あやまって!
最近かみ合わないことが多いんです。
なにが?……って、夫との会話が。
あ……。これ、最近に限ったことじゃないかな。
この前だって……。
某ニュース番組で、
「コンニャクの新しい使い道を模索するコンニャク生産者」を
紹介していたんですけどね。
コンニャクでね、粘土を作ってるんですよ。
子供が遊ぶ、あの、粘土。
原材料は「コンニャク」ですからね、
これ、「口に入れても大丈夫!」なのが売りなんだそうです。
カメラがスタジオに戻りますよ。
スタジオには5名の出演者。
みなさんそれぞれに、コンニャク粘土の手触りを確認してますよ。
ここでね、「えっ!?」……と控えめに、
だけど確実にドン引きの表情を見せたのが女性アナウンサー。
映し出された男性出演者、ここでひと言、
「うーん。美味しくは、ないなぁ」
彼、粘土を口に入れてたんですよ。
コンニャクだからね、健康上問題ないからね、
取り敢えず口に入れて確認してみたくなったんでしょう。
「そうですねぇ。ちょっと、ショッパイかなぁ」
呟いたのは、彼の隣に座る共演者。
「あ、いや、だから。食べないでください(汗)」
コンニャク粘土を紹介していた女性アナウンサー、
引き気味に彼らを制しますよ。
ここでね、問題の会話。
私 「へぇ~、ショッパイんだ~」
夫 「そういう問題じゃなくて……」
私 「へ?」
夫 「食べないでしょ、フツー」
私 「え? だって、食べられるんだよ?
食べたくなるでしょ、フツー」
夫 「食べないよ、フツー」
私 「え、だって……。食べてもオッケーな粘土だよ。
そしたら、取り敢えず食べてみるでしょ?」
夫 「オッケーとかじゃないから」
私 「……へ?」
夫 「あやまって!」
私 「???」
夫 「だから、あやまって!」
ん? なぜに、ここで私が謝らねばならぬの?
夫 「だからぁ、誤って食べても大丈夫なんでしょ?
積極的に食べるもんじゃないでしょ?」
私 「はぁ~ん。そっちの『あやまって』……か。
な~んで私が謝るのさ?って、思った」
夫 「………………」(← モヤモヤしてる)
でね、思ったんですよ。
食べても大丈夫な粘土、
これ、目の前にあったら絶対食べるでしょ?って。
どんな味? どんな感触?
コンニャクの風味は残ってるの?
絶対、確認したくなるでしょ?
夫に訊きましたよ。
私 「……って言うか、取り敢えず食べてみたくなるでしょ?」
夫 「……ならない」
私 「あ、いや。一応、ひと口くらい……」
夫 「俺は、食べない」
私 「それはさ、『食べたい!』っていう衝動を抑えてる?」
夫 「抑えてないよ」
私 「本当は食べたいっていう衝動を
無理やり抑え込んでるんでしょーがぁ?」
夫 「食べたいという衝動もないし、
無理やり抑え込んでいるということもないですっ!」
……ビックリしました。
食べても大丈夫……、
あ、誤って食べても大丈夫な粘土、
紹介されたら、みなさん、食べませんか?
そう言えば以前も……。
アフリカの大地で牛の血を飲む女性を紹介してたんですけどね。
女性は日本から渡航した写真家。
現地の方が牛の首に矢を刺し引き抜くと、
そこからは綺麗な鮮血がビューっと噴き出しますよ。
その血をね、女性が飲むわけですよ。
私 「へぇ~、どんな味がするんだろ? 飲んでみたいね」
夫 「…………」
私 「え? あの……。現地の人も飲んでるんだよ」
夫 「俺は、飲まないけどね」(衛生的にどうなの?と言いたげ)
私 「けど、今身体から出てきたばっかりの血だよ、新鮮じゃね?」
夫 「牛の身体の中にも、細菌とかいるでしょ?」
私 「へ? ……ふーん」(ツマンネー……ってあからさま)
夫 「だからーっ!」
夫曰く「危機管理能力の問題」なのだそうです。
だってさ、「食べられる」って言われれば食べてみたいし、
「飲める」って言われれば飲んでみたいし……。
まあ、夫が衝動を抑え込んでるって訳じゃないなら、
何も言わないけどね。

