カリカリの結果
ネグレクトなんかじゃないんです 
でもでも、少しばかり長く放置し過ぎてしまいました

笑ってるけど、「ハゲ」てます
あ、アレルギーのお話です。長いです。
興味のない方はスルーしてください
カリカリポリポリ引っ切り無しに掻き続けた結果、
たもつの脇腹が「ハゲ」状態に
このカイカイ、アレルギーに因るものです。
あの、少しばかり言い訳させていただきますと……。
投薬すれば、一時的にですが痒みは治まります。
痒みが治まれば引っ掻くこともなく、
当然皮膚や体毛を傷付けることもありません。
……ですが、本当のところ、あまり薬に頼りたくはないのです。
投薬が続けば肝臓に負担を掛けることになります。
標準より小さめな肝臓を持つたもつには、
尚のこと負担が大きくなります。
「去年は、ほとんど薬に頼らずに済んだことだし……」
「痒いのは暑くなり始めの頃だけ。そのうち終息に向かうよね」
呑気に構えすぎていました。
気付いた時には、

「ハゲ」が……
たもちゃん、ごめん
「う~ん、ちょっと引っ掻きすぎてるかな~
」
勿論、そう認めてはおりました。
でも、表皮の傷より内臓の損傷の方が尾を引くだろうし……。
そんな素人判断で、たもつに「ハゲ」を作ってしまいました。
月曜日、朝一から病院へと向かいます。
「先生んとこ行くよ」という魔法の言葉に、
普段は寝ぼけ眼&牛歩で出てくるたもつも、
玄関で待つ私の元へ猛ダッシュ
病院はほんの少し混んでいました。
先生に診て頂きます。
「あぁ、ホントだ。この辺、だいぶ引っ掻いちゃってるねぇ
」
「この辺も、ちょっと赤くなっちゃってるかなぁ
」
先生と看護師さんの二人掛かりで、
たもつの身体を隅々までチェックチェック
ナデナデ……してもらってる訳じゃあないのに尻尾をブンブン、
気分上々でたもつはされるがままになっています
「ハゲ」状態のところ、
抜け毛ではなく切れ毛だということで、
伸びてくるのを大切に見守ることに。
それでも、綺麗に覆われるまで時間掛かりそうだな~。
ごめんね、たもちゃん。
表皮を検査したところ、
なんらかの菌等に汚染されている訳ではないとのこと。
良かったです。
それからそれから、一番気になっていた質問を。
「ステロイドが肝臓に負担を掛けるかと思うと、
飲ませるのを躊躇ってしまうんですよね~」
「そうですねぇ。たもつは肝臓の数値が気になるもんねぇ。
じゃあ、飲ませる前と後とで血液検査をして、
どれくらい影響があるか調べてみましょうか」
……ということになりました。
勿論、病院の方で検査を強要するようなことはありません。
先生は必ずこちらの意思を確認してくださいます。
「たもつぅ、ちょっとチクリとするけど我慢してね
」
先生が注射器を手にします。
「(たもつは)鈍いから大丈夫ですよ~
」と私。
「(ワンちゃんは)ちゃんと人に気を遣って、
我慢してくれてるんだよね」と先生。
ありゃま、失礼しましたっ
看護師さんと私とで軽く手を添え、
採血の間たもつを励まし続けます。
たもつはウンともスンとも言わず、
ただただじーっと身体を預けています。
「たもは偉いねぇ。柴ちゃんでこんなにじっとしてられる子、
あんまりいないんですよ
」
そうかぁ、たもつはいい子かぁ
先生が注射器をひっこ抜くのを合図に、
たもつはたったひと言「うにゃ~」と呟きました
やっぱり、我慢してくれてたのかしら?
「頑張ったねぇ、偉いねぇ」
先生や看護師さんに誉められて、
たもつは益々尻尾ブンブンですよ
暫くの間、検査結果を待つことにします。

