可哀相な犬
ここ数ヶ月、
他人様の視線が気になって気になって仕方がありません。
自意識過剰かよ!とか笑わないでね。
視線が気になるのは散歩中、
坊ちゃんを連れて歩いている時のことなのですが……。
みなさんご承知の通り、うちの坊ちゃんおハゲがあります。
……とは言え、おハゲ写真はなるべく載せないようにしてきたので、
現状を把握されてる方は少ないですよね。
こういう写真だと、
そんなに禿げてる?って思うかもしれないけど、

実は、結構薄い。
尻尾のところ、齧って毛量減ってるから通常より細い。
太股の付け根、黒ずんでたのがようやく肌色に。
背中も、引っ掻いて結構薄くなってる。
……で、散歩中はこんな感じ。

背中の窪み、毛量が少ないから。
太股の後ろ、まるっきり毛がないのよ。

ほら、すごく禿げてる。
みなさんのお宅のワンコさんたちと比べたら、
ものすご~く薄毛なのが分かると思います。
そんな訳で……、
坊ちゃんの散歩姿(特に後ろ姿)に
目が釘付けになっちゃう人が続出しています。
「え? なに、あの犬?」
二度見する人、結構います。
ガン見する人も、結構います。
自分ちのワンコをグイグイ近づけておいて、
たもつの脚に気付いた途端スーッと消えていく人もいます。
まあ、説明するのも面倒だから、寧ろ有り難いけど。
可哀相……って、思われてるんだろうな。
たもつの先輩ワンコさんで、
通常のものより幅広のハーネスを着けて
お散歩を楽しんでいる子がいます。
加齢により時折足元をふら付かせたりするので、
転倒防止の為にと飼い主さんが特別に注文して作った、
彼専用のハーネスです。
それが……、
彼女曰く
「他人から『可哀相に』と言われてしまう」のだそうです。
え……、なにが?
あまりに色んな人から「可哀相に」と言われてしまうので、
彼女つい訊ねてみたそうなんです。
「どこが可哀相なんですか?
この子はお散歩が好きでお外が好きで、
安全にお散歩できるようにこうして(着せて)いるんですけど。
どこが、可哀相なんですか?」
無責任に「可哀相」を口にしたその人は、
バツが悪そうにそそくさとその場を去ってしまったそうです。
ハーネスを着けたその先輩ワンコさん、
いつも幸せそうな表情で彼女に寄り添って歩いているんだけど、
分からない人には……、分からないんでしょうね。
うちの坊主も恐らく「可哀相」を思われてるんだろうな、
最近そんな捻くれたことを感じることも多いです。
ちゃんと面倒看てもらってるのかしら?
病院の診察受けさせてもらってるのかしら?
ちゃんと、ご飯を食べさせてもらっているのかしら?
今朝の散歩でも……。
たもつ目掛けて土手を駆け上がってきた1匹のワンコさん。
初対面さんにグイグイ来られるのが苦手なたもやんは、
硬直状態で警戒中。
「ガウガウ言っちゃうかもしれないので~」
そう告げてさり気なくその場を立ち去ろうとしたのは、
またあの(微妙な)表情を見せられるのが嫌だったから。
ワンコの飼い主さん、たもつを正面から見てひと言。
「随分、痩せてますねぇ」
あ、そっちかい?
「これでも、太らせようとしてるんですけどねぇ(苦笑い)」
それから不意に横に回った飼い主さん、
たもつの脚を見るなりその表情を変えると
我が子のリードを引き早々にその場を後にしてしまいました。
変に詮索されるよりマシ……か。
けど、まったく気が滅入るよ。
今回の皮膚騒動では、色んなことを学びました。
「そんなになって可哀相」と会うたび口にする人や、
「治療が良くないんじゃない?」と冷めた口調で問う人、
久々に会った人から「随分酷いって聞いたけど」と言われた時には、
そうして話のタネにしてる人の存在も知ることになったし……。
勿論、嬉しいこともたくさんありましたよ。
「この病院、良さそうだよ」と教えてくれる人や、
「このシャンプー、効くと思うよ」と薦めてくれる人や、
「脂はダメだって?」とサッパリしたオヤツを出してくれる人や、
「試しに食べさせてごらん」と食材を分けてくれる人や……。
勿論このブログにも、
たくさんのアドバイスや応援コメントを頂いています。
「可哀相」って、なんだろう?
最近つくづく、この言葉の意味を考えてしまう私です。

