せんせのおかげ
相も変らず、ワンコの体調のお話です。
これ、昨日(月曜日)の様子です。
たもやん、
前の晩からお腹が緩かったんですよね。
夕方散歩(4時半過ぎ)でホワイトウンPを、
夜散歩(9時過ぎ)でちょいホワイトウンPを出し、
安心しきって就寝。
それが、夜中の2時過ぎ、3時過ぎと起こされ河原へ。
朝5時半と7時にも河原へ。
この体調不良に下痢まで付け足されると心配なところなのですが、
お腹が緩くなった原因はだいたい分かっていたんです。
前日、暫く流動食をと言われ、
お湯ダブダブでドライフードを粥状に。
必要以上に水分を摂っていましたからね。
色々出し切って帰宅、
9時半に胃粘膜保護剤(スクラルファート)を投与。
それは、10時を少し回った頃のことでした。
たもやん、またもやお外へ出たいと訴える。
急いで散歩の準備、玄関で靴を履こうとしたところ、
お腹をペタンと床に付け、
坊ちゃん小刻みに震え出してしまったんです。
その後お部屋に戻る~というたもやん。
スタスタ歩いて部屋へ戻ると、
何事もなかったかのようにリラックス。
いいの? じゃあ、行かないね?
坊ちゃんからちょっと目を離した隙のことでした。
ウゲッウゲッウゲッ、ガーッ!
そこには苦しげに吐き戻しながら足下をふら付かせる坊主の姿が。
ギャーっ! 前よりもっと血が混じってるーっ!
その惨劇にすっかり動転する私をよそに、
坊主はなにやらすっきりした表情、
陽に当てていた布団の上でリラックスした体勢に。
出し切ったぜっ! って顔してるし。
どうなっちゃってるのよ、もぉ~。
昨日よりたくさん吐いてるし、
昨日より血の塊も増えてるし……。
速攻病院行くぅ?
……と思っていたら、
坊ちゃんウトウトしてきちゃいました。
たぶんね、ムカムカモヤモヤしてたと思う。
けど、安心しきった様子でうたた寝に入ってしまったので、
すぐに連れ出すのは止めました。
結局午前中のほとんどを寝て過ごし、
ご飯皿をクンクンするも口をつけず。
ちなみに、ドライフードをふやかしたもの、
サツマイモを軟らかく煮たもの、
焼き芋(下痢止めの為)
の3種を用意しましたが、一切食べず。
色々と、疲れてしまったに違いありません。
安心して眠り続けた坊ちゃん、
その後は下痢することも吐くこともなく、
夕方を迎えました。
そろそろ食べてみた方がいいんじゃない?
そのままじゃ、怖くて薬も飲ませられないよ。
思い切って先生のとこ行くか。
本当は、ちょっぴり躊躇いもあったんです。
昨日、あれほど丁寧に検査してもらったばかりです。
投薬だって始めたばかり、
体調がそんなに劇的に変わる筈なんてないんです。
それでも投薬について色々確認したいこともあったので、
思い切って先生のところを訪ねることにしました。
「たもちゃん、先生んとこ行く?」
え? え? 先生んとこ? 行く行くぅ!
小走りにやってきた坊ちゃん、
抱き抱えると若干の不快感を見せるものの、
外に出てからは犬が変わったように元気に。
病院への道、最短ルートは身体が覚えています。
寄り道クンクンばかりの河原の道も、
そんなときに限って猛ダッシュ。
足取り軽く坂道を駆け下ります。
病院に着きました。
待合室には誰もいません、ラッキー!
「何度も何度も本当すみませんっ」
朝もの凄く吐いたこと(吐いたのは1回)、
血の塊が前日より増えていたこと、
ご飯をさっぱり食べないこと(前日は恐ろしく食べた)、
吐いた後はほとんど寝ていたこと、
そしてお腹が緩いこと(これは原因分かってる)、
それから、投薬が指示通りできていないことを伝えました。
スクラルファート、1日に4~5回と言われていました。
それが投薬初日、1回しかできなかったんですよね。
注射器での注入に勢いが付きすぎてしまったのか、
たもつがとんでもなく嫌がって……。
今日は疲れてるしこの辺で止めておこうと、
勝手に判断してしまったのです。
投薬2日目のこの日も、
スクラルファート1回投与後に吐いてしまったので、
その後はスクラルファートも胃薬も投与を見送り。
この辺りが、まったく以って判断ミス。
吐くようなことがあっても、
ご飯を食べようとしなくても、
とにかく指示通りの投薬が大切。
空腹時に胃薬を飲んでも問題ないし、
スクラルファートは寧ろ空腹時の方が良いくらい。
とにかく食道や胃を保護、保護、保護しなければなりません。
今日何も食べてないと伝えると、
お試しに缶詰のフードを出してくださいました。
今までドライフードしか食べてこなかったたもやん、
「食べられるかどうか試してみてね」と渡されると、
おいらのでしょ~と食い付き気味に。
いやいや、ここでは食べないよ。
一日中モヤモヤまったりだったたもやんですが、
病院に駆け込んだ途端元気全開。
普通は飼い主に引き摺られて病院に来るもんですよね。
うちは、たもつに引き摺られて病院に飛び込むんです。
「たも~、来たのぉ? 調子どうなのぉ?」
たもつの耳は倒れっぱなし、
たもつの尻尾は揺れっぱなし、
先生と看護師さんの間を落ち着きなく動き回り、
自分でもどーしていいんだか分からないご様子。
そんなに元気なら、病院出てからもずーっと元気でいておくれ。
「食道狭窄になると本当に大変なんですよ」と先生も心配されてるし、
食道狭窄 : 食道が細くなる病気
とにかく今は投薬をキッチリやること、これ大事!
興奮冷めやらぬまま病院を後にしたたもやん、
途中の公園では私を走りっこに誘うほど元気なご様子。
あはは、先生んとこ行くと、
動きも軽くなっちゃうのね。
腹減った~と言うので、
掌で粉々にした卵ボーロを差し上げます。
食べたりない様子を見せるってことは、
食欲モリモリになってきましたか?
時々スキップ、時々座り込み、
どーにかこーにか家に辿り着きました。
それじゃあいっちょ、
先生が紹介してくれた半生タイプを出しますか
……と思っていたら、
坊ちゃん、いつものご飯皿へゴー。
クンクンする間もなく、ガツガツ食べ始めましたよ。
あはは、先生んとこ行くと、
食欲まで旺盛になっちゃうのね。
半生フード、必要なかったかな。
少し時間を置いてから試食タイムです。

