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色紙じゅうたん

 たもつさんのいつもの散歩道……、




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 綺麗な葉っぱに彩られ、まるで色紙の海を歩いているよう 





 あぁー、そんなにドンドン行っちゃわないで 



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 この風情を楽しむ余裕はないんですかねぇ 







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           ん ?




 

 この色紙……、



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 土手のソメイヨシノが降らせているものなんです 



 あと4ヵ月もすると、この土手も見事なサクラ色に染まります 

                     ↑ ちょっと早いか 





 ねえねえ~ 



   



 ねえねえ~  



「な、なんですか?」



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 なんでもいいから、そろそろオヤツを出してくださいよぉ  



「たもつさんは……やっぱり色気より食い気なんですね 







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 たもつさんの影が……、



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 伊勢丹の紙袋みたいになってます 








        今日の反省    



 買い物途中、近所の顔見知りの方に声を掛けられました。



 たもつの散歩中、偶々知り合いになった方でした。



 その頃たもつは1歳、彼女の小型犬は既に10歳を超え視力も若干不自由になっていました。



「うちの子はもう食べないから」



 たもつの姿を見付ける度、



 彼女はそう言って、自分の子に買ったオヤツをたもつに分けてくださいました。



 そんな彼女を見付けるとたもつはいつも大喜びで駆け寄り、



「小さいワンちゃんにしか慣れてないの」



 と戸惑う彼女に飛び付いては、私をハラハラさせたものです。





 その彼女の愛犬が、



 この夏天国へ旅立ってしまったと聞き、



 私は返す言葉が見つかりませんでした。



「本当に、ご飯も食べてたし……元気だったのよ」



 聞くと、その日は珍しく、夜中に愛犬が鳴く声が聞こえてきたのだそうです。



 彼女は頭を撫でてやり愛犬を落ち着かせてあげようとしたのだそうですが……。



「明かりをね、点けてあげればよかったって。それだけが後悔……」



 彼女は無念そうにそう繰り返しました。



「『アーン』って、夜中に鳴いたのよね……『アーン』って」



 それは、ワンちゃんのお別れの挨拶だったのでしょうか?





 そして、私が酷く後悔したのは、ワンちゃんの歳を訊いてしまったことなんです。



「14歳だったのよ。でもねぇ、歳はねぇ……」



 そうなんです、歳なんて関係ないんです。



 13歳だったら惜しいけど、14歳なら…………。



 そんなこと思う家族は、どこにもいないんです。



 その子が3歳でも20歳でも、大切な家族を喪うことに変わりはないんですよね。



「でもねぇ、全然夢に出てこないのよ。前に飼ってた子は、夢に出てきたんだけどねぇ」



 そう言って、彼女は寂しげな笑みを浮かべてみせました。



 どうか、彼女の気持ちが少しでも癒されますように。



 ○○ッピーちゃん、どうかお母さんの夢に出てきてあげてね。





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プロフィール

たもこ

Author:たもこ
生後2ヵ月で我が家にやってきた柴犬たもつ。
日々進化を続けるたもつと彼に翻弄される犬素人夫婦の日常を綴ります。
旧名たもつ先生です。
たもつ ♂ 
2007年10月19日生まれ

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