ちょっぴり小さいたもつの○○
ご心配お掛けしております 
先日の「ちょっとした騒ぎ」について、自戒を込めつつご報告。
土曜の午後、たもつに4時間ほど留守番をお願いしたんです。
4時間、留守番を頼むにはそんなに長い時間ではありません。
帰宅すると、たもつはいつものように大はしゃぎでお出迎え。
「たもちゃん、お利口さん
お留守番頑張ったねぇ~
」
嬉しさのあまり夫に飛びついてるたもつ、
部屋の中に変化はないか、ご飯はちゃんと食べてあるか、
諸々の確認をしてまわる私。
!?
「あ、吐いたんだぁ
」
洗面所の床に、直径5cmほどの吐き戻し跡を発見
朝ごはん食べてなかったもんねぇ、
固形物は一切なし、胃液らしきものしか出ていません。
「たもちゃん、だから空腹はダメなんだよ~。
ちゃんとご飯食べなくちゃあ
」
……なんて言いつつ、
可愛そうなことしたなぁ、独りで吐いて辛かっただろうなぁと反省。
!? !? !?
吐き戻したものの中に、オカシナ色を発見
あ、赤い? あれ? 血? 血じゃないのっ?
ウソでしょ? これ、血じゃないのーっ
直径5cmほどの嘔吐物(ほとんど液体)の中に、
赤い点々が5~6個。
「ねぇ、これ、『血』みたいなんだけど……
」
「え? 血? 血……みたいだね
」
見ても、たもつはちっとも不快そうな様子がないんです。
「明日、先生んとこ(病院)行こうか、たもちゃん」
……呟きながら見下ろすと、
たもつはくりっくりの瞳で
「お帰り、お帰りっ
」って嬉しそな表情を浮かべ見上げているんです。
時計に目を遣りました。
6時半、病院が閉まるまであと30分あります。
「病院、これから行こうか?」
私たちの帰宅に未だ興奮冷めやらぬ様子のたもつを抱え、
私たちは家を飛び出しました。
たもつを抱えマンションの廊下を小走りで行く私は、
このとき既に半べそ。
たもつのフカフカの毛に顔を埋めながら、
泣いてる場合じゃないじゃん!って気を取り直し……。
それでも助手席で膝の上にたもつを抱えながら、
どうしよう、どうしよう……って、彼の鼓動と体温を確認したりして。
病院に着きました。
先生大好き、看護師さん大好きのたもつは例の如く大興奮

