福岡から来た先生
昨日はたもやんを連れ銀座へ。
ギャラリー巡りでもウィンドウショッピングでもないよ。
目的は、たもやんの診察。
福岡で開業している先生が東京診察してくださるということで、
一家総出で先生の待つ銀座のビルへ。
ここの先生には11月からお世話になっていて、
肌分析して頂いたり(女子じゃないけど、肌分析)
サプリメントやシャンプー指導して頂いたりで、
坊ちゃんの肌にもジワジワと変化の見られる今日この頃。
昭和通り下にある駐車場に車を停め地上に出ると、
立派なトラ柄の秋田犬ちゃんに遭遇。
カワイイ~、モフモフさせておくれ~♪
来た方角からして、もしかして診察を受けてきた子かも。
私たちは少し早く着いちゃったから、
銀座をサクサクお散歩しますよ。
底冷えのする午後だったけど、
たもやん足取り軽く楽しそうにお散歩。
けど、立ち止まると寒さが身に染みるんだね、
座り込んでガクガクブルブル。
可哀相で見てられないよ。
その後指定されたビルの一室に向かうと、
なんともカワイイ赤柴ちゃんと遭遇。
え? すごーく綺麗な子だけど……。
他のワンコさんの付き添い?
毛もみっちり生えてるし、掻き毟ったような痕も見られないし、
え? まさか、患者ワンコさんじゃあないよね?
受付を済ませ、暫し待ちます。
その後カワイイ黒柴ちゃんが姿を現し、
待合室は我が家を含め柴のお三方で埋められ……。
柴ってホント、皮膚が弱いんだな。
先生の診察前に、まずはたもつの病変部を採取。
その後、待合室でじーっと待ちます。
赤柴ちゃんと黒柴ちゃん、
二人ともなかなかお喋りなようで
「クゥ~ン」とか「ハォ~ン」とか言ってる。
彼らに挟まれた状態の我が家のたもやん、
夫を背に身を硬くしたまま微動だにしませんよ。
緊張してたんだよね、
だって、私たちもとっても緊張していたから。
私の鞄の中にはたもやんの治療記録やら
色んな資料やらがいっぱい。
お互い質問事項を何度も確認して、
先生の話を一言一句聞き洩らさないようにと、
筆記用具とICレコーダーまで準備(汗)
だって、こんなチャンス滅多にないからね、
福岡在住の先生が診てくれるんだもん。
診察が始まりました。
まずは、病気の説明から。
たもやんの皮膚、重症だそうです。
原因は、ずばり「油」
ドッグフードに含まれる「油」がもっともイケナイ
……というのが、こちらの先生の持論です。
たもやんの場合は、
「油」を過剰に吸収し、過剰に分泌してしまう体質。
皮膚(皮下)にある余分な脂を取り除くのが重要です。
……とここまでは、11月の肌分析結果を受け、
その際先生から説明のあった部分です。
……で、これまでに取り組んできたこと。
・ ドッグフードの油抜き
その後ドッグフードは一切止め、全て手作り食に。
・ 油の吸収分泌をコントロールするサプリメントの摂取
・ 3種類のシャンプーを使った洗浄
その後一時期は改善の見られたたもやんの皮膚ですが、
ジワジワと毛が生えるのを追い越すように、
ガンガンと炎症&禿げが広がり……。
実は、治療を始めた頃より状態が悪くなっているんです。