半生、ほぼ初体験のたもやん。

うまっ!


あっと言う間に完食。
洗い立てみたいにお皿もピッカピカ。
このご飯、相当気に入ったみたいです。
病院にいつでも置いてありますと言って頂きましたが、
amazonでまとめ買い。
ドライフードを軟らかくするのって、
もの凄く時間が掛かるんですよね。
その挙句、食べる気ないもん!ってことになっても、
そのまま放置する訳にもいかない。
様子見ながらパッと出せる半生タイプは、
こういう時とっても便利です。

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット i/d
……で、投薬の方ですが。
就寝前に、この日最後のスクラルファート投与。
必然的に空腹時間が長くなってしまう就寝中、
食道も胃も荒れやすくなってしまいますよね。
寝る直前の保護剤投与で、
朝もさわやかに目覚めてほしいものです。
翌、火曜日。
たもつは、
遅れて目覚めた私をリビングで待ち構えていてくれました。
おや~、ニコニコしてるかい?
昨日はぼんやりしていた表情も、
今日はおめめパッチリ心なしか口角も上がっているように見えますよ。
この朝、たもやんが吐くことはありませんでした。
前日まで見られた、口をクチャクチャする様子もほとんどありません。
口をクチャクチャ、
これ、消化器系の不快感があるときなんかにするそうです。
ちょっと見ると、口の中が乾いてるのかなとしか思えない仕草なので、
見落としがちになるサインですね。
朝っぱらからスクラルファート投与。
ごめんね、たもちゃん。
様子見ながらお散歩です。


