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坊ちゃんギャン鳴き

     それは土曜の夜のこと。

  たもつと夫と夜桜見物しながら

    河原をブラブラ歩いていた時のことです。



         ギャン!




       え? なに今の?

   振り返ると、

     腰の引けたたもつと、

 たもつの悲鳴にこれまた腰の引けちゃってる夫の姿。

    
    私 「なに今の声? 足でも踏んだんじゃない?」

  夫 「踏んでないよぉ。ほら、行こう」

    たもつの後ろへ回り、彼を促す夫。



         ギャン!



        えー!?

    なに? なにがあった?

   夫 「オレ、なんっにもしてないよ」

    私 「本当に? 足踏んだんじゃなくて?」

  夫 「踏んでないよぉ。踏んだらさすがに分かるよ」

    私 「ふーん」


   たもつはと言うと……、

    取り敢えず、フニャフニャ歩き始めている。

 それでも、その後も夫が後ろに回り込もうとすると、

      たもつは過敏に反応するように。

    なにそれ? なんかオカシイ……よね。

  なにが起きてるのかさっぱり分からないまま帰宅。

       たもつはフツーに歩いてる。

     否、歩けるフリをしている?

   どこかに異常があるようなんだけど、

        どこなのかがハッキリしない。

  帰宅後も、

 身体に触れられるのを嫌がる素振り。

    但し、それも限定的。

   どうも腰から後ろの部分に違和感がある様子。

  脚? 内臓? 肛門付近?
        

  その日たもつは、私たちの休む和室で一晩を過ごした。

    夫の足元で眠りにつき、

 夜中にフラフラ立ち上がったかと思うと今度は私の足元へ。

    そこで「くぅ~ん」となんとも頼りない声を上げると、

      クルクルと身体を丸め再び眠りについた。

 堪らなく不安げな表情を浮かべるたもつと目が合ってしまい、

   その日は結局浅い眠りのまま朝を迎えることに。

  夫もおそらく、ほとんど眠れないままに一晩を過ごしたと思う。


    翌朝、シャッターが開くのを待つように病院へ。

   「痛みがあるようなんです、

 それが脚なのか腰なのか内臓なのか、よく分からないんですけど」

       触診を始める先生。

  身体中グニグニもみもみ触ったり押したりしてるのに、

         無反応の坊ちゃん。

 先生 「お腹の張りとかはないようですね。

        脚もお尻も……、うーん?」

   肛門周りとかグニグニ触ってるのに、

      相変わらず反応薄の坊ちゃん。

     あれー、肛門腺とも関係なかったかー。

  肛門腺絞ってもらっても、特に悪いところは見られず。

    お尻周りとか消化器系の異常とか

   私たちなりに思い付いたことを訴えてはみたんだけど、

その辺りでの異常は(問診と触診した限りでは)見付からなかった。

 先生 「左脚が……、ちょっと震えが出る感じですねぇ。

    でも、レントゲン撮るのはまだいいでしょう。

       取り敢えず痛み止めを飲んで様子を見ましょうか」

      うんうん、痛み止めでも何でも出してくださいな。



    18-04-01_1015.jpg


    処方されたのがこのお薬。

       痛み止めと胃薬。






   病院の帰り道。


   
     18-04-01_935.jpg


     お日さまの下、気持ち良さそうに休憩中。

    歩けてるんだけどねぇ。

       どこが悪いんだかねぇ。






  ……で、日曜の午前中服用した痛み止め(胃薬含む)で、

     翌日のピーヒャラピーピーへと繋がっていく訳です。


 月曜日、お腹ピーピーに気を取られ、痛み?の場所も特定できず。

   痛み止めはバッチリ効いたようで、

 この日は歩き方に違和感もなく、

      ギャンと叫び声を上げることもなかった。

  火曜日、朝散歩も夕散歩も足の運びが危なっかしい。

    うーん、やっぱり左脚に違和感あるような気がするよねぇ。

   なんかね、関節のハマりが悪い感じ。

       いや、筋を違えた感じかな。

   水曜日、朝夕散歩ともスタスタ歩けてる。




     18-04-04_858.jpg


    オカシイ?左脚を支えにチッコもできちゃう。








      18-04-04_859.jpg


         痛み止めは飲んでないけど、




   18-04-04_900.jpg


      足取りは軽い。



  但し、たま~に思い出したように、

    「はぁ~ん(アンヨがー)」みたいな仕草をする。





    結局その後、

  たもつが「ギャン!」と悲鳴を上げることはなかった。


     なんだったのよ、あのギャン鳴き?

   「くぅ~ん」なんて不安げな表情で訴えられたら、

       こっちも寿命が縮まるわ。



     お腹ピーピーは一日のことで済んだけど、

        体重がちょっぴり減った。

   お薬については、今日先生に報告を。


     18-04-01_1015.jpg


   茶色い方の痛み止め「プレビコックス」は使用不可。

      カルテの方にもその旨記録して頂いた。



    たもつは薬に弱い。

 皮膚のお薬(痒み止め)も使用不可になったものがあるし。

   歳を重ねると薬への抵抗力も落ちるだろうから、

     今後は益々注意が必要になってくるね。



    みなさんのお宅のワンコさんニャンコさんも、

   お薬との相性にはどうぞお気を付けくださいね。




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プロフィール

たもこ

Author:たもこ
生後2ヵ月で我が家にやってきた柴犬たもつ。
日々進化を続けるたもつと彼に翻弄される犬素人夫婦の日常を綴ります。
旧名たもつ先生です。
たもつ ♂ 
2007年10月19日生まれ

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