10月末のたもやん。
こう見ると、トラブルも分かり難いね。

その晩のホテルでの一枚。
アンヨがぁあぁ、……禿げている。

翌日のたもやん。
オチリの周りはフッサフサ。
でも今は……、
オチリの周りはつるっ禿げです。
写真は載せないよ、ホラーになっちゃうから。
先生曰く
「油(の分泌)をコントロールするだけでは追い付かない状態」
なのだそうです。
……で、皮脂を短期でしっかり取り除くサプリメントが、
新たに処方されました。
皮膚が悪化するのが速いか、皮脂を取り除けるのが速いか、
ここからは熾烈なデッドヒートになりますよ。
しかし、どうして急にこんなに悪くなっちゃったんだろう……。
これまでのたもやん、
カイカイが出るのは春の花粉症の時期だけだった。
それが昨夏、なんとなく皮膚の臭いが変わってきて、
膿皮症やニキビダニやこれまでなかった皮膚トラブルが起きて、
フードを変えたりシャンプーを変えたり、
市販のサプリメントを摂ったり、
あの食材がダメなのかこの食材がダメなのか、
ひたすら迷走を続け……。
先生曰く「年齢的に、出る頃だったんでしょう」ということで、
これまでに蓄積された悪い油(脂)が、
ここへ来て猛威を振るった……ということらしいです。
改めてアレルギー検査が必要かとお訊きしたところ、
「うん、必要ないでしょう」って。
先月掛かりつけ医からアレルギー検査の話をされ、
実は迷っていたんですよね。
たもつがアレルギー検査を受けたのは生後7ヶ月の時。
その結果を受け食べ物には注意を払ってきたけど、
結局「陰性」と信じたものが「陽性」だったりで、
検査には懐疑的になっている私たち。
当時に比べ、勿論精度は上がってきているし
信頼も置けるものなのかもしれません。
ただ、私たちが知りたいと思う項目まで精密に検査してもらうと、
その料金は10万円を軽く超えちゃう。
(検査方法や検査項目により、
2~3万円から受けられるものはあります)
けどこの先生、
「アレルギー検査は必要ないし、
何を食べても大丈夫!」と仰る。
ただね、「油・脂は摂らないでね」って。
「オメガ脂肪酸は肌に良いです。
肌には良いですが、今のこの子には油(脂)は不要」
……なのだそうです。
悪い(酸化した)油(脂)が皮膚トラブルの元。
それが、先生の考えです。
酸化した油(脂)は悪いけど、新鮮な油(脂)は良いのでは?
……なんて思い込んで与えていたこんな食事 ↓

脂の乗ったサケ。
今のたもやんにはゼーッタイ食べさせちゃダメ!
……なんだって。
「オメガ脂肪酸は、本当は良いんですよ。
でもね、それは皮膚が良くなってからの話」
だから今は……、

こんな干乾びた食事で充分みたい。

ひ、干乾びた……?
あはは、たもやん。
今まで通り、馬肉はオッケーよ。
とにかく、美味しい油(脂)は一切摂らない!
他には血液採取し、
・ 血液性化学検査
・ 甲状腺検査
・ 皮膚寄生虫検査
を行って頂きます。
結果は後日。何もないといいけど。
たもやんの今後の治療。
・ 皮脂をしっかり取り除くサプリメント
短期で皮脂を取り除きます
・ 皮脂の吸収分泌をコントロールするサプリメント
ジワジワ効くサプリメント
・ シャンプー
皮脂除去をより念入りにという指導
あ、シャンプー時の水温ですが、
「そんなに低い(30℃)と寒いでしょう?
38℃くらいで洗ってあげましょう」
と言われてしまいました。
他に、点耳薬と痒み止めが出ました。
何れもステロイドではありません。
先生と雑談していたら、
前述の綺麗な赤柴ちゃんの話に。
「あの子も、(たもつより)もっと酷かったかな~」って。
えーっ!?
このハゲハゲのたもつより?
あの綺麗な柴ちゃんが!?
だって、本当に隙間なく綺麗な被毛で覆われた、
本当に美しい赤柴ちゃんだったんですよ。
あの子のようになるの? たもつも?
たもつの禿げ上がった太股を指差し先生こう仰る
「この辺りは綺麗に生えてきますよ」
ホントに?
「ただね、手が一番最後かな~」って。
「手(まあ、足ですね)が一番治り難いだろう」って。
とにかく、「柴は難しいんです」と。
うんうん、どこのサイトを見ても、
「柴の皮膚は一筋縄ではいかない」って書いてあるし。
それでも、あの綺麗な柴ちゃんを見たら勇気百倍ですよ。
先生、その日のうちに福岡へ帰るんだって。
翌日は朝から診察だから、休みなしだね(汗)
次回の診察は3月。
帰り掛けにみんな予約を入れていくから、
予約リストが既に一杯になってた。
治療について、基本的な部分ではこれまで通り。
まあ、より一層「油(脂)抜きに精を出す」ってことな訳だけど、
とにかく良かったのは、先生と対面でお話ができたこと。
あれこれメモ取らなきゃって焦ってたけど、
先生が全部描いて説明してくれたし、
アレルギー検査の必要性とかアレルゲンの追及とか、
モヤモヤしてた部分がかなりスッキリしましたよ。
除去食検査とか薬剤感受性検査とか色々考えたりしてたけど、
その結果が出たからって治療に直結する訳じゃないことを考えると、
今回の先生のお話は、
たもつの治療に光を射してくれた感じです。
最近こういう、

