お前誰だっ?

ココア ♂ 8ヶ月、いや9ヶ月だったかな?
最近知り合ったワンコです。
目がパッチリしてて本当に可愛いんだけど、
一番いいお顔が撮れませんでした


懐っこいです

問題はこの人……。

子供嫌い

幼犬に手厳しい

幼犬が接近してきたら……、
ダッシュで逃げる

ガウガウで接近を拒絶

ココアに会うのは昨日が3回目。
「たもちゃん、前に会ったよね? ご挨拶、したよね?」
ココアは尻尾ブンブン、ワクワクしながら接近中

たもつは若干緊張気味に、相手の出方を見ています


スンスン

スンスン

ウガーッ


ゴラァ

「ひゃぁ



「お前! たいがいにしろよっ

……って、たもつがこんなに手厳しいのは、

キャッキャッ

ココアが、何度もたもつの背中によじ登ろうとするからなのです

キャッキャッ

ガウゥウッ

キャッキャッ

ガウゥウッ

……ってなことを、アホみたいに繰り返しておりました。

最後はなんだかフツーに散歩して、
あれれ? たもつは幼子を受け入れたのかしら?
たもちゃん、幼子も悪くないでしょ?
仲良くしようね

たもちゃんもそうやって、
大人のワンコさんたちに受け入れてもらってきたんだからね

夜には新たな遭遇が

たもつとまったりお留守番をしていたら、
玄関先に何やら物音。
ウガァオーッ

ウォン、ウォンウォンウォン

扉を開けると、夫とともに(たもつにとっては)見慣れぬ男性。
「お前誰だっ? お前誰だっ?
お前、誰……だっけ?」
「あれ? おいら、会ったこと、あったっけ?」
たもつの声もトーンダウン

「おいら、会ったことあるよね? あるよね?」
……と男性の脚にかじり付き、それから再度匂いを確認。
訪ねてきてくれたのは夫の弟。
たもつとは、お正月に実家で顔を会わせるくらいの仲なのですが、
たもつは彼の顔を覚えていたのか、
或いは匂いに覚えがあると思ったのか、
義弟の手をペロペロ(普段そんなことはしません)、
案外アッサリ彼の訪問を受け入れてくれました。
やはり、遺伝子レベルで判断しているのでしょうか?
夫と(たぶん)同じような匂いの義弟を、
受け入れオッケーとしたのでしょうね(← なんで上から?

実は、たもつは他人の訪問にあまり慣れていないんです。
彼を迎える前は友人を招くことも多かったのですが、
ワンコが居るとその毛が気になったり汚れが気になったりで、
他人をご招待するのにも気が引けて……。
最近は、躊躇いなく呼べるのもワンコ飼いの人ばかり。
犬慣れしてない人の久々の訪問に、
たもつも私たちもちょっぴり緊張。
その後は、テーブルの上のカツサンドを狙ったり、
義弟の仕事鞄の中を漁ろうとしたり、
オモチャ箱からボールを持ってきて遊びを要求してみたりと、
落ち着かない様子のたもつでしたが、
いよいよ話が長くなると悟ったのか、
いつもの場所でいつもの体勢で眠りにつきました。
数分後……、

フンッ




フンッ


キュン


寝言を言い出しました

義弟を警戒しているかと思いましたが、
すっかり緊張が解けていたようです

その後も延々寝言は続き、
犬慣れしていない義弟は目をパチクリさせながら、
爆睡するたもつを見つめています

……で、義弟がすっと立ち上がった瞬間でした。
「お前誰だっ



たぶん、寝惚けていたんでしょうね

目覚めたばかりのたもつは、目の前の見慣れぬ男性に一瞬たじろぎ、
ウォン、ウォンウォンウォン

と、大パニックに

それでも、腰が引けてたんでしょうね。
目をまん丸くしているのに、
ソファから降りることなく、その場でバウバウ

いやぁ、寝起きのワンコのあのたじろぎぶりは……、
動画に撮れなかったのがつくづく悔やまれます

……てか、「寝起きドッキリ


あ、タイトルとは関係ないけど、
昨日はこちらにお出掛けもしてきました

ラファエロ
やはり『大公の聖母』が圧巻でした。
こちらは、

『聖家族と仔羊』
芸術に触れ、ちょっぴり生き返りました

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