セクスィー画像が……
数年ぶりに新しい服をゲット 

「たもちゃん、こっち向いてごらん
」

へ?
「たもちゃん、いいねぇ。カッコイイぞ
」

そ、そう?
……なんて、ふざけてる場合じゃないんです
この服は手作り。勿論、私の……じゃないですよ。
お世話になってる病院の看護師さんの手作り品です。
これ、伸縮性のある筒状の布から作られた、
急ごしらえのたもつ専用衣(治療用)なのでございます。
水曜日、急遽病院へ行ってきました。
台風が去って雨も上がって……なんて思っていたら、
外へ出た途端再びの霧雨。
濡れた身体で診察をお願いするのもと躊躇われましたが、
翌日が休診日であることを思うと居ても立っても居られず、
たもつを連れ急ぎ足で行ってきたのです。
その日の夕方、外出から戻った私は
お腹全開にしているたもつをナデナデしていたんですよね。
……で、指先に当たる異物を発見。
なにこれ? かさぶた? いやちょっと違う。
ちょっと膨らんでるような……。
いやいや、怪我でもしたか?
治りかけの傷みたいだけど……。
モヤモヤしてるのも胃に悪いし、
とっとと行ってきちゃおう
病院に着くと、
たもつの濡れた身体を先生がタオルで拭ってくださいました。
す、すみませんっ
実は……、

脇腹にこんなものが出来てたんです
※ 病院でバリカンで刈ってもらっています。
出来た場所はこの辺り、

※ しつこいようですが、バリカンで刈ってもらっています。
調べて頂いた結果、
「ニキビダニ(アカラス)」であることが分かりました。
人間にもいるニキビダニ、これ、犬にもいるのだそうです。
まあ、人間のものとは違うものですけどね。
通常は、母犬から感染したニキビダニを寄生させたまま発症せずに暮らしていたり、
子犬の場合、発症させても自然治癒する場合が多いそうです。
子犬が発症するのは、栄養不良や免疫力の低さが原因だったりするようです。
成犬の場合発症の原因は多様で、
体力や免疫力の低下・腫瘍・糖尿病・副腎皮質機能亢進症・
甲状腺機能低下症・アトピー性皮膚炎などの基礎疾患を患っている場合、
などがあるそうです。
免疫力の低下って……。
ステロイドを使用しても、免疫力低下するって言われてるし。
もともとそんなに頑丈な方じゃなかったけど、
そんなに体力落ちてるのかしら
それでも、よく食べるし(夏でも食欲落ちないしね)
よく走るし(人間のスピードを考慮しないのよ)
飽きるほどボール遊びするし(畳の上で)
本当に弱っているのだろうか……。
「体重量ろうね~。あ、れ?
ちょっと増えてる
」
先生、苦笑いですよ。
ちょ、この前100g減ってたよね。
今回200g増えてるってなによ。
プラマイ、プラスじゃん
肥満はカイカイの大敵。
努力が実を結んでないじゃん
いやいや、それもこれも飼い主の責任です、はい
肝心の治療ですが、今回は「外用薬」を使用することになりました。
先生曰く「内服薬」は中毒性が強いとのことで、
まあ、私が渋い表情したせいもあるのかもしれませんが、
外用薬で様子を見て、改善が見られないようなら内服薬も検討する
ということになりました。
その際も、通常の量より少ないところから始め、
効果が見られない場合は量を増やしていくという方針だそうです。
たもつは消化器の方も敏感らしく、
以前薬で嘔吐してしまったことも考慮してのことだと思います。
「外用薬」の方も、ダニを駆除するというだけあって、
「舐めさせないように」との注意を頂きました。
「じゃあ、バンドエイドみたいの貼っておいた方がいいですか?」
なんて訊いてみたら、
「いやぁ、たもつは余計嫌がるんじゃないかな~。
貼らない方がいいかな~と思います
」
と、先生は仰る。
……で、先生と看護師さんで密談。
「たもつは、服、着ます?」
「あ、あははは
」
「……ですよね~。柴ちゃんは、着るの嫌いだよね~」
「うちはカッパ着せるのも苦戦してて。
それももう着られなくなっちゃったけど。