患部の見えない写真ばかり撮っちゃうんだよね。
一日も早く、

こういうみっちり毛深いたもやんに戻りますように。
ギャラリー巡りでもウィンドウショッピングでもないよ。
目的は、たもやんの診察。
福岡で開業している先生が東京診察してくださるということで、
一家総出で先生の待つ銀座のビルへ。
ここの先生には11月からお世話になっていて、
肌分析して頂いたり(女子じゃないけど、肌分析)
サプリメントやシャンプー指導して頂いたりで、
坊ちゃんの肌にもジワジワと変化の見られる今日この頃。
昭和通り下にある駐車場に車を停め地上に出ると、
立派なトラ柄の秋田犬ちゃんに遭遇。
カワイイ~、モフモフさせておくれ~♪
来た方角からして、もしかして診察を受けてきた子かも。
私たちは少し早く着いちゃったから、
銀座をサクサクお散歩しますよ。
底冷えのする午後だったけど、
たもやん足取り軽く楽しそうにお散歩。
けど、立ち止まると寒さが身に染みるんだね、
座り込んでガクガクブルブル。
可哀相で見てられないよ。
その後指定されたビルの一室に向かうと、
なんともカワイイ赤柴ちゃんと遭遇。
え? すごーく綺麗な子だけど……。
他のワンコさんの付き添い?
毛もみっちり生えてるし、掻き毟ったような痕も見られないし、
え? まさか、患者ワンコさんじゃあないよね?
受付を済ませ、暫し待ちます。
その後カワイイ黒柴ちゃんが姿を現し、
待合室は我が家を含め柴のお三方で埋められ……。
柴ってホント、皮膚が弱いんだな。
先生の診察前に、まずはたもつの病変部を採取。
その後、待合室でじーっと待ちます。
赤柴ちゃんと黒柴ちゃん、
二人ともなかなかお喋りなようで
「クゥ~ン」とか「ハォ~ン」とか言ってる。
彼らに挟まれた状態の我が家のたもやん、
夫を背に身を硬くしたまま微動だにしませんよ。
緊張してたんだよね、
だって、私たちもとっても緊張していたから。
私の鞄の中にはたもやんの治療記録やら
色んな資料やらがいっぱい。
お互い質問事項を何度も確認して、
先生の話を一言一句聞き洩らさないようにと、
筆記用具とICレコーダーまで準備(汗)
だって、こんなチャンス滅多にないからね、
福岡在住の先生が診てくれるんだもん。
診察が始まりました。
まずは、病気の説明から。
たもやんの皮膚、重症だそうです。
原因は、ずばり「油」
ドッグフードに含まれる「油」がもっともイケナイ
……というのが、こちらの先生の持論です。
たもやんの場合は、
「油」を過剰に吸収し、過剰に分泌してしまう体質。
皮膚(皮下)にある余分な脂を取り除くのが重要です。
……とここまでは、11月の肌分析結果を受け、
その際先生から説明のあった部分です。
……で、これまでに取り組んできたこと。
・ ドッグフードの油抜き
その後ドッグフードは一切止め、全て手作り食に。
・ 油の吸収分泌をコントロールするサプリメントの摂取
・ 3種類のシャンプーを使った洗浄
その後一時期は改善の見られたたもやんの皮膚ですが、
ジワジワと毛が生えるのを追い越すように、
ガンガンと炎症&禿げが広がり……。
実は、治療を始めた頃より状態が悪くなっているんです。

