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地球防衛軍たもつです

 13-09-28-01野辺山


       おいら、またどっか連れてかれるらしいよ~。


     あ、土曜日のことなんですけどね。

  空気が澄んでいて、星が綺麗に見えるところに行きたくて……。



   13-09-28-04.jpg



      13-09-28-06野辺山


         JR小海線・野辺山駅です。




   13-09-28-09.jpg


小海線の長野県南端に位置する駅で標高は1,345.67m。

普通鉄道の駅としては日本一標高が高い地点に位置しています。


       そんな訳で、空気は澄んでいるし空も高いです。



   13-09-28-11野辺山


       小淵沢行きの電車が来ました。カワイイ電車です。




  空が澄んでいるってことは天体観測に適しているってことで、

      近くにこんな施設もあります。



   13-09-28-20.jpg


  
    13-09-28-26野辺山




    13-09-28-22.jpg


              なにここ~。




   13-09-28-27.jpg


    国立天文台野辺山 です。


  ここ野辺山は寒冷地でありながら雪が少ないとのことで、

        観測に大変適した地なのだそうです。

   空気も綺麗で、人間の身体の中まで浄化されそうです。


     

    13-09-28-30.jpg


     あ、おいら、地球防衛軍たもつです。

    おいらがこの青い地球を守っています 

     「あはは、天体観測所なんですけどね 



    13-09-28-33.jpg


               ふが~。

    「たもちゃん、そんなんじゃ地球を守れないよ 



    13-09-28-34.jpg


     大丈夫だよ。母ちゃん、おいらの実力を知らないね? 





    13-09-28-38.jpg



     13-09-28-45.jpg


    
  写真ばっかでなんの説明もないじゃん  とお思いのあなたは、

      上記HPでご確認ください。

    あはは、ド素人すぎて説明も儘ならないのです 




    13-09-28-54.jpg


          巨大アンテナを運ぶ線路です。





    13-09-28-62.jpg


    こういうとこ来ると、

      たもつは張り切っちゃうんだよね~。

 あ、東京よりかなり涼しいです。

         ……っていうか、寒いくらいです。
 
  談合坂では半袖でも暑いくらいだったのに、

      ここでは長袖羽織らないと無理。

    夜はかなり冷えるだろうってことで、

      冬着を準備してきましたよ。

  メインイベントは夜に控えていましたから 

   

   「たもちゃん、楽しそうだね~ 


   13-09-28-63.jpg


               ん?



   13-09-28-64.jpg


            へっへ~ 

       涼しくて気持ちいいんだよ~ 



    13-09-28-70.jpg


         本当に、サイコーなとこなんですよ 



    13-09-28-79.jpg


       「あはは。たもちゃん、カッコイイぞ 



    13-09-28-77.jpg


     「ちょっと、キャディーさんに見えなくもないけど 




    13-09-28-76野辺山


            勘弁してくださいよ 


    背後に見えてる ベジタボール・ウィズ では、 

      プラネタリウムを楽しむことができます。



    13-09-28-80.jpg


           陽が落ちてきました。

      次の目的地へ移動です。




  しし岩(獅子岩)展望場、絶景を望むことのできる場所

                     ……らしいです。

     らしいです……と言うのは、

   私がしっかり見てこなかったから。

    しっかり見てこられなかったのは、

      たもやんに一大事が発生していたからです 


  実は、先ほどのベジタボール・ウィズを発つ前に、

 ハチ……らしきものに襲われてしまったのです、

   我が家の大切な坊ちゃんが 

  ハチ……なのかどうか、定かではありません。
   
    ただ、草むらをクンクンするたもつの顔面に、

  なにやら黄色いものが激突したように見えたのは確かです。

        なんか来た 

           ……と思った瞬間、

     たもつはパニックに陥り、

  グルグル回りながら前足で必死に顔を拭っているんです。

       わー、ハチ? ハチが来た 

    左右に激しく顔を振る興奮状態のたもつを見て、

   私はすっかり動転してしまいました。

 一足先に車へ戻っていた夫を呼び戻す声は悲鳴にも似た叫び声で、

  夫もさぞ肝を冷やしたのではないかと思います。

    たもつの左股に、ハチ?らしきものを発見。

      夢中で振り払います。

       刺された 

 それでもまだフワフワと飛び回るハチを追い払うと、

     私たちは急いで車へ戻りました。

    太股を刺されたと思い込んでいる私は、

  たもつの毛むくじゃらの脚を念入りに確認。

   でも、ハリなんて確認できるもんじゃないですね、

    もの凄く、毛むくじゃらですから。

  夫は「そこまでハリが届かないでしょ」と言うし、

    確かに、どう考えても届きそうには見えません。

   だいたい、ハチなのかどうか定かでもないし……。

 「たもちゃん、怖かったね。怖かったねぇ 

    先ほどの興奮状態がウソのように、

   たもつは落ち着き払って(……いるように見えた)

     脚に痛みを抱えているようにも見えず、

  ただ、疲労困憊といった感じのトボトボとした足取りで、

    車の周りをなんとなく歩き回っています。


   やっぱり毛深いお陰で、難を逃れたんだ。


    それでもなんとなく凹んだ様子を見せるので、


   13-09-28-83.jpg
  

 「たもちゃん、お水飲んでみよう」と言ってはみても、

     たもつは水には見向きもしません。

 人間はこういう時お水飲んで気を落ち着かせたりしますよね。
  
       けど、ワンコには効果ないみたい。
     
   ただ、オヤツだけはモグモグと食べてみせるので、

    やっぱり大事には至らなかったんだな……なんて、

  ちょっぴり不安は残っていたけれど、

   次の目的地しし岩へ向かうことを決めたんです。

   
 あとになってよく見てみると、

   やっぱり渋い顔してるんですけどね 


   十数分でしし岩に着きました。

  「わ~、いいねぇ 

 「あの夕日が山の端に落ちたら、絶好の撮影タイムだよ 

       ワクワクしていました。

    たもつもスタスタ歩いていました。

   大丈夫そうだな~なんて思っていたのに……。



   え   ちょ、待って…… 



  見ると、たもつのオデコが膨らんでいるではありませんか 

       ウソでしょ 

    刺された? オデコを!?


