大惨事です

　昨日のことですが、


　夫の身に、ある災難が降りかかりました、キャ　




　週末、夫は時間と体力の許す限り、たもつさんの散歩に付き合ってくれています　


　その方がたもつさんも喜ぶし、







　夫の気分転換にもなるからです　




　それでもこのところ陽が落ちるのが早くなり、


　散歩に出ようとする頃には、







　既にこんなに暗くなり始め、


　河原も足元に注意して歩かなければならなくなってしまいます。


　なぜならば……、


　本当に嘆かわしいことなのですが、


　ワンコの落し物を拾わないで行ってしまう人が、時折いらっしゃるからなのです　


「『犬好きが犬嫌いを作る』って言うものね」


　これは、ワンコを育てる先輩女性が漏らしたひと言です。


　実に的を射た言葉ですよね。




　……で、昨日夫に降りかかった災難とは　



　いつものように調子良く散歩を続けるたもつさん。







「おっ、ぼちぼちウ○チの気配ですね」


　はいはい、腰を屈めて……って、


「ありゃりゃ。こっ、これは　」


「いっ、いかんっ　　　まっ、待たれよ　」




　たもつさんのお尻はこういう状態　







　↑　あくまでもイメージ画像に過ぎませんが、

　お尻の穴から顔を覗かせているのは、必要以上に長～いウ○チ


「きゃ～　」


　と叫びたくなったのは私たちだけではなかったようで、


　お尻に違和感を覚えたたもつさん、


　高速スピードでクルクルと回り始め　


　　　　　　


　ピタッと止まった時には、


　お尻から飛び出していたウ○チは、草むらの何処ぞに吹っ飛んでおりました　


「大変　　　探さなくちゃ　」






　……と、その時です、夫の悲痛な叫び声が河原に轟いたのは。


「　うわぁ　　　　」


「なっ、何　」


「こっ、これっ　」








　↑　あくまでもイメージ画像です　


　夫のスニーカーにへばり付く、たもつさんのウ○チ　



　
　その後遭遇した、音吉とはる（柴犬）の飼い主さんにさんざん笑われ、


　自分の置かれている位置に気付いたたもつさん、







　嫌～な表情でチラ見した後は、







　ずっ～とソッポを向いたまま　




　うちに帰ってからも、







　みんなでおいらをバカにしやがってぇ　


「大丈夫、大丈夫。あんなの失敗のうちに入りませんよ」


　たもつさんの名誉回復の為に、綺麗なお顔の写真も載せておきましょう　







　おいら、いつもはあんなんじゃないんだよ……。（切実な訴え　）