猫と話すオンナ
先週水曜日、
JR総武本線・下総中山という小さな駅で姉と待ち合わせ。
ここから、二人とも初めて訪れる美術館を徒歩で目指します。
生憎の曇り空、今にもポツポツ落ちてきそうだったんだけど、
バスの本数も少ないというし、初めて訪れる町でもあるし、
お散歩がてらブラブラ行ってみることにしましょう。
駅からの道は真っ直ぐ続く上り坂。
車がすれ違うのもやっとという道を、バスもやってきます。
ここは門前町、
通りの両側には時代を感じる和菓子屋や食事処が並んでいます。
坂を上り切ったところに見えてきたのが、

中山参道山門。

立派だね。
丘の上にあるから、
総武本線に乗っているとその車窓から望むことができます。

この先、お寺さんの密集地帯です。

参道を通らせて頂きます。
ここは周辺のみなさんの生活道路になっているみたい。
足早に駅へと向かう人たちとすれ違いながら行きます。

法華経寺のイチョウと五重塔。
お寺さんを抜けてから暫くは、
閑静な住宅街の中を行きます。
その間も道は緩急織り交ぜての上り坂。
この辺りで暮らしてたら、足腰強くなるだろうな~。
額に汗しながらようやく辿り着いたのはこちら。

素敵な建物でしょ?
こちらは、

市川市東山魁夷記念館

象徴的な白い馬もいます。

「歩み入る者にやすらぎを
去り行く人にしあわせを
魁夷」
1階展示室では東山魁夷氏の資料や画材などを、
2階展示室では
日本画・スケッチ・リトグラフなどを観ることができます。
多目的室ではDVDが上映されていました。
展示数は決して多くはないのですが、
ゆったりとしたスペースで作品を堪能することができました。

2階にある休憩室。
↑ 建物写真にあるとんがり屋根のところです。
とんがり屋根は、

中から見るとこんな感じ。
とんがり屋根の上には、

これまたカワイイ白い馬。
お庭も開放されています。


駅からも少々遠く、訪れる人もそう多くないのか、
静かでゆったりとした時間の流れる、
とても素敵な記念館でした。

《 行く春 》 セリグラフ
この画が、とても好きです。
絵はがきじゃ伝わりにくいんだけど、
ものすご~くキラキラしてた。

《 緑響く 》
蓼科高原にある御射鹿池(みしゃかいけ)だそうです。

《 夕星 》
氏、最後の作品ですね。
「何処の風景でもなく、夢の中で見た風景」と語っています。
東山魁夷氏の作品は昔から観ているのですが、
若かった頃より今の方が
グッと胸に来るというか染みるというか……。
これも、年取った証拠なんですかねぇ。
……で? タイトルの意味は?
ネコはどーした?
そうそう、そうでしたね。
ネコの説明をしていませんでした。
中山参道山門をくぐり、参道を歩いていた私たち。
ん?
私たちに背を向け、ちょこんとお座りしているネコを発見。
姉が、話し掛けますよ「ミャーオ」
話し掛けるんかいっ!
「ん? 誰か呼んだのにゃ」ネコが、振り返りますよ。
そして、振り返るんかいっ!
ヒタヒタヒタ、しのび寄るニャンコ。

「お前、誰なのにゃ?」

「確認するのにゃ」

「スンスン」

「スンスン」
かなり積極的なニャンコ。

グイッ、グイグイッ!
姉の懐へ潜り込もうとするニャンコ。
姉は若干戸惑ってる。
けど、そんなことお構いなしでよじ登ろうとするニャンコ。

更に戸惑う姉。
ニャンコは体勢を整えるのに夢中。
あのさぁ、うちのねーさんはそこそこ華奢だからさ、
その太股に乗っかるのは無理な話だと思うのだけど……。

しっかり収まってるし(汗)
まあね、「ミャーオ」と話し掛けたのは姉の方だから、
グイグイ来られても文句は言えないね。
姉はニャンコもワンコも飼ってはいない。
子供の頃より私たちが育てた経験があるのは文鳥のみ。
一時期フクロウが居たこともあったけれど、
あれはほとんど父がお世話をしてた。
それでも、姉はなぜか動物に好かれる。
近所の親戚の家で飼っていたワンコも、
年に数回しか訪れない祖父の家のニャンコも、
知らず知らずのうちに姉に懐いていた。
↑ のニャンコ、
お情けで私にも身体を摺り寄せてきてはくれたけど、
それ以上の熱情を見せてくれることもなく……(泣)