気持ちいいねぇ、たもちゃん。

久々まったりしています。

歩きにくい斜面が好きなのよ。
たもちゃ~ん、そろそろ帰ろうよぉ~。

みなさまの応援を受けて、
少しずつですが、坊主は快方へ向かっているようです。
本当に本当にありがとうございます
これ、昨日(月曜日)の様子です。
たもやん、
前の晩からお腹が緩かったんですよね。
夕方散歩(4時半過ぎ)でホワイトウンPを、
夜散歩(9時過ぎ)でちょいホワイトウンPを出し、
安心しきって就寝。
それが、夜中の2時過ぎ、3時過ぎと起こされ河原へ。
朝5時半と7時にも河原へ。
この体調不良に下痢まで付け足されると心配なところなのですが、
お腹が緩くなった原因はだいたい分かっていたんです。
前日、暫く流動食をと言われ、
お湯ダブダブでドライフードを粥状に。
必要以上に水分を摂っていましたからね。
色々出し切って帰宅、
9時半に胃粘膜保護剤(スクラルファート)を投与。
それは、10時を少し回った頃のことでした。
たもやん、またもやお外へ出たいと訴える。
急いで散歩の準備、玄関で靴を履こうとしたところ、
お腹をペタンと床に付け、
坊ちゃん小刻みに震え出してしまったんです。
その後お部屋に戻る~というたもやん。
スタスタ歩いて部屋へ戻ると、
何事もなかったかのようにリラックス。
いいの? じゃあ、行かないね?
坊ちゃんからちょっと目を離した隙のことでした。
ウゲッウゲッウゲッ、ガーッ!
そこには苦しげに吐き戻しながら足下をふら付かせる坊主の姿が。
ギャーっ! 前よりもっと血が混じってるーっ!
その惨劇にすっかり動転する私をよそに、
坊主はなにやらすっきりした表情、
陽に当てていた布団の上でリラックスした体勢に。
出し切ったぜっ! って顔してるし。
どうなっちゃってるのよ、もぉ~。
昨日よりたくさん吐いてるし、
昨日より血の塊も増えてるし……。
速攻病院行くぅ?
……と思っていたら、
坊ちゃんウトウトしてきちゃいました。
たぶんね、ムカムカモヤモヤしてたと思う。
けど、安心しきった様子でうたた寝に入ってしまったので、
すぐに連れ出すのは止めました。
結局午前中のほとんどを寝て過ごし、
ご飯皿をクンクンするも口をつけず。
ちなみに、ドライフードをふやかしたもの、
サツマイモを軟らかく煮たもの、
焼き芋(下痢止めの為)
の3種を用意しましたが、一切食べず。
色々と、疲れてしまったに違いありません。
安心して眠り続けた坊ちゃん、
その後は下痢することも吐くこともなく、
夕方を迎えました。
そろそろ食べてみた方がいいんじゃない?
そのままじゃ、怖くて薬も飲ませられないよ。
思い切って先生のとこ行くか。
本当は、ちょっぴり躊躇いもあったんです。
昨日、あれほど丁寧に検査してもらったばかりです。
投薬だって始めたばかり、
体調がそんなに劇的に変わる筈なんてないんです。
それでも投薬について色々確認したいこともあったので、
思い切って先生のところを訪ねることにしました。
「たもちゃん、先生んとこ行く?」
え? え? 先生んとこ? 行く行くぅ!
小走りにやってきた坊ちゃん、
抱き抱えると若干の不快感を見せるものの、
外に出てからは犬が変わったように元気に。
病院への道、最短ルートは身体が覚えています。
寄り道クンクンばかりの河原の道も、
そんなときに限って猛ダッシュ。
足取り軽く坂道を駆け下ります。
病院に着きました。
待合室には誰もいません、ラッキー!
「何度も何度も本当すみませんっ」
朝もの凄く吐いたこと(吐いたのは1回)、
血の塊が前日より増えていたこと、
ご飯をさっぱり食べないこと(前日は恐ろしく食べた)、
吐いた後はほとんど寝ていたこと、
そしてお腹が緩いこと(これは原因分かってる)、
それから、投薬が指示通りできていないことを伝えました。
スクラルファート、1日に4~5回と言われていました。
それが投薬初日、1回しかできなかったんですよね。
注射器での注入に勢いが付きすぎてしまったのか、
たもつがとんでもなく嫌がって……。
今日は疲れてるしこの辺で止めておこうと、
勝手に判断してしまったのです。
投薬2日目のこの日も、
スクラルファート1回投与後に吐いてしまったので、
その後はスクラルファートも胃薬も投与を見送り。
この辺りが、まったく以って判断ミス。
吐くようなことがあっても、
ご飯を食べようとしなくても、
とにかく指示通りの投薬が大切。
空腹時に胃薬を飲んでも問題ないし、
スクラルファートは寧ろ空腹時の方が良いくらい。
とにかく食道や胃を保護、保護、保護しなければなりません。
今日何も食べてないと伝えると、
お試しに缶詰のフードを出してくださいました。
今までドライフードしか食べてこなかったたもやん、
「食べられるかどうか試してみてね」と渡されると、
おいらのでしょ~と食い付き気味に。
いやいや、ここでは食べないよ。
一日中モヤモヤまったりだったたもやんですが、
病院に駆け込んだ途端元気全開。
普通は飼い主に引き摺られて病院に来るもんですよね。
うちは、たもつに引き摺られて病院に飛び込むんです。
「たも~、来たのぉ? 調子どうなのぉ?」
たもつの耳は倒れっぱなし、
たもつの尻尾は揺れっぱなし、
先生と看護師さんの間を落ち着きなく動き回り、
自分でもどーしていいんだか分からないご様子。
そんなに元気なら、病院出てからもずーっと元気でいておくれ。
「食道狭窄になると本当に大変なんですよ」と先生も心配されてるし、
食道狭窄 : 食道が細くなる病気
とにかく今は投薬をキッチリやること、これ大事!
興奮冷めやらぬまま病院を後にしたたもやん、
途中の公園では私を走りっこに誘うほど元気なご様子。
あはは、先生んとこ行くと、
動きも軽くなっちゃうのね。
腹減った~と言うので、
掌で粉々にした卵ボーロを差し上げます。
食べたりない様子を見せるってことは、
食欲モリモリになってきましたか?
時々スキップ、時々座り込み、
どーにかこーにか家に辿り着きました。
それじゃあいっちょ、
先生が紹介してくれた半生タイプを出しますか
……と思っていたら、
坊ちゃん、いつものご飯皿へゴー。
クンクンする間もなく、ガツガツ食べ始めましたよ。
あはは、先生んとこ行くと、
食欲まで旺盛になっちゃうのね。
半生フード、必要なかったかな。
少し時間を置いてから試食タイムです。

