愛他行動
【愛他行動】先日のテレビ放送で、私は初めてこの言葉を知りました。
巨大津波 その時人はどう動いたか
愛他的行動(利他的行動) / 援助行動
他者が困難に陥っている場合に自らの多少の犠牲を覚悟した上でその他者を助ける行動
あの3月11日、巨大津波が町を襲った際、自らも危険に晒されることを知りながら他人を助ける為に奔走し、本人もまた津波の犠牲になった方がいるという事実をその番組では取り上げていました。
そして、その愛他(的)行動を取ったのが一人二人の話ではなかったこと、災害時の心理状態では通常時より愛他行動が高まる傾向にあることも、番組では紹介していました。
それで……、
自らに置き換えて考えてしまったんですよね、
逃れ難い危険に晒されたら、私は咄嗟にどんな行動に出るだろうということを。
そして、
一緒にテレビを観ていた夫もまた、自らが取るだろう行動に思いを巡らせていたようで……。
「もし、私が津波にのまれそうになっても、放って逃げてくださいね」
「そんな。俺はちゃんと助けに戻るよ」
「でも、助かりそうな人は助かる努力をしなくちゃ。最終的に誰かしら生き残らないといけないんじゃないですか? だって、生き残った親や兄弟の面倒は誰が看るんですか?」
「…………」
偉そうに語っていながら、私は恐らくこの時点であまり深く考えずに言葉を発していたと思います。
重い気持ちで番組を見終えた後、私は台所に立ち洗い物を始めていたんですよね。
すると、そこに不意に現れた夫、
「やっぱり……、俺はたもつとあなたを助けに戻ると思う」
……なんて、ジーンとくるようなことを仰るものだから、
「え~。でも、私は助けに戻らないかもしれないよ~」
なんて、つい意地の悪い台詞を吐いてみてしまいます。
ウソウソ、
本当は私も、何を置いても真っ先に二人を助けに戻るつもりです

※ プライバシーに配慮し、マスクを被ってもらいました。
番組では、災害時における人の心理状態を分析しています。
助けに戻ることの意味は各々が考えるべき問題だと思うので、その是非について述べることは差し控えます。
実に考えさせられる番組だったので、再放送をご覧になりたい方はこちらです。
再放送 10月13日
巨大津波 その時人はどう動いたか
愛他的行動(利他的行動) / 援助行動
他者が困難に陥っている場合に自らの多少の犠牲を覚悟した上でその他者を助ける行動
あの3月11日、巨大津波が町を襲った際、自らも危険に晒されることを知りながら他人を助ける為に奔走し、本人もまた津波の犠牲になった方がいるという事実をその番組では取り上げていました。
そして、その愛他(的)行動を取ったのが一人二人の話ではなかったこと、災害時の心理状態では通常時より愛他行動が高まる傾向にあることも、番組では紹介していました。
それで……、
自らに置き換えて考えてしまったんですよね、
逃れ難い危険に晒されたら、私は咄嗟にどんな行動に出るだろうということを。
そして、
一緒にテレビを観ていた夫もまた、自らが取るだろう行動に思いを巡らせていたようで……。
「もし、私が津波にのまれそうになっても、放って逃げてくださいね」
「そんな。俺はちゃんと助けに戻るよ」
「でも、助かりそうな人は助かる努力をしなくちゃ。最終的に誰かしら生き残らないといけないんじゃないですか? だって、生き残った親や兄弟の面倒は誰が看るんですか?」
「…………」
偉そうに語っていながら、私は恐らくこの時点であまり深く考えずに言葉を発していたと思います。
重い気持ちで番組を見終えた後、私は台所に立ち洗い物を始めていたんですよね。
すると、そこに不意に現れた夫、
「やっぱり……、俺はたもつとあなたを助けに戻ると思う」
……なんて、ジーンとくるようなことを仰るものだから、
「え~。でも、私は助けに戻らないかもしれないよ~」
なんて、つい意地の悪い台詞を吐いてみてしまいます。
ウソウソ、
本当は私も、何を置いても真っ先に二人を助けに戻るつもりです


※ プライバシーに配慮し、マスクを被ってもらいました。
番組では、災害時における人の心理状態を分析しています。
助けに戻ることの意味は各々が考えるべき問題だと思うので、その是非について述べることは差し控えます。
実に考えさせられる番組だったので、再放送をご覧になりたい方はこちらです。
再放送 10月13日
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