この目つきが堪らん
JR総武本線・下総中山という小さな駅で姉と待ち合わせ。
ここから、二人とも初めて訪れる美術館を徒歩で目指します。
生憎の曇り空、今にもポツポツ落ちてきそうだったんだけど、
バスの本数も少ないというし、初めて訪れる町でもあるし、
お散歩がてらブラブラ行ってみることにしましょう。
駅からの道は真っ直ぐ続く上り坂。
車がすれ違うのもやっとという道を、バスもやってきます。
ここは門前町、
通りの両側には時代を感じる和菓子屋や食事処が並んでいます。
坂を上り切ったところに見えてきたのが、

中山参道山門。

立派だね。
丘の上にあるから、
総武本線に乗っているとその車窓から望むことができます。

この先、お寺さんの密集地帯です。

参道を通らせて頂きます。
ここは周辺のみなさんの生活道路になっているみたい。
足早に駅へと向かう人たちとすれ違いながら行きます。

法華経寺のイチョウと五重塔。
お寺さんを抜けてから暫くは、
閑静な住宅街の中を行きます。
その間も道は緩急織り交ぜての上り坂。
この辺りで暮らしてたら、足腰強くなるだろうな~。
額に汗しながらようやく辿り着いたのはこちら。

素敵な建物でしょ?
こちらは、

市川市東山魁夷記念館

象徴的な白い馬もいます。

「歩み入る者にやすらぎを
去り行く人にしあわせを
魁夷」
1階展示室では東山魁夷氏の資料や画材などを、
2階展示室では
日本画・スケッチ・リトグラフなどを観ることができます。
多目的室ではDVDが上映されていました。
展示数は決して多くはないのですが、
ゆったりとしたスペースで作品を堪能することができました。

2階にある休憩室。
↑ 建物写真にあるとんがり屋根のところです。
とんがり屋根は、

中から見るとこんな感じ。
とんがり屋根の上には、

これまたカワイイ白い馬。
お庭も開放されています。


駅からも少々遠く、訪れる人もそう多くないのか、
静かでゆったりとした時間の流れる、
とても素敵な記念館でした。

《 行く春 》 セリグラフ
この画が、とても好きです。
絵はがきじゃ伝わりにくいんだけど、
ものすご~くキラキラしてた。

《 緑響く 》
蓼科高原にある御射鹿池(みしゃかいけ)だそうです。

《 夕星 》
氏、最後の作品ですね。
「何処の風景でもなく、夢の中で見た風景」と語っています。
東山魁夷氏の作品は昔から観ているのですが、
若かった頃より今の方が
グッと胸に来るというか染みるというか……。
これも、年取った証拠なんですかねぇ。
……で? タイトルの意味は?
ネコはどーした?
そうそう、そうでしたね。
ネコの説明をしていませんでした。
中山参道山門をくぐり、参道を歩いていた私たち。
ん?
私たちに背を向け、ちょこんとお座りしているネコを発見。
姉が、話し掛けますよ「ミャーオ」
話し掛けるんかいっ!
「ん? 誰か呼んだのにゃ」ネコが、振り返りますよ。
そして、振り返るんかいっ!
ヒタヒタヒタ、しのび寄るニャンコ。

「お前、誰なのにゃ?」

「確認するのにゃ」

「スンスン」

「スンスン」
かなり積極的なニャンコ。

グイッ、グイグイッ!
姉の懐へ潜り込もうとするニャンコ。
姉は若干戸惑ってる。
けど、そんなことお構いなしでよじ登ろうとするニャンコ。

更に戸惑う姉。
ニャンコは体勢を整えるのに夢中。
あのさぁ、うちのねーさんはそこそこ華奢だからさ、
その太股に乗っかるのは無理な話だと思うのだけど……。

しっかり収まってるし(汗)
まあね、「ミャーオ」と話し掛けたのは姉の方だから、
グイグイ来られても文句は言えないね。
姉はニャンコもワンコも飼ってはいない。
子供の頃より私たちが育てた経験があるのは文鳥のみ。
一時期フクロウが居たこともあったけれど、
あれはほとんど父がお世話をしてた。
それでも、姉はなぜか動物に好かれる。
近所の親戚の家で飼っていたワンコも、
年に数回しか訪れない祖父の家のニャンコも、
知らず知らずのうちに姉に懐いていた。
↑ のニャンコ、
お情けで私にも身体を摺り寄せてきてはくれたけど、
それ以上の熱情を見せてくれることもなく……(泣)

この目つきが堪らん

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