それ以降は服買ったことないんですよね~」
……で、またまた先生と看護師さんで密談。
「たもつぅ、腹巻しようかぁ?」
とかなんとか言いながら、
さすが看護師さん、器用です。
上のたもつ専用衣をチャチャっと作ってくれました。
おおっ
腹巻どころか、ちゃんと服になっている 
看護師さんが、ササッと着させてくれました。
「おおっ、カッコイイねぇ」
「いいねぇ、いいじゃん」
盛り上がる先生たちをよそに、
たもつは強張ったまま一歩たりとも動こうとはしません
「やっぱり、着せられるの嫌なんだね~」
「あはは、表情まで硬くなってる」
フニャフニャ歩き出しました。
内股になっちゃってて、歩き方もぎこちない。
「あはは、オネエみたいになってる」
患部に塗られた外用薬をたもつが舐めたりしないよう、
処置後はこの服を着て過ごすようになります。
大丈夫かな~
大好きな看護師さんだから、素直に服を着たけどさ。
たぶん、いや、絶対抵抗するよね~。
「あ、これは、よその子には移らないですから」
私が質問攻めにするものだから、
先生も先手を打ち心配事を一つ解消してくださいました。
ちなみにバリカンで刈ったのは、
薬を塗りやすくする為です。
ワンコは毛に何かが付くのを嫌がるので、
刈ってしまった方が塗り薬の不快感がないだろうとのことでした。
たもつが刈られちゃったのはこれで二度目。
一度目は0歳の頃、大型犬に噛まれて、
治療の為に刈られちゃったんだよね。
けど、見た目なんかより治療が大切。
少しでも不快感のないように、
最善の方法で敵を退治してやります
早速薬を塗って、服を着て頂きましたよ。

凹むわ
この後暫く、ここから一切動かず……。

ホント、やってられないわ

それでも、その後は爆睡

いつの間にか前足抜いてて、

だんだん肌蹴ちゃってきて……、

なんだかセクスィーな状態に
たもちゃん、頑張ろう!
たもつのことは、みんなが全力で守るから
免疫力を上げる為に、これから色々実践していこうと思っています。
まずは免疫力の強化に役立つビタミンCを摂取するために、
大根・ブロッコリー・小松菜・カボチャ・サツマイモ
同じくβグルカンを摂取するために、
マイタケ・シイタケ・シメジ
等を取り入れるといいそうです。
それから免疫力を維持し炎症などを抑えるのに役立つ
EPA・DHAなどを摂取するために、
イワシ・サンマ・カツオ
等もいいそうです。
最近人間も青魚が足りてないから、大量に買ってこようかな~。
たもつは子供の頃からドライフードのみで育っています。
時たま手作りのオヤツを与えることもありますが、
毎日の食事ということになると、
手作りでは補いきれない栄養素もあるだろうし、
低アレルゲンに拘れば、
どうしても市販のドライフードばかりになってしまいます。
それでも、手作りご飯を食べているお友達ワンコが
とっても健康で長生きしているのを見ると、
手間暇かけて野菜や青魚を加えるという飼い主の努力も、
必要不可欠になってくるのかななんて、
考えてしまうんですよね。
まずは、ビタミンCと青魚から始めてみようと思います。
たもちゃん、がんばろうね



「たもちゃん、こっち向いてごらん


へ?
「たもちゃん、いいねぇ。カッコイイぞ


そ、そう?
……なんて、ふざけてる場合じゃないんです

この服は手作り。勿論、私の……じゃないですよ。
お世話になってる病院の看護師さんの手作り品です。
これ、伸縮性のある筒状の布から作られた、
急ごしらえのたもつ専用衣(治療用)なのでございます。
水曜日、急遽病院へ行ってきました。
台風が去って雨も上がって……なんて思っていたら、
外へ出た途端再びの霧雨。
濡れた身体で診察をお願いするのもと躊躇われましたが、
翌日が休診日であることを思うと居ても立っても居られず、
たもつを連れ急ぎ足で行ってきたのです。
その日の夕方、外出から戻った私は
お腹全開にしているたもつをナデナデしていたんですよね。
……で、指先に当たる異物を発見。
なにこれ? かさぶた? いやちょっと違う。
ちょっと膨らんでるような……。
いやいや、怪我でもしたか?
治りかけの傷みたいだけど……。
モヤモヤしてるのも胃に悪いし、
とっとと行ってきちゃおう

病院に着くと、
たもつの濡れた身体を先生がタオルで拭ってくださいました。
す、すみませんっ

実は……、

脇腹にこんなものが出来てたんです

※ 病院でバリカンで刈ってもらっています。
出来た場所はこの辺り、

※ しつこいようですが、バリカンで刈ってもらっています。
調べて頂いた結果、
「ニキビダニ(アカラス)」であることが分かりました。
人間にもいるニキビダニ、これ、犬にもいるのだそうです。
まあ、人間のものとは違うものですけどね。
通常は、母犬から感染したニキビダニを寄生させたまま発症せずに暮らしていたり、
子犬の場合、発症させても自然治癒する場合が多いそうです。
子犬が発症するのは、栄養不良や免疫力の低さが原因だったりするようです。
成犬の場合発症の原因は多様で、
体力や免疫力の低下・腫瘍・糖尿病・副腎皮質機能亢進症・
甲状腺機能低下症・アトピー性皮膚炎などの基礎疾患を患っている場合、
などがあるそうです。
免疫力の低下って……。
ステロイドを使用しても、免疫力低下するって言われてるし。
もともとそんなに頑丈な方じゃなかったけど、
そんなに体力落ちてるのかしら

