高橋たもつ、本当はヤギです
たもつさんを連れて散歩中の私を悩ませるものは……、
チラ見で威嚇してくる大型犬でも爆音轟かせて行き過ぎる大型二輪車でもなく、
これ ⇓

ティッシュペーパーなんです
彼は、一体いつからその味を覚えたというのでしょう
散歩中、道端にティッシュを見つけては猛ダッシュ
「あ、これっ
」
慌ててリードを引く私、
取られまいと丸まったティッシュを口の中へ押し込もうとするたもつ
そう、こんなふうに……、

リードを引かれ首吊り状態にも関わらず、
たもつさん、拾ったティッシュをクシャクシャモグモグ
首吊り状態の柴犬を横目に、
通りすがりの人々は困惑気味に苦笑いを浮かべておいでです
これじゃあ、虐待 にしか見えないでしょ
「たもちゃん、食べちゃダメでしょ
」
そうです、これは決して 虐待 なんかじゃないんです
異物を呑み込もうとする愛犬を必死に護っているのです
「たも~、リスみたいですぅ
」

あぎゃっ
間の悪いことに、音吉の飼い主さんに目撃されてしまいました
「なんでもない
なんでもないからっ
」
背を向けて事の隠蔽を図ろうとする私、
たもつの有様を見て失笑する音吉と飼い主さん
トホホ 
なんで食べちゃいけないのか分かんないんですけどぉ~

このティッシュ騒動、
実は散歩中のみならず自宅に帰ってからも繰り広げられる訳でして……。
シュッ
「あ
」
夫の手に握られたティッシュペーパーを、
期待に胸膨らませ見詰めるたもつさんのお姿が。
いかんいかん、そんなものお主には渡せぬわ
……ですが問題は、ここから見せる夫の浅薄な行動なのです
「今日さ、会社でさ……」
一日の出来事を話しながら無意識に鼻を噛む夫。
そして、忍び寄る影に気づく気配もなく、無意識にティッシュを丸める夫。
「ちょ、狙ってるからーっ
」
丸めたティッシュを無意識にゴミ箱に放り
(ご丁寧に投球フォーム付きで)、
挙げ句、見事に外してしまう夫……。
やっほーい
あぁ、歓喜に満ちたたもつの叫びが聞こえてきそうでありますよ
「ほらぁ、ダメじゃないですかぁ
」
「へっ
」
余裕綽々なたもつさん

取ったぜっ
「こらぁ、ダメじゃないか~
」
なんて言っている夫にも、全く反省の色なし
結局こんなふうに食い散らかして、

何事もなかったかのように眠りについちゃうたもつさん
紙を食べる動物は、

ヤギだけなのだと信じていたこの飼い主は、
無知な人間としか言いようがないのでしょうか……。
チラ見で威嚇してくる大型犬でも爆音轟かせて行き過ぎる大型二輪車でもなく、
これ ⇓

ティッシュペーパーなんです

彼は、一体いつからその味を覚えたというのでしょう

散歩中、道端にティッシュを見つけては猛ダッシュ

「あ、これっ

慌ててリードを引く私、
取られまいと丸まったティッシュを口の中へ押し込もうとするたもつ

そう、こんなふうに……、

リードを引かれ首吊り状態にも関わらず、
たもつさん、拾ったティッシュをクシャクシャモグモグ

首吊り状態の柴犬を横目に、
通りすがりの人々は困惑気味に苦笑いを浮かべておいでです

これじゃあ、虐待 にしか見えないでしょ

「たもちゃん、食べちゃダメでしょ

そうです、これは決して 虐待 なんかじゃないんです

異物を呑み込もうとする愛犬を必死に護っているのです

「たも~、リスみたいですぅ


あぎゃっ

間の悪いことに、音吉の飼い主さんに目撃されてしまいました

「なんでもない


背を向けて事の隠蔽を図ろうとする私、
たもつの有様を見て失笑する音吉と飼い主さん


なんで食べちゃいけないのか分かんないんですけどぉ~

このティッシュ騒動、
実は散歩中のみならず自宅に帰ってからも繰り広げられる訳でして……。
シュッ

「あ

夫の手に握られたティッシュペーパーを、
期待に胸膨らませ見詰めるたもつさんのお姿が。
いかんいかん、そんなものお主には渡せぬわ

……ですが問題は、ここから見せる夫の浅薄な行動なのです

「今日さ、会社でさ……」
一日の出来事を話しながら無意識に鼻を噛む夫。
そして、忍び寄る影に気づく気配もなく、無意識にティッシュを丸める夫。
「ちょ、狙ってるからーっ

丸めたティッシュを無意識にゴミ箱に放り
(ご丁寧に投球フォーム付きで)、
挙げ句、見事に外してしまう夫……。
やっほーい

あぁ、歓喜に満ちたたもつの叫びが聞こえてきそうでありますよ

「ほらぁ、ダメじゃないですかぁ

「へっ

余裕綽々なたもつさん


取ったぜっ

「こらぁ、ダメじゃないか~

なんて言っている夫にも、全く反省の色なし

結局こんなふうに食い散らかして、

何事もなかったかのように眠りについちゃうたもつさん

紙を食べる動物は、

ヤギだけなのだと信じていたこの飼い主は、
無知な人間としか言いようがないのでしょうか……。
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