待合室で遭遇したニャンコさんに興味津々
目の前の絨毯をカリカリしたり、鼻先を押し当てたりして、
ニャンコさんの気を惹こうとしています
まだ生後2ヶ月のニャンコさん、
目の前の物体が何なのか理解してないご様子
たもつの様子が可愛くて、
我が家に赤ちゃんを迎えてみたくなりました
血液検査の結果が出ましたよ。
総じて、結果良好とのことでした
以前の検査で少し気になっていた「中性脂肪」の数値も改善され、
ALP値のみ標準値を若干上回っているという状態です。
ALP(アルカリホスファターゼ)
アルカリ性の状況下でリン酸化合物を分解する酵素です。
肝臓や骨、小腸、胎盤などに多く含まれ、
これらの臓器がダメージを受けると血液中に流れ出してきます。
肝・胆道疾患の指標として用いられます。
……とは言え、ステロイドの使用に危険を伴うレベルではないとのことで、
取り敢えず7日分、薬を処方して頂くことになりました。
7日分飲み終えたら、血液の状態を再検査。
投薬の与える影響をそこで検証することになります。
今は取り敢えず痒みを抑えることが最優先。
4日間ほどは切らすことなく投薬を続け、
(まずは炎症を抑え更なる痒みを封じ込める為ですね)
その後は一日置き程度で投薬。
飲み終えたら血液検査ということになります。

薬を飲むとね、
倦怠感でもあるのか、はたまた眠気を誘われるだけなのか、
その日一日なんとな~くダラダラ過ごしているんです
やる気が出ないのかな~なんて思うと、
やっぱり可哀相になってきちゃうんですよ。
薬を飲むとね、
利尿作用のせいか、トイレが近くなるんです。
喉の渇きもあるのか、水もよく飲みます。
おまけに食欲も増進するようで、ご飯もドンドン要求してきます。
身体にね、色々と影響があるのは否めませんよ。
先生曰く、
「ステロイドの成分が体内に留まるのは36時間ほどです。
仮に1日置きの投与なら、
10時間ほどは体内がクリーンな状態になるんですよね」
とのことで、
負担の掛けられた臓器もその空き時間を使って、
正常な状態に戻されるという計算になります。
被毛に関しても質問してみました。
「シャンプーの頻度を高くした方がいいですか?」と訊くと、
たもつの場合、表皮(菌、虫等)からくる痒みではないので、
シャンプーそのものはあまり関係ないとのことでした。
「シャンプー、嫌いでしょ?」
さすが先生、分かってらっしゃる
「ストレス溜まるのも可哀相だから、
無理にシャンプーの回数増やさなくていいですよ」と。
それからもう一つ。
「ブラシはね、金(属)のものじゃなくて、
獣毛のものがいいです」
え? えっ?
「豚毛とかね、獣毛のものがいいですよ」
ありゃりゃ
思いっ切りお手入れしてました、金属製のもので
使っている方も多いかと思いますが、
「要らない毛を除去できる」「アンダーコートのお手入れに最適な」
金属製のお手入れ道具。
だってだって、

こんなに取れるんだもん
※ 商品そのものに問題がある訳ではありません。
たもつの手入れには適当でないということです。
早速、獣毛ブラシを検索してみます。
ありました。
1万円近くします
もっとよく探してみよ~
本日で、ステロイド投与3日目。
身体にあまり影響がないことを祈っていますが、
先生からは
「結果によっては別の薬を使うことも考えてみましょう」
とのお話もありました。
T細胞とB細胞のお話もしてくださったので、
別の薬(名前を覚えきれなかった
)の話も含め、
再度ブログにアップするつもりです。
それから……。
友達柴ちゃんが試して「効いたと思う!」という方法についても、
先生にお訊きしてみました。
日本で開発されたその薬、
当初は「有効」との症例がいくつか挙がってきていたそうです。
それでも、そう言われていたのはその当時の話だけ。
今では皮膚専門医でも(ほとんど)使われてはいない……とのことでした。
諸事情についても色々お話くださいましたが、
ここでは伏せさせて頂きます。
薬そのものに関しては、
絶対的に「有効」とは言えないものの、
「悪影響」もないとのことでした。
飼い主さんの希望があれば、勿論試すこともできますとのことでした。
ただ、
「(注射がね)もの凄く痛いんですよ」
(先生、打ったことあるんかいっ?
)
「ワンちゃんがもの凄く嫌がって、
病院嫌いになっちゃう子もいるんです」
ちなみに、注射は1回きりではないのです。
延々書きましたが……。
ステロイドを7日分投与後、
来週再度血液の状態を検査します。
その際色々お話を伺い、
今後の対応策を検討する予定です。
何か有効な策があれば、
カイカイに悩むワンコさんたちにお伝えしたいと思っています。
全国のカイカイさん、
一緒に頑張ろうね
関東地方も梅雨入りしましたね