それでも、よく食べるし(夏でも食欲落ちないしね)
よく走るし(人間のスピードを考慮しないのよ)
飽きるほどボール遊びするし(畳の上で)
本当に弱っているのだろうか……。
「体重量ろうね~。あ、れ?
ちょっと増えてる

先生、苦笑いですよ。
ちょ、この前100g減ってたよね。
今回200g増えてるってなによ。
プラマイ、プラスじゃん

肥満はカイカイの大敵。
努力が実を結んでないじゃん

いやいや、それもこれも飼い主の責任です、はい

肝心の治療ですが、今回は「外用薬」を使用することになりました。
先生曰く「内服薬」は中毒性が強いとのことで、
まあ、私が渋い表情したせいもあるのかもしれませんが、
外用薬で様子を見て、改善が見られないようなら内服薬も検討する
ということになりました。
その際も、通常の量より少ないところから始め、
効果が見られない場合は量を増やしていくという方針だそうです。
たもつは消化器の方も敏感らしく、
以前薬で嘔吐してしまったことも考慮してのことだと思います。
「外用薬」の方も、ダニを駆除するというだけあって、
「舐めさせないように」との注意を頂きました。
「じゃあ、バンドエイドみたいの貼っておいた方がいいですか?」
なんて訊いてみたら、
「いやぁ、たもつは余計嫌がるんじゃないかな~。
貼らない方がいいかな~と思います

と、先生は仰る。
……で、先生と看護師さんで密談。
「たもつは、服、着ます?」
「あ、あははは

「……ですよね~。柴ちゃんは、着るの嫌いだよね~」
「うちはカッパ着せるのも苦戦してて。
それももう着られなくなっちゃったけど。

それ以降は服買ったことないんですよね~」
……で、またまた先生と看護師さんで密談。
「たもつぅ、腹巻しようかぁ?」
とかなんとか言いながら、
さすが看護師さん、器用です。
上のたもつ専用衣をチャチャっと作ってくれました。
おおっ


看護師さんが、ササッと着させてくれました。
「おおっ、カッコイイねぇ」
「いいねぇ、いいじゃん」
盛り上がる先生たちをよそに、
たもつは強張ったまま一歩たりとも動こうとはしません

「やっぱり、着せられるの嫌なんだね~」
「あはは、表情まで硬くなってる」
フニャフニャ歩き出しました。
内股になっちゃってて、歩き方もぎこちない。
「あはは、オネエみたいになってる」
患部に塗られた外用薬をたもつが舐めたりしないよう、
処置後はこの服を着て過ごすようになります。
大丈夫かな~

大好きな看護師さんだから、素直に服を着たけどさ。
たぶん、いや、絶対抵抗するよね~。
「あ、これは、よその子には移らないですから」
私が質問攻めにするものだから、
先生も先手を打ち心配事を一つ解消してくださいました。
ちなみにバリカンで刈ったのは、
薬を塗りやすくする為です。
ワンコは毛に何かが付くのを嫌がるので、
刈ってしまった方が塗り薬の不快感がないだろうとのことでした。
たもつが刈られちゃったのはこれで二度目。
一度目は0歳の頃、大型犬に噛まれて、
治療の為に刈られちゃったんだよね。
けど、見た目なんかより治療が大切。
少しでも不快感のないように、
最善の方法で敵を退治してやります

早速薬を塗って、服を着て頂きましたよ。

凹むわ

この後暫く、ここから一切動かず……。

ホント、やってられないわ


それでも、その後は爆睡


いつの間にか前足抜いてて、

だんだん肌蹴ちゃってきて……、

なんだかセクスィーな状態に

たもちゃん、頑張ろう!
たもつのことは、みんなが全力で守るから

免疫力を上げる為に、これから色々実践していこうと思っています。
まずは免疫力の強化に役立つビタミンCを摂取するために、
大根・ブロッコリー・小松菜・カボチャ・サツマイモ
同じくβグルカンを摂取するために、
マイタケ・シイタケ・シメジ
等を取り入れるといいそうです。
それから免疫力を維持し炎症などを抑えるのに役立つ
EPA・DHAなどを摂取するために、
イワシ・サンマ・カツオ
等もいいそうです。
最近人間も青魚が足りてないから、大量に買ってこようかな~。
たもつは子供の頃からドライフードのみで育っています。
時たま手作りのオヤツを与えることもありますが、
毎日の食事ということになると、
手作りでは補いきれない栄養素もあるだろうし、
低アレルゲンに拘れば、
どうしても市販のドライフードばかりになってしまいます。
それでも、手作りご飯を食べているお友達ワンコが
とっても健康で長生きしているのを見ると、
手間暇かけて野菜や青魚を加えるという飼い主の努力も、
必要不可欠になってくるのかななんて、
考えてしまうんですよね。
まずは、ビタミンCと青魚から始めてみようと思います。
たもちゃん、がんばろうね