   「見て! 腫れてる! 腫れてるよっ!」

  「病院探そうよ! 病院探して連れて行こうよっ!」

     夫を責めるように捲し立てると、

    私はたもつを抱え車に飛び乗りました。

      夫に、全く非はないのにね 


   スマホとナビで、動物病院を探します。

  少し戻ったところに、診療所があるようです。

     大至急、車を走らせます。

   たもつは私の膝の上で、

    ひっきりなしに目の周りを拭っています。

  もの凄く不快な様子が見て取れました。

   ハリが刺さったままだったらどうしよう!

    診療所への道を見つけました。

  車が入っていくには厳しい泥道でした。

    たもつを抱えて坂道を走ります。

   診療所は、病院というより普通の一軒家に見えました。

  呼び鈴を押しましたが、人の気配がありません。

        ダメだ。


    次の病院を探すより外ありません。

 緊急事態だというのに、

   病院をなかなか探し当てられないんです。

  手の震えを抑えることのできない私が、

    スマホを器用に操れなかったからでした。


 夫は車を出し、私はスマホで検索しながら、

      元来た道を戻ります。

  
    犬連れの人を見つけました。

       声を掛けてみます。

  「この近くに、動物病院はないでしょうか?」

 「ありますけど、すごく遠いですよ」

 親切な男性は、病院までの道のりを丁寧に教えてくださいました。

  こと細かな説明を私は記憶することができなかったけれど、

冷静な夫の頭にはしっかりと刻み込まれていたようです。
   
   
 陽も落ちて辺りはすっかり暗くなっていました。

  右も左も分からない山道を走る夫の顔は緊張で強張り、

落ち着かない様子で立ったり座ったりを繰り返すたもつを抱える私は、

    不安で押し潰されそうになっていました。


      死んじゃったらどうしよう……。


 電話で看護師さんに道案内をお願いしながら、

私たちはようやく動物病院に辿り着くことができました。

  受付で「ワンちゃんの誕生日、分かりますか?」と訊かれ、

      咄嗟に答えることのできなかった私。

   動揺し過ぎていて、ペンもまともに握ることができません。


   
   P13-09-28-84野辺山


          腫れたのは、この辺りです。

             目に、限りなく近い……。




  ハチらしきものに刺されたことを説明し、

      診察をお願いしました。

   結局、ハリは見つからず。

先生曰く「たぶん、残ってないでしょう」とのことでした。

  「今年はハチが多いんですよね~」とも。

 消炎剤と抗生剤の入った注射を打ってもらい診察終了です。


実は、私たちが到着した時には診察時間を過ぎてしまっていたんです。

  それでも、親切に対応してくださった看護師さんと先生には、

     感謝の気持ちでいっぱいです。
     
看護師さんに「ハチに刺されても、死にませんよねぇ」と訊いてみたら、

   「でも、心配ですもんねぇ」と言って気遣ってくださいました。

  ちなみに先生のお名前は、「保」さんでした。

 たぶん「たもつ」さんとお読みするんだろうななんて思うと、
    
     ちょっぴり嬉しくなったりして。


 
    注射がすぐに効いたのか、

その後のたもつはオデコの不快感を示すこともなく、

 私の膝の上でも落ち着いた様子で過ごしてくれ、

暫く走るうちに寝息を立ててスヤスヤ眠りについてくれました。



  今回は、野辺山天文台含め景色のいいところを訪ね、

 夜には満天の星空を眺める……というのが、

     最大の楽しみだったのです。

   それが、私の不注意で、

 たもつには痛い目に遭わせてしまうことになったし、

  夫の素敵な計画は台無しにしてしまったし、

   この週末はただただ反省反省で…… 


   自然いっぱいのところへ行きたがるくせに、

    自然について無知なんですよね。

  夫からは「ハチが来ても騒いではいけません」と説教され、

「スズメバチとかじゃなかったし、死ぬことはないから」とも諭され……。


    
    その後のたもつですが、

 刺されたことがウソのように元気回復し、

   今ではホントに刺されたのか?と怪しむほど、

  手の付けられない暴れん坊に元通り。

    旅先でのアクシデント、

 対策マニュアルでも作っておこうかと、

   真剣に考えている私です。


  そうそう、ハチに刺された現場ですが、

 その直前まで近くで草刈りを行っていたんですよね。

夫曰く「興奮したハチが近くのたもつを襲ったのでは」とのことで、

  もっと周辺に気を配って歩かないといけませんね。

   みなさんも、どうぞお気を付けくださいませ。


 あ、ハチ騒動で旅を台無しにしてしまったけれど、

   野辺山は本当に素敵なところです 

  


    13-09-14_1740.jpg


           おいらはすっかり元気です 
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プロフィール

たもこ

Author:たもこ
生後2ヵ月で我が家にやってきた柴犬たもつ。
日々進化を続けるたもつと彼に翻弄される犬素人夫婦の日常を綴ります。
旧名たもつ先生です。
たもつ ♂ 
2007年10月19日生まれ

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