Mさんの匂い

笑ってます

満面の笑みです

嬉しくて笑ってる……というよりも、
実はゼーハーゼーハーしてるところ。
昨日、夕方散歩ついでに病院へ。
夕方頃から耳の不調を訴え始めた坊ちゃん。
洗浄するか薬注入するかで迷った結果、
即効性のある

フルメタローション(ステロイド)で応急処置。
それでもね、大騒ぎするもんだから片耳しかできない。
その後は興奮状態が治まらず、
ゼーハーゼーハー呼吸も荒くなり……で。
薬1滴でそんな修羅場を見なきゃいかんのか?(汗)
冷房強くして坊主を放置。そして、暫く静観。
坊主の状態が落ち着いてから、
「先生んとこ行くよ」と散歩に連れ出しました。
外出てみたら、
さっきの修羅場など忘れたかのようにウキウキ散歩。
病院で、耳を診てもらいました。
詰まって……というか、塞がっているようです。

「エピオティックで洗浄したりはしてるんだけど……」と
先生に話したら、
「家で洗えてるんですかっ!? スゴイですね!」と
驚かれました。
けどね、洗ってるとは言っても充分とは言えない。
洗浄液ザバッと入れてクチュクチュして……って、
それも繰り返し念入りにできてる訳じゃないし。
まあ、やらないよりはマシってレベルの処置ですよ。
洗浄をお願いしました。
先生曰く「エピオティックよりもうちょっと強力なヤツで……」と、
洗浄液をたっぷり用意して洗浄開始。
今回は、坊ちゃん初めて口輪を装着。
口輪って、咬み咬み防止かと思いきや、
「リラックス効果もあるんですよ~」と。
確かに、初めて装着されたというのに、
坊ちゃんちっとも嫌がってない。
フツーに着けさせて、
フツーに処置を待ってる。
洗浄が始まりました。
予定通り、しっかり抵抗してるけど。
今回保定してくれたのは、
たもつが赤ちゃんの時からお世話になってる、
私たちが最も信頼している、
看護師のMさん。
保定が上手、ブレがない。
たもつもうっとり顔。
そりゃ、耳の中に洗浄液流し込まれて嬉しい訳ないんだけど、
それでもMさんの保定が安定してるから、
たもつもなんとか耐えてるし、私も安心して見守ることができる。
↑の写真、耳が濡れてるのは洗浄のせいです。
今回、新しいお薬の説明がありました。

オスルニア。
病院でオスルニアを点耳。
↓ その間自宅では処置不要。
1週間後、再度病院でオスルニアを点耳。
……で、その後効果が1ヶ月ほど続く。
自宅ではね、何もしなくていいんだって。
それって、夢のような話じゃね?
だって、本当に大騒ぎなんですよ、耳の処置って。
服薬とか点眼とかは案外問題なくできるんだけど、
耳の中に水分が入ることには、
尋常でない抵抗を示す坊ちゃん。
最近エピオティックの匂いにも敏感だし、
ボトル見ただけで逃げ回っちゃうし。
洗浄液でジャブジャブ洗った後、
オスルニアと、

ミミピュアも先生使ってたような……。
あ、チラッと見えただけだから、違うかもしれないけど。
とにかく、2回の処置で1ヶ月も効果が続くなら、
こんなに有り難いことはありません!
我が家の坊ちゃん、外耳炎と言いながら、
耳の中が赤くなるようなことがなく、
耳垢が酷いようなこともなく(多少はあるけど)、
匂いが酷いようなこともなく、
ちょっと見、症状が分かり難いんだよね。
このお薬のお陰で、
大嫌いな処置の回数が減るのは有り難いよ。
繰り返す外耳炎、
今使っているお薬の影響について質問しました。
「アトピカ(免疫抑制剤)を使っていることで免疫力が落ち、
それが外耳炎に繋がるってことはないですか?」
先生曰く「他の病気を発症し易くするほどの量ではない」そうで、
「免疫抑制剤も今の量の何倍何十倍というレベルになれば、
その惧れを心配することになるとは思いますが」
とのことでした。
坊ちゃんのお薬量、今は適正量の半分サイズ。
それだけでも効果半分、副作用も半分。
それを、間隔空けて服用してる訳だから、
外耳炎への影響はほぼ無しと考えていいみたい。
とにかく、耳の中を炎症させない為に、
更に予防法を模索しなくちゃ。
大騒ぎで耳洗浄を済ませた坊ちゃん。
興奮冷めやらぬ状態で、
連れて帰るのも危なっかしい。
「この前洗浄した時も、
帰ってから1時間くらい心臓がバクバクしてて」と
看護師さんに訴えたら……。
「じゃあ、これ、してみよっか?」と、
看護師のMさんが装着してくれたのが、
↑ の首に巻いてるバンダナ。
これね、保冷剤が入ってます。
「興奮してる時は、
首の周りを冷やしてあげると落ち着くんですよ」って。
知らなかったわ~。
……で、首に巻いてみたら、
ゼーハーゼーハー興奮状態がピタリと落ち着きました。
え? そんなに急?
本当にね、魔法にかかったみたいにピタッと止まった。
看護師のMさん、
いつも親身になってくれて本当に感謝感激です!
帰りは何事もなかったかのように、
坊ちゃんウキウキ散歩。
途中幼馴染みのピーちゃん(ビーグル女子)に会って、
大好きなお父さんにナデナデしてもらって、
灼熱の中、どうにかこうにか帰宅しました。
帰宅後写真撮った時は暑さでゼハゼハしてただけで、
冷房が効いてくるとすぐにスヤスヤ。
バンダナを一度外してあげたんだけど、
その後すぐにアンヨをガシガシし始めたので、
試しに再度バンダナを装着。
そしたら……。

またまたリラックスした様子でソファでまったり。
保冷剤、もう冷えてなかったと思うんだよね。
もしかして……、
バンダナについた看護師のMさんの匂いにリラックス効果が?
ちょっ、変態犬みたいになってますけどぉ(汗)
バンダナはお返ししなくちゃならないし、どうしたもんかな。
うちにあるバンダナ持って行って、
「これにMさんの匂い付けて~」ってお願いしてこようかしら?
あ、いや。
これじゃ、夫に変な趣味があると思われかねないか……(汗)
この日学んだこと。
興奮を抑える為には、首の周りを冷やしてあげること。
坊ちゃんの興奮を抑える為には、
看護師さんの匂いを嗅がせてあげること

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