音吉と母ちゃん
以前にもご紹介した音吉さん、

シフト制でお仕事している姉ちゃんに代わり、
母ちゃんが彼を朝のお散歩に連れ出しています
姉ちゃんとの散歩のときは、
ボール遊びをしたり土手の上り下りをしたり、
勝手気儘な散歩を楽しんでいる音吉さんですが……。
母ちゃんとの散歩のときは、
彼女の歩調に合わせ、
後れてくる彼女の様子に気を配りながら、
のどか~に河原を行くのです
誰が教えた訳でもないそうですが、
そんなところに彼の優しさ、
動物本来の仲間を思い遣る気持ちを思わずにはいられません
音吉さんの母ちゃんはいつも ピンク とか レッド とか、
インパクトのある衣装をお召しになっているので

視力がイマイチ……、そのくせ勘違い全開の私でも、
河原で容易く彼女と音吉さんを見付けることができます
まあそうでなくても、
川向こうから聞こえてくる「 おはよーっ
」っていう元気な声に、
気付かずに行き過ぎる人はまずいないとは思うんですけど

音吉さん、それはそれは大きなお口で
なんか食べられちゃいそうだ……
母ちゃん母ちゃん、おいらだって、ほらっ

たもつさんのそれは、アクビじゃあないですか
幼い頃からの付き合いで、
彼が決して牙を剥くことがないのを知ってるたもつさん、
最近は生意気に、
音吉さんにイチャモンつけるような態度を取ることも
それでも
「ほらぁ、一緒に撮ってあげるよ~」
なんてことになると……、

ちょっ、ちょっとコワイ
若干引き気味になっているたもつさんなのでした
懼れるなたもつくん、
マグロだのカワハギだの食しているグルメな音吉が、
柴の肉になど興味を持つ筈もなかろう

いつの日か音吉より大きくなるよ

シフト制でお仕事している姉ちゃんに代わり、
母ちゃんが彼を朝のお散歩に連れ出しています

姉ちゃんとの散歩のときは、
ボール遊びをしたり土手の上り下りをしたり、
勝手気儘な散歩を楽しんでいる音吉さんですが……。
母ちゃんとの散歩のときは、
彼女の歩調に合わせ、
後れてくる彼女の様子に気を配りながら、
のどか~に河原を行くのです

誰が教えた訳でもないそうですが、
そんなところに彼の優しさ、
動物本来の仲間を思い遣る気持ちを思わずにはいられません

音吉さんの母ちゃんはいつも ピンク とか レッド とか、
インパクトのある衣装をお召しになっているので


視力がイマイチ……、そのくせ勘違い全開の私でも、
河原で容易く彼女と音吉さんを見付けることができます

まあそうでなくても、
川向こうから聞こえてくる「 おはよーっ

気付かずに行き過ぎる人はまずいないとは思うんですけど


音吉さん、それはそれは大きなお口で

なんか食べられちゃいそうだ……

母ちゃん母ちゃん、おいらだって、ほらっ


たもつさんのそれは、アクビじゃあないですか

幼い頃からの付き合いで、
彼が決して牙を剥くことがないのを知ってるたもつさん、
最近は生意気に、
音吉さんにイチャモンつけるような態度を取ることも

それでも
「ほらぁ、一緒に撮ってあげるよ~」
なんてことになると……、

ちょっ、ちょっとコワイ

若干引き気味になっているたもつさんなのでした

懼れるなたもつくん、
マグロだのカワハギだの食しているグルメな音吉が、
柴の肉になど興味を持つ筈もなかろう


いつの日か音吉より大きくなるよ
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