「おいら来たよーっ
早く入れてよーっ
」
って、猛烈アピール
全然病人に見えない……(勿論、病人じゃ困るけど)
先生に、状況を説明しました。
・ 留守番している間に吐いたこと。
・ 嘔吐物の中に「血液」らしきものが混じっていたこと。
(嘔吐物を拭った紙をそのまま持ち込みました)
・ 朝からご飯を食べていないこと。
(夕方まで食事に手を付けないことはざらにあります)
・ 食欲はあってオヤツは食べたこと。
(長時間の空腹を避けるため、ご飯を嫌がればオヤツを食べさせることも)
・ お腹(ウンP)の調子は良好であること。
診察台に乗せられたたもつは……と見ると、
「先生、おいら来たよぉ~、おいら来たよぉ~
」
と猛烈アピール
更には遠くにいる看護師さんまで手招きし、
「おいら、ここだよ~
」
と必死のアピール
真剣な表情で私たちの話に耳を傾けてくれてる先生も、
こりゃ、表情崩すしかないですよ
検査の結果、「赤い」のは「血液」でした
ただ、「濁った血」ではなく「鮮血」であるということで、
身体の深い部分(胃や腸)からの出血ではなく、
口や喉からの出血ではないか……とのことでした。
レントゲンも撮りました。
「そっかぁ、たもは初めてのレントゲンかぁ」と呟く先生。
あれ?
レントゲンって結構なレアケースかと思っていましたが、
結構、撮ってる子っているのかしら?
たもつは看護師さんに抱えられレントゲン室へ。
遠くからではありますが、
レントゲン撮影の様子を窺い知ることができました。
あ、窓からは先生たちの上半身くらいしか見ることはできません。
その扉の外では待機する先生たちが、
「あ、脚突っ張って嫌がってる
」
「たもつぅ、もうちょっとだよ~。頑張れ~
」
なんて声援を送ってくださっています。
なんか、大騒動になってる気配
無事、帰還しました
「ひっ、ひっ、おいら頑張ったよぉ~
」
……って必死の形相が、愛おしくて堪らない
レントゲン画像を見ながら、先生の説明が始まりました。
・ 体内に異物などは見られない。
・ 気管・食道(特に気になる喉部分)に異常は見られない。
・ 骨の太さ大きさ形状も良い。
・ 心臓の大きさは普通。
・ 胃の大きさも普通。
ワンコのレントゲン画像、ネットや書籍で結構目にしていたつもりなんです。
それでも、こんなに真剣にこんなに隅から隅まで凝視したのは、
この時が初めてだったように思います。
中身まで無防備に透けて見えちゃってるたもつの小さな身体が、
これまたなんとも愛おしい。
……で先生の説明続き、「えっと、ここが、肝臓ですね」
「肝臓が……ちょっと小さめかな~」
? ? ?
たもつの『肝臓』、普通よりちょっぴり小さい……らしいのです
「ち、小さい……んですか?
」
「まあ、今どうこうっていうことはないです。
あんまり肝臓に負担を掛けないように……ってくらいかな~」と先生。
そう言えば……、
去勢手術前の血液検査でも、
昨年5月健康診断時の血液検査でも、
「肝臓の数値が……」との指摘を受けていた我が家の坊ちゃん。
肝臓にあまり負担を掛けない為には、
脂肪分の多いものを控えることが必要になります。
今回の事態、特に肝臓云々の話ではなかったので、
「お薬出します。様子を見ましょう」ということになりました。
出たお薬は、胃薬とシロップ。

これ、粘膜を保護するシロップです。
注射器を使って喉の奥に注入します。
無理に入れると気管に入る恐れがあるとのことで、
口内の歯の並びに沿ってゆっくりと注入します。
それから更に、ご飯についても注意事項を頂きました。
「ご飯は、柔らかめの方がいいでしょう」
「あの。うち、ドライしかあげてないんですけど……」
「硬いのが患部に当たると可愛そうなので、柔らかい方がいいと思うんですよね~」
……ということで、
今食べてるドライフードをふやかして与えることになりました。
注意するのは、熱湯ではなくぬるま湯を使うこと。
熱湯だと大切なビタミン類が壊れてしまうからですね。
先生の説明を一言一句漏らさないようにと真剣に耳を傾ける私たち。
その足元を、勝手気ままに歩き回ってる我が家の坊主。
ふと見ると、看護師さん2人と輪になって3者会談みたいな図になってるし……。
どうやら、今回の出血はさほど心配の要らないもののようでありました。
帰宅途中、車を降りて河原を散歩するたもつの背中を追いながら、
またまた半べそ掻いちゃうヨワヨワな私。
帰宅後早速、夫とともに出血の原因を推理、そして今後の対応を検討。
喉(食道)に傷を負ったと仮定すると……、

こんな硬い魚の尖った部分や、

こんなササミを割った時にできる尖った部分が、
口内や食道を傷付ける場合もあるんじゃないか、
……という考えに至りまして。
暫くの間硬めのオヤツはお預け、
或いは与える方法を考え直すということになりました。
ご飯の方はと言いますと……、
(フードをお湯でふやかすなんてぇ~
どーせ食べてなんかくれないでしょ
)
という期待を見事に裏切り……。

