電(断水も)を報じるメディアが少ない」
そんな声が目立っていたのがとても印象的でした。
確かにテレビを点けていても、
ニュース速報で流れてくるのは「○○氏入閣!」の話題ばかり。
え? それって今必要? そんなに緊急の情報?
そんなことより千葉の情報を流してよ!
幸い実家のあるエリアは電気が復旧しましたが、
今(11日16時)現在でも
千葉県内で40万軒以上が復旧を待っているような状況です。
断水しているエリアもあります。
家屋が損傷したエリアもあります。
台風がこれほどまでに大きな影響を残すとは……。
地震への備えをされる方は多いかと思いますが、
停電時の備えもしっかり考えておくべき!、
今回はそんなことを身に染みて感じましたね。

はい! しっかり備えました!
千葉県他被災された地域の方々が、
1日も早く元の生活に戻ることができますように。
首都圏近郊に大きな爪痕を残すこととなりました。

マンション前の街路樹、
根っこが浮き上がり車道へと倒れた形跡が。
道路の向こう側へと目を遣ると、そちらにも同様の倒木跡。

河原への入り口には切断された街路樹。
私たちは午前9時台に散歩へ出たのですが、
あちこちで倒木の片付け作業に追われる方々の姿を目にしました。

近所のマンションの植木、電線に引っ掛かったのかな、
パトカーまで出動していました。
9日未明、たもつエリアにもかなりの強風が吹き荒れました。
風向きのせいか窓ガラスを叩く音は
あまり大きくは感じなかったのですが、
やはり夜中に何度となく目が覚めてしまいましたね。
たもつは怯えることはなかったけれど、
なぜか調子よく私の腕枕を利用。
場所は変えるものの、
結局ひと晩中私の身体のどこかしらに貼り付いて眠っておりました。
もしかして、ちょっぴり怖かったのかな?(笑)
幸い我が家に実害はなく、
台風も無事通り過ぎてくれた~と安堵していたのですが……。
「(千葉の)ご実家大丈夫? 停電してるみたいだけど……」
そんな連絡をくれたのは埼玉に暮らす義母でした。
義父と二人、
停電エリアと実家の住所とを照らし合わせてくれたのだそうで、
義母から連絡をもらわなければ、
私は実家が停電で困っていることを、
知らぬまま過ごすところだったのです。
午前中姉に連絡を取ってはいたのですが、
それほど長引くとは思わなかったのか、
心配を掛けまいとしてくれたのか、
姉もそのことには触れないでいたんですよね。
義母から聞かされた時も、
「停電かぁ、大変だなぁ」
私自身、その時はその程度の認識でしかありませんでした。
しかし、予想に反し停電は長引き……。
幸い水道とガスは問題がなかったので
食べるには困らない様子だったのですが、
台風が行き過ぎた後の猛暑を凌ぐことができるのかが心配になり。
「車で物資を届けよう」夫はそう言ってくれたのだけど、
とにかく千葉県内どこもかしこも大渋滞の様子。
千葉市内の実家に辿り着くのも翌日になってしまうのでは?、
そのうち停電も解消されるかもしれないし。
私はまだ、実家を訪ねることを躊躇っていました。
……が、しかし、結局9日のうちの復旧はなく、
翌10日も大変蒸し暑い日を迎えていました。
水にも食べ物にも困っていない様子だけど、
暑さ対策はどうしているんだろう?
我が家から保冷剤を大量に運んだところで、
移動中に温まってフニャフニャになっちゃうだろうし、
とにかく電気がないんだから、「冷やす」ことができないよね。
実家の様子を伺いたいんだけど、
スマホのバッテリー残量も気になるし、固定電話は繋がらないしで、
もう何をどうすれば良いのかが分からない。
東京電力の停電情報の画面とにらめっこしながら、
Twitterで現地の生の声を拾い情報収集。
「千葉市○○区(実家のある区)、復旧しました」と見た直後に、
「ちょっと点いて、すぐに消えました」との呟きがあったりで、
もうパソコンの前から離れることができません。
2日目の真っ暗な夜を迎えようとしているのに、
停電エリアが減る様子もなく、
「できることは何1つないけど、
今日のうちに訪ねておいた方が良かったのかな」
そんなことを思いながら独りモヤモヤ。
そんな停電2日目の晩、
夫が会社帰りに様々なお役立ちグッズを買い揃えてきてくれました。

懐中電灯。
小さく軽いのですが、とても明るいです。
水を入れたペットボトルを置けば、
広範囲を照らすことができます。

モバイルバッテリー。
我が家でしっかり充電して行けば、
スマホ他色々使えるんじゃないかということで。
テレビがつかないので、
情報収集はスマホやパソコンになりますからね。
それから、なんと言ってもこれが便利!と思ったのが、

充電式扇風機。
コードレス連続使用約5時間。
この扇風機も我が家でしっかり充電し、
更に↑のモバイルバッテリーも使用すれば、
かなりの時間暑さを凌ぐことができそうです。
小型で軽いのですが、かなり強力な風が出ます。
電気が通ってなきゃどうしようもできないじゃん……、
そんな諦めの境地に立っていた私に反し、
仕事帰りにあれやこれや本当に必要そうなものを
入手してきてくれた夫。
復旧がなければ、これらを抱え明日にも実家を訪ねよう。
2日目の晩も、停電情報の画面とにらめっこ、
夜中の2時過ぎまで情報収集していましたが、
先が見えないのでここでダウン。
翌11日(本日)早朝、
「昨夜のうちに復旧してました」と姉から連絡が。
何時の復旧だったのかは分かりませんが、
恐らく睡眠中の復旧だったのかなと思います。
電気がないって、想像以上に不便ですね。
今回たまたま残暑の厳しい数日に当たってしまったこともあり、
電気がないと命が危険に晒されこともあるのだと実感することに。
実際、停電中に熱中症で亡くなられた方もいらっしゃいます。
今回はTwitterでの情報収集が役立ちましたが、
「○○病院はロビーを開放している」(病院は自家発電)とか、
「○○エリアは復旧した」とかいう声の中、
「千葉の大規模停電(断水も)を報じるメディアが少ない」
そんな声が目立っていたのがとても印象的でした。
確かにテレビを点けていても、
ニュース速報で流れてくるのは「○○氏入閣!」の話題ばかり。
え? それって今必要? そんなに緊急の情報?
そんなことより千葉の情報を流してよ!
幸い実家のあるエリアは電気が復旧しましたが、
今(11日16時)現在でも
千葉県内で40万軒以上が復旧を待っているような状況です。
断水しているエリアもあります。
家屋が損傷したエリアもあります。
台風がこれほどまでに大きな影響を残すとは……。
地震への備えをされる方は多いかと思いますが、
停電時の備えもしっかり考えておくべき!、
今回はそんなことを身に染みて感じましたね。

はい! しっかり備えました!
千葉県他被災された地域の方々が、
1日も早く元の生活に戻ることができますように。
スポンサーサイト