半生、ほぼ初体験のたもやん。

うまっ!


あっと言う間に完食。
洗い立てみたいにお皿もピッカピカ。
このご飯、相当気に入ったみたいです。
病院にいつでも置いてありますと言って頂きましたが、
amazonでまとめ買い。
ドライフードを軟らかくするのって、
もの凄く時間が掛かるんですよね。
その挙句、食べる気ないもん!ってことになっても、
そのまま放置する訳にもいかない。
様子見ながらパッと出せる半生タイプは、
こういう時とっても便利です。

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット i/d
……で、投薬の方ですが。
就寝前に、この日最後のスクラルファート投与。
必然的に空腹時間が長くなってしまう就寝中、
食道も胃も荒れやすくなってしまいますよね。
寝る直前の保護剤投与で、
朝もさわやかに目覚めてほしいものです。
翌、火曜日。
たもつは、
遅れて目覚めた私をリビングで待ち構えていてくれました。
おや~、ニコニコしてるかい?
昨日はぼんやりしていた表情も、
今日はおめめパッチリ心なしか口角も上がっているように見えますよ。
この朝、たもやんが吐くことはありませんでした。
前日まで見られた、口をクチャクチャする様子もほとんどありません。
口をクチャクチャ、
これ、消化器系の不快感があるときなんかにするそうです。
ちょっと見ると、口の中が乾いてるのかなとしか思えない仕草なので、
見落としがちになるサインですね。
朝っぱらからスクラルファート投与。
ごめんね、たもちゃん。
様子見ながらお散歩です。


気持ちいいねぇ、たもちゃん。

久々まったりしています。

歩きにくい斜面が好きなのよ。
たもちゃ~ん、そろそろ帰ろうよぉ~。

みなさまの応援を受けて、
少しずつですが、坊主は快方へ向かっているようです。
本当に本当にありがとうございます

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