お正月、なに食べてる?


正月早々こってりとした画ですみません

ハードロックカフェ で食事してきました

正月なのにおせち料理じゃないのぉ~

……って、思いますよね

お雑煮やおせち料理、お正月っぽい食事を夫の実家で戴く我が家では、
おせち料理を準備していないのです

私、本当はおせち作り大好きなんですけどね

ちょっぴりシワの寄った黒豆や、
巻きがあまくて太巻きのようになってしまった伊達巻や、
甘さを控え過ぎて父が不平を零す栗きんとん。
それから、ベトベト絡み過ぎた田作りに、
作り過ぎでいつも余ってしまう白いんげんの煮物。
年の瀬、大掃除の合間を縫い、
母、姉、私の三人が、
交替で火加減を見ながら準備するおせち料理。
家中の窓を開け放ちホコリを追い出そうとする部屋には北風が吹き込み、
湯気の立ち上る温かい台所には自然と家族が集まりました。
台所を避難場所に決めていた私は必要以上に鍋の中を引っ掻き回し、
父は頼まれもしない味見をしては料理に口出しし母から小言を貰う始末です。
それでも、慌ただしく過ごすそんな年の瀬が大好きで、
私はまたおせち作りに追われながら新しい年を迎えてみたくなるのです。
それで今年も……、
少々手抜きながらたもつさん専用のおせち料理を、
準備してみましたよ


一番左が、鮭入り鶏団子。
真ん中が、鮭とチーズの海苔巻。
一番左が、きんとん代わりのスイートポテトもどき。
他は、田作りの代わりのきびなご


それから、これも市販のオヤツの豚ジャーキー

まあ、3種類じゃ寂しいってコトで、写真撮影用に5種盛りに

ああ、それから……、

かぼちゃプリン
これは、ワンコ友達からのプレゼント

いつもありがとうね、音吉さん

オーブンを開けたり閉めたりする音に、

思わず耳を欹ててみせるたもつさん

終いには待ち切れないご様子で……


料理の行方を必死に目で追っていましたよ

「たもちゃ~ん、お腹壊さないように少しずつ食べようね

おせち作りの思い出を、
姉もとても大切にしているようで、
母のいないこの年の瀬も、
いつもより少し減らした品数で、
準備を整えてみたそうです。
子供の頃からの習慣は、
そう容易く変えられるものではないのだと、
嬉しい反面なぜか哀しく……。
それでも私もまた、
たもつの為におせち料理を作り続けることになるのだろうと、
独り笑いをするより外ありませんでした。
次の年の瀬は、
甘いもの好きの家族の為に、
栗きんとんでも作ろうかしら。

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