うまっ

うまし~

うまっ、うますぎるぅ~
食いつき方がハンパないです
みなさまには大変ご心配を頂きましたが、
我が家の坊主、

先日頂いたリスのオモチャを、

ガシガシ仕留めちゃう遊びに夢中で……
お陰さまでとっても元気にしております
ご心配頂いたみなさま、感謝申し上げます

先日の「ちょっとした騒ぎ」について、自戒を込めつつご報告。
土曜の午後、たもつに4時間ほど留守番をお願いしたんです。
4時間、留守番を頼むにはそんなに長い時間ではありません。
帰宅すると、たもつはいつものように大はしゃぎでお出迎え。
「たもちゃん、お利口さん


嬉しさのあまり夫に飛びついてるたもつ、
部屋の中に変化はないか、ご飯はちゃんと食べてあるか、
諸々の確認をしてまわる私。
!?
「あ、吐いたんだぁ

洗面所の床に、直径5cmほどの吐き戻し跡を発見

朝ごはん食べてなかったもんねぇ、
固形物は一切なし、胃液らしきものしか出ていません。
「たもちゃん、だから空腹はダメなんだよ~。
ちゃんとご飯食べなくちゃあ

……なんて言いつつ、
可愛そうなことしたなぁ、独りで吐いて辛かっただろうなぁと反省。
!? !? !?
吐き戻したものの中に、オカシナ色を発見

あ、赤い? あれ? 血? 血じゃないのっ?
ウソでしょ? これ、血じゃないのーっ

直径5cmほどの嘔吐物(ほとんど液体)の中に、
赤い点々が5~6個。
「ねぇ、これ、『血』みたいなんだけど……

「え? 血? 血……みたいだね

見ても、たもつはちっとも不快そうな様子がないんです。
「明日、先生んとこ(病院)行こうか、たもちゃん」
……呟きながら見下ろすと、
たもつはくりっくりの瞳で
「お帰り、お帰りっ

時計に目を遣りました。
6時半、病院が閉まるまであと30分あります。
「病院、これから行こうか?」
私たちの帰宅に未だ興奮冷めやらぬ様子のたもつを抱え、
私たちは家を飛び出しました。
たもつを抱えマンションの廊下を小走りで行く私は、
このとき既に半べそ。
たもつのフカフカの毛に顔を埋めながら、
泣いてる場合じゃないじゃん!って気を取り直し……。
それでも助手席で膝の上にたもつを抱えながら、
どうしよう、どうしよう……って、彼の鼓動と体温を確認したりして。
病院に着きました。
先生大好き、看護師さん大好きのたもつは例の如く大興奮



「おいら来たよーっ


って、猛烈アピール

全然病人に見えない……(勿論、病人じゃ困るけど)
先生に、状況を説明しました。
・ 留守番している間に吐いたこと。
・ 嘔吐物の中に「血液」らしきものが混じっていたこと。
(嘔吐物を拭った紙をそのまま持ち込みました)
・ 朝からご飯を食べていないこと。
(夕方まで食事に手を付けないことはざらにあります)
・ 食欲はあってオヤツは食べたこと。
(長時間の空腹を避けるため、ご飯を嫌がればオヤツを食べさせることも)
・ お腹(ウンP)の調子は良好であること。
診察台に乗せられたたもつは……と見ると、
「先生、おいら来たよぉ~、おいら来たよぉ~

と猛烈アピール

更には遠くにいる看護師さんまで手招きし、
「おいら、ここだよ~

と必死のアピール

真剣な表情で私たちの話に耳を傾けてくれてる先生も、
こりゃ、表情崩すしかないですよ

検査の結果、「赤い」のは「血液」でした

ただ、「濁った血」ではなく「鮮血」であるということで、
身体の深い部分(胃や腸)からの出血ではなく、
口や喉からの出血ではないか……とのことでした。
レントゲンも撮りました。
「そっかぁ、たもは初めてのレントゲンかぁ」と呟く先生。
あれ?
レントゲンって結構なレアケースかと思っていましたが、
結構、撮ってる子っているのかしら?
たもつは看護師さんに抱えられレントゲン室へ。
遠くからではありますが、
レントゲン撮影の様子を窺い知ることができました。
あ、窓からは先生たちの上半身くらいしか見ることはできません。
その扉の外では待機する先生たちが、
「あ、脚突っ張って嫌がってる

