美ヶ原黄昏れツアー

快晴の軽井沢


木曜日、長野方面へお出掛けついでに、
軽井沢ショッピングプラザにちょっと寄り道。

お店の前で待機。
ワンコも入店可のお店なんだけど、
毛が飛び散ると申し訳ないのでね。
こういう時、ワンギャン言わずジーっとしていられる
たもつのような性格はホント助かる。
サクサクっと買い物を済ませた後は、
目的地に向かってゴー



山の上に来ましたよ

ここは美ヶ原高原。
時刻は既に午後5時を回ってます。
少し歩くよ~


グズグズ

クンクンスンスンに余念がなく、
なかなか前へと進まない

たもちゃ~ん、陽が沈んじゃうよ~


夕陽がもうあんなところまで落ちてる。

あそこに見えるのは電波塔と王ヶ頭ホテル。
ちなみに、今年5月の写真はこんな感じ ↓



美ヶ原牧場の牛。



美しの塔。
ここで、カメラを設置し星を待つ人の姿が。
そう、私たちは星を観にやってきたのです。

「かーちゃん。お腹すいた……」

たもちゃん、牛ならいるよ


幻想的な風景になってきた。

牛たちも、真っ白な中に……。

まもなく午後6時。
空の色も変わってきましたよ。


「かーちゃん。牛肉まだぁ~?」

たもちゃん、写真を撮ろう。

抱っこして初めて気付いたんだけど、
たもやん、寒さでガクブル震えてた。
この時の気温、7℃。
人間もそれなりに厚着の服持って来たんだけどね、
(東京出る時は半袖1枚)
ここの寒さはハンパなかったです、はいっ

ここで星を待つのは無理、車に戻ろう。
寒さでガクブル震えてたたもやん、
夫を走りっこに誘って猛ダッシュ


帰り道、牛たちが……集まって来た。
写ってないんだけど、
茶色い大きな牛がたもつを見つめてブヒブヒ鼻を鳴らしてた。

「とーちゃん。これは、かなりマズイ状態なのでは?

怖くないよ、たもちゃん。

陽が沈む~、急げ~。

ポニーも、たもつに興味津々。
柵の隙間から出てきちゃいそうでコワイ。

「とーちゃん。
牛よりは小さいけど、おいらよりはデカイ……


「なんか、デッカイのがたくさんいたな」

「逃げろーーーーっ


夜になっていくよ。
この後、美ヶ原高原・山本小屋ふる里館駐車場にて、
車の中で待機。
東の方の空がちょっぴり雲に覆われてはいたけど、
見上げるともうそこには満天の星空

失敗したのは星座の本を忘れたこと

慌ててスマホに「星座を探す」アプリを入れたんだけど、
とにかく隙間がないほど星が現れていて、
却って星座を特定するのが難しいくらい。
それからもう1つ失敗したこと

とにかく寒くて、外にずっと立っていられない

山の上での天体観測、
真冬の格好していかなきゃダメなんだな~って反省。
星の写真は……、ありません

ネットでサクサク検索してみてください

あんまり寒いので、早々に山を下りることに。
近くの美ヶ原高原美術館駐車場でひと休み。
ここは道の駅にもなっているので、
休憩しながら星を待ってる?車も複数台いました。
……で、温かい飲み物で凍える身体を癒している最中、
夫が控えめに驚きの声を上げました。
あっ! キツネ!
見るとそこには、
フワッフワの大きな尻尾を揺らしながら行くキツネの姿が。
暗がりだったので色までは分かり難かったんだけど、
結構大きめのキツネだったと思います。
美術館の建物と近くに停まっていた車の間から
フラフラっと出てきたキツネ、
その後はあっちをスンスンこっちをクンクンしながら、
闇夜に消えて行きました。
感激だわ~

その後も山を下りる途中に、
鹿やらリスやら色々遭遇しました。
星空も良かったけど、
寧ろ野生生物の方に興奮させられたかも

長旅で、たもやんもお疲れ気味に。
高速道路乗った途端「降ろせー」の合図

諏訪SAに寄り道、
たもやんはドッグランでひとっ走り……、否ひと歩き。
美ヶ原高原でとーちゃんと走りっこしたからか、
ランに入ってまで走る気はないご様子で。

諏訪SAで買ったアイス。
まんま信玄餅って感じで、とっても美味しかったです

帰宅したのは午前1時過ぎ。
走行距離は530キロ。
山の上で星を観るなら暖かい格好で。
星座の本も忘れずに。
星座のアプリを入れておけば尚ヨロシ。
良い旅でした