雨散歩とか、おいら無理ですからーっ

でもでも、少しばかり長く放置し過ぎてしまいました


笑ってるけど、「ハゲ」てます

あ、アレルギーのお話です。長いです。
興味のない方はスルーしてください

カリカリポリポリ引っ切り無しに掻き続けた結果、
たもつの脇腹が「ハゲ」状態に

このカイカイ、アレルギーに因るものです。
あの、少しばかり言い訳させていただきますと……。
投薬すれば、一時的にですが痒みは治まります。
痒みが治まれば引っ掻くこともなく、
当然皮膚や体毛を傷付けることもありません。
……ですが、本当のところ、あまり薬に頼りたくはないのです。
投薬が続けば肝臓に負担を掛けることになります。
標準より小さめな肝臓を持つたもつには、
尚のこと負担が大きくなります。
「去年は、ほとんど薬に頼らずに済んだことだし……」
「痒いのは暑くなり始めの頃だけ。そのうち終息に向かうよね」
呑気に構えすぎていました。
気付いた時には、

「ハゲ」が……

たもちゃん、ごめん

「う~ん、ちょっと引っ掻きすぎてるかな~

勿論、そう認めてはおりました。
でも、表皮の傷より内臓の損傷の方が尾を引くだろうし……。
そんな素人判断で、たもつに「ハゲ」を作ってしまいました。
月曜日、朝一から病院へと向かいます。
「先生んとこ行くよ」という魔法の言葉に、
普段は寝ぼけ眼&牛歩で出てくるたもつも、
玄関で待つ私の元へ猛ダッシュ

病院はほんの少し混んでいました。
先生に診て頂きます。
「あぁ、ホントだ。この辺、だいぶ引っ掻いちゃってるねぇ

「この辺も、ちょっと赤くなっちゃってるかなぁ

先生と看護師さんの二人掛かりで、
たもつの身体を隅々までチェックチェック

ナデナデ……してもらってる訳じゃあないのに尻尾をブンブン、
気分上々でたもつはされるがままになっています

「ハゲ」状態のところ、
抜け毛ではなく切れ毛だということで、
伸びてくるのを大切に見守ることに。
それでも、綺麗に覆われるまで時間掛かりそうだな~。
ごめんね、たもちゃん。
表皮を検査したところ、
なんらかの菌等に汚染されている訳ではないとのこと。
良かったです。
それからそれから、一番気になっていた質問を。
「ステロイドが肝臓に負担を掛けるかと思うと、
飲ませるのを躊躇ってしまうんですよね~」
「そうですねぇ。たもつは肝臓の数値が気になるもんねぇ。
じゃあ、飲ませる前と後とで血液検査をして、
どれくらい影響があるか調べてみましょうか」
……ということになりました。
勿論、病院の方で検査を強要するようなことはありません。
先生は必ずこちらの意思を確認してくださいます。
「たもつぅ、ちょっとチクリとするけど我慢してね

先生が注射器を手にします。
「(たもつは)鈍いから大丈夫ですよ~

「(ワンちゃんは)ちゃんと人に気を遣って、
我慢してくれてるんだよね」と先生。
ありゃま、失礼しましたっ

看護師さんと私とで軽く手を添え、
採血の間たもつを励まし続けます。
たもつはウンともスンとも言わず、
ただただじーっと身体を預けています。
「たもは偉いねぇ。柴ちゃんでこんなにじっとしてられる子、
あんまりいないんですよ

そうかぁ、たもつはいい子かぁ

先生が注射器をひっこ抜くのを合図に、
たもつはたったひと言「うにゃ~」と呟きました

やっぱり、我慢してくれてたのかしら?