「たもつぅ、もうちょっとだよ~。頑張れ~

なんて声援を送ってくださっています。
なんか、大騒動になってる気配

無事、帰還しました

「ひっ、ひっ、おいら頑張ったよぉ~

……って必死の形相が、愛おしくて堪らない

レントゲン画像を見ながら、先生の説明が始まりました。
・ 体内に異物などは見られない。
・ 気管・食道(特に気になる喉部分)に異常は見られない。
・ 骨の太さ大きさ形状も良い。
・ 心臓の大きさは普通。
・ 胃の大きさも普通。
ワンコのレントゲン画像、ネットや書籍で結構目にしていたつもりなんです。
それでも、こんなに真剣にこんなに隅から隅まで凝視したのは、
この時が初めてだったように思います。
中身まで無防備に透けて見えちゃってるたもつの小さな身体が、
これまたなんとも愛おしい。
……で先生の説明続き、「えっと、ここが、肝臓ですね」
「肝臓が……ちょっと小さめかな~」
? ? ?
たもつの『肝臓』、普通よりちょっぴり小さい……らしいのです

「ち、小さい……んですか?

「まあ、今どうこうっていうことはないです。
あんまり肝臓に負担を掛けないように……ってくらいかな~」と先生。
そう言えば……、
去勢手術前の血液検査でも、
昨年5月健康診断時の血液検査でも、
「肝臓の数値が……」との指摘を受けていた我が家の坊ちゃん。
肝臓にあまり負担を掛けない為には、
脂肪分の多いものを控えることが必要になります。
今回の事態、特に肝臓云々の話ではなかったので、
「お薬出します。様子を見ましょう」ということになりました。
出たお薬は、胃薬とシロップ。

これ、粘膜を保護するシロップです。
注射器を使って喉の奥に注入します。
無理に入れると気管に入る恐れがあるとのことで、
口内の歯の並びに沿ってゆっくりと注入します。
それから更に、ご飯についても注意事項を頂きました。
「ご飯は、柔らかめの方がいいでしょう」
「あの。うち、ドライしかあげてないんですけど……」
「硬いのが患部に当たると可愛そうなので、柔らかい方がいいと思うんですよね~」
……ということで、
今食べてるドライフードをふやかして与えることになりました。
注意するのは、熱湯ではなくぬるま湯を使うこと。
熱湯だと大切なビタミン類が壊れてしまうからですね。
先生の説明を一言一句漏らさないようにと真剣に耳を傾ける私たち。
その足元を、勝手気ままに歩き回ってる我が家の坊主。
ふと見ると、看護師さん2人と輪になって3者会談みたいな図になってるし……。
どうやら、今回の出血はさほど心配の要らないもののようでありました。
帰宅途中、車を降りて河原を散歩するたもつの背中を追いながら、
またまた半べそ掻いちゃうヨワヨワな私。
帰宅後早速、夫とともに出血の原因を推理、そして今後の対応を検討。
喉(食道)に傷を負ったと仮定すると……、

こんな硬い魚の尖った部分や、

こんなササミを割った時にできる尖った部分が、
口内や食道を傷付ける場合もあるんじゃないか、
……という考えに至りまして。
暫くの間硬めのオヤツはお預け、
或いは与える方法を考え直すということになりました。
ご飯の方はと言いますと……、
(フードをお湯でふやかすなんてぇ~

どーせ食べてなんかくれないでしょ

という期待を見事に裏切り……。

うまっ


うまし~


うまっ、うますぎるぅ~

食いつき方がハンパないです

みなさまには大変ご心配を頂きましたが、
我が家の坊主、

先日頂いたリスのオモチャを、

ガシガシ仕留めちゃう遊びに夢中で……

お陰さまでとっても元気にしております

ご心配頂いたみなさま、感謝申し上げます

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