おいらは今、衝動を抑え込んでるところ。
私の手には手作りご飯の皿。

キャベツとエノキタケと馬肉……を煮ただけ。
馬肉は生食用に買ったもの。
だけど、消費期限が迫ってきてるから
洗ったばかりの服が臭うのは……、

きみがそうして匂い付けしてるからなのか
なにが?……って、夫との会話が。
あ……。これ、最近に限ったことじゃないかな。
この前だって……。
某ニュース番組で、
「コンニャクの新しい使い道を模索するコンニャク生産者」を
紹介していたんですけどね。
コンニャクでね、粘土を作ってるんですよ。
子供が遊ぶ、あの、粘土。
原材料は「コンニャク」ですからね、
これ、「口に入れても大丈夫!」なのが売りなんだそうです。
カメラがスタジオに戻りますよ。
スタジオには5名の出演者。
みなさんそれぞれに、コンニャク粘土の手触りを確認してますよ。
ここでね、「えっ!?」……と控えめに、
だけど確実にドン引きの表情を見せたのが女性アナウンサー。
映し出された男性出演者、ここでひと言、
「うーん。美味しくは、ないなぁ」
彼、粘土を口に入れてたんですよ。
コンニャクだからね、健康上問題ないからね、
取り敢えず口に入れて確認してみたくなったんでしょう。
「そうですねぇ。ちょっと、ショッパイかなぁ」
呟いたのは、彼の隣に座る共演者。
「あ、いや、だから。食べないでください(汗)」
コンニャク粘土を紹介していた女性アナウンサー、
引き気味に彼らを制しますよ。
ここでね、問題の会話。
私 「へぇ~、ショッパイんだ~」
夫 「そういう問題じゃなくて……」
私 「へ?」
夫 「食べないでしょ、フツー」
私 「え? だって、食べられるんだよ?
食べたくなるでしょ、フツー」
夫 「食べないよ、フツー」
私 「え、だって……。食べてもオッケーな粘土だよ。
そしたら、取り敢えず食べてみるでしょ?」
夫 「オッケーとかじゃないから」
私 「……へ?」
夫 「あやまって!」
私 「???」
夫 「だから、あやまって!」
ん? なぜに、ここで私が謝らねばならぬの?
夫 「だからぁ、誤って食べても大丈夫なんでしょ?
積極的に食べるもんじゃないでしょ?」
私 「はぁ~ん。そっちの『あやまって』……か。
な~んで私が謝るのさ?って、思った」
夫 「………………」(← モヤモヤしてる)
でね、思ったんですよ。
食べても大丈夫な粘土、
これ、目の前にあったら絶対食べるでしょ?って。
どんな味? どんな感触?
コンニャクの風味は残ってるの?
絶対、確認したくなるでしょ?
夫に訊きましたよ。
私 「……って言うか、取り敢えず食べてみたくなるでしょ?」
夫 「……ならない」
私 「あ、いや。一応、ひと口くらい……」
夫 「俺は、食べない」
私 「それはさ、『食べたい!』っていう衝動を抑えてる?」
夫 「抑えてないよ」
私 「本当は食べたいっていう衝動を
無理やり抑え込んでるんでしょーがぁ?」
夫 「食べたいという衝動もないし、
無理やり抑え込んでいるということもないですっ!」
……ビックリしました。
食べても大丈夫……、
あ、誤って食べても大丈夫な粘土、
紹介されたら、みなさん、食べませんか?
そう言えば以前も……。
アフリカの大地で牛の血を飲む女性を紹介してたんですけどね。
女性は日本から渡航した写真家。
現地の方が牛の首に矢を刺し引き抜くと、
そこからは綺麗な鮮血がビューっと噴き出しますよ。
その血をね、女性が飲むわけですよ。
私 「へぇ~、どんな味がするんだろ? 飲んでみたいね」
夫 「…………」
私 「え? あの……。現地の人も飲んでるんだよ」
夫 「俺は、飲まないけどね」(衛生的にどうなの?と言いたげ)
私 「けど、今身体から出てきたばっかりの血だよ、新鮮じゃね?」
夫 「牛の身体の中にも、細菌とかいるでしょ?」
私 「へ? ……ふーん」(ツマンネー……ってあからさま)
夫 「だからーっ!」
夫曰く「危機管理能力の問題」なのだそうです。
だってさ、「食べられる」って言われれば食べてみたいし、
「飲める」って言われれば飲んでみたいし……。
まあ、夫が衝動を抑え込んでるって訳じゃないなら、
何も言わないけどね。

おいらは今、衝動を抑え込んでるところ。
私の手には手作りご飯の皿。

キャベツとエノキタケと馬肉……を煮ただけ。
馬肉は生食用に買ったもの。
だけど、消費期限が迫ってきてるから

洗ったばかりの服が臭うのは……、

きみがそうして匂い付けしてるからなのか

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