「頑張ったねぇ、偉いねぇ」
先生や看護師さんに誉められて、
たもつは益々尻尾ブンブンですよ

暫くの間、検査結果を待つことにします。

待合室で遭遇したニャンコさんに興味津々

目の前の絨毯をカリカリしたり、鼻先を押し当てたりして、
ニャンコさんの気を惹こうとしています

まだ生後2ヶ月のニャンコさん、
目の前の物体が何なのか理解してないご様子

たもつの様子が可愛くて、
我が家に赤ちゃんを迎えてみたくなりました

血液検査の結果が出ましたよ。
総じて、結果良好とのことでした

以前の検査で少し気になっていた「中性脂肪」の数値も改善され、
ALP値のみ標準値を若干上回っているという状態です。
ALP(アルカリホスファターゼ)
アルカリ性の状況下でリン酸化合物を分解する酵素です。
肝臓や骨、小腸、胎盤などに多く含まれ、
これらの臓器がダメージを受けると血液中に流れ出してきます。
肝・胆道疾患の指標として用いられます。
……とは言え、ステロイドの使用に危険を伴うレベルではないとのことで、
取り敢えず7日分、薬を処方して頂くことになりました。
7日分飲み終えたら、血液の状態を再検査。
投薬の与える影響をそこで検証することになります。
今は取り敢えず痒みを抑えることが最優先。
4日間ほどは切らすことなく投薬を続け、
(まずは炎症を抑え更なる痒みを封じ込める為ですね)
その後は一日置き程度で投薬。
飲み終えたら血液検査ということになります。

薬を飲むとね、
倦怠感でもあるのか、はたまた眠気を誘われるだけなのか、
その日一日なんとな~くダラダラ過ごしているんです

やる気が出ないのかな~なんて思うと、
やっぱり可哀相になってきちゃうんですよ。
薬を飲むとね、
利尿作用のせいか、トイレが近くなるんです。
喉の渇きもあるのか、水もよく飲みます。
おまけに食欲も増進するようで、ご飯もドンドン要求してきます。
身体にね、色々と影響があるのは否めませんよ。
先生曰く、
「ステロイドの成分が体内に留まるのは36時間ほどです。
仮に1日置きの投与なら、
10時間ほどは体内がクリーンな状態になるんですよね」
とのことで、
負担の掛けられた臓器もその空き時間を使って、
正常な状態に戻されるという計算になります。
被毛に関しても質問してみました。
「シャンプーの頻度を高くした方がいいですか?」と訊くと、
たもつの場合、表皮(菌、虫等)からくる痒みではないので、
シャンプーそのものはあまり関係ないとのことでした。
「シャンプー、嫌いでしょ?」
さすが先生、分かってらっしゃる

「ストレス溜まるのも可哀相だから、
無理にシャンプーの回数増やさなくていいですよ」と。
それからもう一つ。
「ブラシはね、金(属)のものじゃなくて、
獣毛のものがいいです」
え? えっ?
「豚毛とかね、獣毛のものがいいですよ」
ありゃりゃ

思いっ切りお手入れしてました、金属製のもので

使っている方も多いかと思いますが、
「要らない毛を除去できる」「アンダーコートのお手入れに最適な」
金属製のお手入れ道具。
だってだって、

こんなに取れるんだもん

※ 商品そのものに問題がある訳ではありません。
たもつの手入れには適当でないということです。
早速、獣毛ブラシを検索してみます。
ありました。
1万円近くします

もっとよく探してみよ~

本日で、ステロイド投与3日目。
身体にあまり影響がないことを祈っていますが、
先生からは
「結果によっては別の薬を使うことも考えてみましょう」
とのお話もありました。
T細胞とB細胞のお話もしてくださったので、
別の薬(名前を覚えきれなかった

再度ブログにアップするつもりです。
それから……。
友達柴ちゃんが試して「効いたと思う!」という方法についても、
先生にお訊きしてみました。
日本で開発されたその薬、
当初は「有効」との症例がいくつか挙がってきていたそうです。
それでも、そう言われていたのはその当時の話だけ。
今では皮膚専門医でも(ほとんど)使われてはいない……とのことでした。
諸事情についても色々お話くださいましたが、
ここでは伏せさせて頂きます。
薬そのものに関しては、
絶対的に「有効」とは言えないものの、
「悪影響」もないとのことでした。
飼い主さんの希望があれば、勿論試すこともできますとのことでした。
ただ、
「(注射がね)もの凄く痛いんですよ」
(先生、打ったことあるんかいっ?

「ワンちゃんがもの凄く嫌がって、
病院嫌いになっちゃう子もいるんです」
ちなみに、注射は1回きりではないのです。
延々書きましたが……。
ステロイドを7日分投与後、
来週再度血液の状態を検査します。
その際色々お話を伺い、
今後の対応策を検討する予定です。
何か有効な策があれば、
カイカイに悩むワンコさんたちにお伝えしたいと思っています。
全国のカイカイさん、
一緒に頑張ろうね

関東地方も梅雨入りしましたね


雨散歩とか、おいら無理ですからーっ

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