コントロールしてるのよ

　　　暑いですねっ　



　「　梅雨の晴れ間　」はなんとなく嬉しいものだけど……。


　　　　今年の梅雨、降水量のあまり多くない都内たもつエリア、


今からこんなに暑いと真夏を迎えるのが……恐怖です　





　　



　　　　「そうだね。暑いね、たもちゃん　」



　

　



　　お日さまに完全背を向けちゃってるし……。





　　　　



　　　　　　　家に帰ってからもグッタリ　





　　ご飯にもまったく手を付けようとしません。


　　　　　（いつものことだけど……　）


　まっ、ホントにお腹が空いたら食べるでしょ。


　　　（遅い日は１９時過ぎに朝ご飯食べてる時もあるし……　）




　　　　　　　　ゴックン




　　　生唾ゴックンしています。


　　　　（なんだぁ、お腹空いてるんじゃん　）　


　「たもちゃん、オヤツ食べてごらん」


　　　おやおや、クンクンしてプイッしてしまいました。


　　　　（食い意地のはった坊主がオヤツを拒絶とは　）




　　午後３時。



　　　　
　　　　　　　　　あんっ　！！！





　　　　坊主の声がします。


　探してみると、玄関でお座りしてこちらをガン見　　


　　　　（え？　散歩？　ウソやろ　）


坊主が声に出して要求するのは、本気　の時だけ。


　　　「はいはい。行きますよ、散歩」




　　炎天下、河原に出ました　


　たもつさん、オシ○コやらウ○チやらをするでもなく、


　　ただ只管河原の草を食み始めました。




　　　　


　　　　　　　　　　※　春くらいの写真ですけど



　　一心不乱に草を食み、それからお腹をギューンと伸ばし……。


　　　（ありゃりゃ、お腹の調子が変だったのね　）




　　　




　　その後、自分なりに納得したのかオヤツを要求。


　サツマイモ＆ササミ　と　キス　と、


　　　さっきは拒んだササミのオヤツもガツガツ。


　　食欲出てきたのね、オッケーオッケー　


　散歩を早めに切り上げ帰宅。相変わらずご飯には手を付けず。


　　　　（やっぱ、夏バテですかねぇ　）




　　パソコンでサクサクッと検索してみました　



犬は、最も苦手な暑い時期には、活動量を極力少なくして体力を温存しようとします。

その為、食べる量も少なくなるのが自然です。

春から夏、食事量を減らし皮下脂肪を少なくして暑さに耐えられる体にしようとする本能があります。

秋から冬、食事量を増やし皮下脂肪を増やして寒さに耐えられるような体にするのも犬の本能です。



　　彼らは、自らコントロールしている訳ですねっ　　





　　　我が家の坊主も……



　



　　　ポケーッとしてそうに見えて、



　　　　　その実、セルフコントロールしているのかしらん？




　　季節に合わせて食事量をコントロールしているなんて　


　夏真っ盛りだろうが高熱にうなされていようが食欲の一切落ちない私からすれば、


　　　　　ワンコの本能　　ミラクル　　


　　　　　　　　　としか言いようがありません　




　　
　　それから、も１つ。


　犬の被毛は暑さから身を守る為にも役立っているので、


　　バリカンでギューンってカットしちゃうより、　


　毛を梳いてあげる方が効果的です。




　　　
　


　　　　　　　　　　アゴの下、お願いします　



　　最近、父ちゃんがせっせとお手入れしてくれているので、



　　



　　　　　二人の間は以前にも増してラブラブに　


　





　「たもちゃん、


　　　　ちゃんとセルフコントロールしてたなんて、ビックリよ　」




　　　　


　　　
　　　　　　　　　ん？　おいら、誉められてる？