10月末のたもやん。
こう見ると、トラブルも分かり難いね。

その晩のホテルでの一枚。
アンヨがぁあぁ、……禿げている。

翌日のたもやん。
オチリの周りはフッサフサ。
でも今は……、
オチリの周りはつるっ禿げです。
写真は載せないよ、ホラーになっちゃうから。
先生曰く
「油(の分泌)をコントロールするだけでは追い付かない状態」
なのだそうです。
……で、皮脂を短期でしっかり取り除くサプリメントが、
新たに処方されました。
皮膚が悪化するのが速いか、皮脂を取り除けるのが速いか、
ここからは熾烈なデッドヒートになりますよ。
しかし、どうして急にこんなに悪くなっちゃったんだろう……。
これまでのたもやん、
カイカイが出るのは春の花粉症の時期だけだった。
それが昨夏、なんとなく皮膚の臭いが変わってきて、
膿皮症やニキビダニやこれまでなかった皮膚トラブルが起きて、
フードを変えたりシャンプーを変えたり、
市販のサプリメントを摂ったり、
あの食材がダメなのかこの食材がダメなのか、
ひたすら迷走を続け……。
先生曰く「年齢的に、出る頃だったんでしょう」ということで、
これまでに蓄積された悪い油(脂)が、
ここへ来て猛威を振るった……ということらしいです。
改めてアレルギー検査が必要かとお訊きしたところ、
「うん、必要ないでしょう」って。
先月掛かりつけ医からアレルギー検査の話をされ、
実は迷っていたんですよね。
たもつがアレルギー検査を受けたのは生後7ヶ月の時。
その結果を受け食べ物には注意を払ってきたけど、
結局「陰性」と信じたものが「陽性」だったりで、
検査には懐疑的になっている私たち。
当時に比べ、勿論精度は上がってきているし
信頼も置けるものなのかもしれません。
ただ、私たちが知りたいと思う項目まで精密に検査してもらうと、
その料金は10万円を軽く超えちゃう。
(検査方法や検査項目により、
2~3万円から受けられるものはあります)
けどこの先生、
「アレルギー検査は必要ないし、
何を食べても大丈夫!」と仰る。
ただね、「油・脂は摂らないでね」って。
「オメガ脂肪酸は肌に良いです。
肌には良いですが、今のこの子には油(脂)は不要」
……なのだそうです。
悪い(酸化した)油(脂)が皮膚トラブルの元。
それが、先生の考えです。
酸化した油(脂)は悪いけど、新鮮な油(脂)は良いのでは?
……なんて思い込んで与えていたこんな食事 ↓

脂の乗ったサケ。
今のたもやんにはゼーッタイ食べさせちゃダメ!
……なんだって。
「オメガ脂肪酸は、本当は良いんですよ。
でもね、それは皮膚が良くなってからの話」
だから今は……、

こんな干乾びた食事で充分みたい。

ひ、干乾びた……?
あはは、たもやん。
今まで通り、馬肉はオッケーよ。
とにかく、美味しい油(脂)は一切摂らない!
他には血液採取し、
・ 血液性化学検査
・ 甲状腺検査
・ 皮膚寄生虫検査
を行って頂きます。
結果は後日。何もないといいけど。
たもやんの今後の治療。
・ 皮脂をしっかり取り除くサプリメント
短期で皮脂を取り除きます
・ 皮脂の吸収分泌をコントロールするサプリメント
ジワジワ効くサプリメント
・ シャンプー
皮脂除去をより念入りにという指導
あ、シャンプー時の水温ですが、
「そんなに低い(30℃)と寒いでしょう?
38℃くらいで洗ってあげましょう」
と言われてしまいました。
他に、点耳薬と痒み止めが出ました。
何れもステロイドではありません。
先生と雑談していたら、
前述の綺麗な赤柴ちゃんの話に。
「あの子も、(たもつより)もっと酷かったかな~」って。
えーっ!?
このハゲハゲのたもつより?
あの綺麗な柴ちゃんが!?
だって、本当に隙間なく綺麗な被毛で覆われた、
本当に美しい赤柴ちゃんだったんですよ。
あの子のようになるの? たもつも?
たもつの禿げ上がった太股を指差し先生こう仰る
「この辺りは綺麗に生えてきますよ」
ホントに?
「ただね、手が一番最後かな~」って。
「手(まあ、足ですね)が一番治り難いだろう」って。
とにかく、「柴は難しいんです」と。
うんうん、どこのサイトを見ても、
「柴の皮膚は一筋縄ではいかない」って書いてあるし。
それでも、あの綺麗な柴ちゃんを見たら勇気百倍ですよ。
先生、その日のうちに福岡へ帰るんだって。
翌日は朝から診察だから、休みなしだね(汗)
次回の診察は3月。
帰り掛けにみんな予約を入れていくから、
予約リストが既に一杯になってた。
治療について、基本的な部分ではこれまで通り。
まあ、より一層「油(脂)抜きに精を出す」ってことな訳だけど、
とにかく良かったのは、先生と対面でお話ができたこと。
あれこれメモ取らなきゃって焦ってたけど、
先生が全部描いて説明してくれたし、
アレルギー検査の必要性とかアレルゲンの追及とか、
モヤモヤしてた部分がかなりスッキリしましたよ。
除去食検査とか薬剤感受性検査とか色々考えたりしてたけど、
その結果が出たからって治療に直結する訳じゃないことを考えると、
今回の先生のお話は、
たもつの治療に光を射してくれた感じです。
最近こういう、

患部の見えない写真ばかり撮っちゃうんだよね。
一日も早く、

こういうみっちり毛深いたもやんに戻りますように。
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