おいらのハゲ写真、
載せないって言ってなかったっけ?
他人様の視線が気になって気になって仕方がありません。
自意識過剰かよ!とか笑わないでね。
視線が気になるのは散歩中、
坊ちゃんを連れて歩いている時のことなのですが……。
みなさんご承知の通り、うちの坊ちゃんおハゲがあります。
……とは言え、おハゲ写真はなるべく載せないようにしてきたので、
現状を把握されてる方は少ないですよね。
こういう写真だと、
そんなに禿げてる?って思うかもしれないけど、

実は、結構薄い。
尻尾のところ、齧って毛量減ってるから通常より細い。
太股の付け根、黒ずんでたのがようやく肌色に。
背中も、引っ掻いて結構薄くなってる。
……で、散歩中はこんな感じ。

背中の窪み、毛量が少ないから。
太股の後ろ、まるっきり毛がないのよ。

ほら、すごく禿げてる。
みなさんのお宅のワンコさんたちと比べたら、
ものすご~く薄毛なのが分かると思います。
そんな訳で……、
坊ちゃんの散歩姿(特に後ろ姿)に
目が釘付けになっちゃう人が続出しています。
「え? なに、あの犬?」
二度見する人、結構います。
ガン見する人も、結構います。
自分ちのワンコをグイグイ近づけておいて、
たもつの脚に気付いた途端スーッと消えていく人もいます。
まあ、説明するのも面倒だから、寧ろ有り難いけど。
可哀相……って、思われてるんだろうな。
たもつの先輩ワンコさんで、
通常のものより幅広のハーネスを着けて
お散歩を楽しんでいる子がいます。
加齢により時折足元をふら付かせたりするので、
転倒防止の為にと飼い主さんが特別に注文して作った、
彼専用のハーネスです。
それが……、
彼女曰く
「他人から『可哀相に』と言われてしまう」のだそうです。
え……、なにが?
あまりに色んな人から「可哀相に」と言われてしまうので、
彼女つい訊ねてみたそうなんです。
「どこが可哀相なんですか?
この子はお散歩が好きでお外が好きで、
安全にお散歩できるようにこうして(着せて)いるんですけど。
どこが、可哀相なんですか?」
無責任に「可哀相」を口にしたその人は、
バツが悪そうにそそくさとその場を去ってしまったそうです。
ハーネスを着けたその先輩ワンコさん、
いつも幸せそうな表情で彼女に寄り添って歩いているんだけど、
分からない人には……、分からないんでしょうね。
うちの坊主も恐らく「可哀相」を思われてるんだろうな、
最近そんな捻くれたことを感じることも多いです。
ちゃんと面倒看てもらってるのかしら?
病院の診察受けさせてもらってるのかしら?
ちゃんと、ご飯を食べさせてもらっているのかしら?
今朝の散歩でも……。
たもつ目掛けて土手を駆け上がってきた1匹のワンコさん。
初対面さんにグイグイ来られるのが苦手なたもやんは、
硬直状態で警戒中。
「ガウガウ言っちゃうかもしれないので~」
そう告げてさり気なくその場を立ち去ろうとしたのは、
またあの(微妙な)表情を見せられるのが嫌だったから。
ワンコの飼い主さん、たもつを正面から見てひと言。
「随分、痩せてますねぇ」
あ、そっちかい?
「これでも、太らせようとしてるんですけどねぇ(苦笑い)」
それから不意に横に回った飼い主さん、
たもつの脚を見るなりその表情を変えると
我が子のリードを引き早々にその場を後にしてしまいました。
変に詮索されるよりマシ……か。
けど、まったく気が滅入るよ。
今回の皮膚騒動では、色んなことを学びました。
「そんなになって可哀相」と会うたび口にする人や、
「治療が良くないんじゃない?」と冷めた口調で問う人、
久々に会った人から「随分酷いって聞いたけど」と言われた時には、
そうして話のタネにしてる人の存在も知ることになったし……。
勿論、嬉しいこともたくさんありましたよ。
「この病院、良さそうだよ」と教えてくれる人や、
「このシャンプー、効くと思うよ」と薦めてくれる人や、
「脂はダメだって?」とサッパリしたオヤツを出してくれる人や、
「試しに食べさせてごらん」と食材を分けてくれる人や……。
勿論このブログにも、
たくさんのアドバイスや応援コメントを頂いています。
「可哀相」って、なんだろう?
最近つくづく、この言葉の意味を考えてしまう私です。

おいらのハゲ写真、
載せないって言ってなかったっけ?
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